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第四十四話 立地は大事 (後編)

また更新しました。いつも読んでくれている人も、そうでない人も最後まで楽しんでくれたら嬉しいです。


 そして白夜達が何処に自分達の考えたダンジョンを設置するか考え始めて二十分後全員候補を決めたようで元の位置に戻って白夜が話し出すのを待ち始めていた。

 そして白夜は夜空達よりも少し遅く候補を決めてから話始めた。


「ふぅ~思ったより時間が掛かったな~、それじゃぁとりあえず全員の希望を聞いてからどうするか決めよう、と言う事で誰から発表する?」


 白夜がそう言うと夜空達は少し小声で話し合ってから水姫が代表して話し始めた。


「え~とそれじゃぁ私から言う感じでいいですか?先輩」


 水姫にそう言われ白夜はすぐに答えた。


「うん?いいんじゃない?決まったんならそれでいいよそれじゃぁ早速どうぞ!」


 そう白夜に言われて水姫は苦笑いしながらも言われたとうりに発表する事にしたのだった。


「それじゃぁ私から、私はとりあえず山の中とか森の中なら何処でもいいんですけど~、それだと困りそうですからとりあえず鯨型の大陸の腹の方にある山のどれかの中でお願いします」


 水姫はそう言うと黙って白夜達の反応を待った。

 そして白夜は話し終わったのを確認してから話し出した。


「さてじゃぁ水姫の発表も終わった事だしこの調子で次の奴もさっさと言ってみよう!」


 そう白夜が言うと夜空達三人は白夜の方を少し困った人を見るような目で見ながら話し出した。


「ねぇ~先輩さては、少し飽きてきましたね?」


「ん、私もそう思う、少し急いでるし」


「そうねー私もそう思うわねーいつもに比べて少し投げやり気味な気がするしねー」


 夜空達三人にそう言われて白夜は図星だったようで少し驚いたような顔をしながら答えた。


「!少しビックリしたな、まさか気付かれるとはまぁ別に気づかれて困る事じゃないから良いんだけどねぇ~、で何の話だったけ?飽きたかの話だっけまぁどうかって言われれば飽きた、だからさっさと終わらせたいからこんな話してないでさっさと終わらせちゃおうな?」


 白夜がそう言うと夜空達三人は溜息を吐きながら答えた。


「はぁ~先輩、飽きたのは私も一緒ですから何も言いませんけど投げやりにやるのはやめましょうね周りが迷惑です」


「ん、私達も確かに飽きた、だけどそれを表に出しちゃダメ」


「私も教師をしてるから早く終わらせたいとか思うのも態度に出そうになるのも分かるけど、それはダメよ特に周りに気を遣われる立場の人間は特に気を付けないとダメよ?分かった?」


 夜空達三人にそう言われ白夜は少しうつむきながら話し出した。


「そうだよなぁ今回はさすがに俺もまずいとは思ったんだけどねぇつい気持ちがあふれると言うかそう言う感じ?たぶんそうだな、そのせいでつい思ったまんまの行動をしちゃうんだよなぁ、まぁこれからはできるだけ気を付けるから今回はこれくらいで勘弁してください俺の精神が持ちません」


 白夜がそう言いながら頭を下げると、夜空達はさすがにそこまで気にしてるとは思わなかったようで少し慌てながら白夜に話しかけた。


「ちょ、先輩!そこまでしなくていいですから!なんかこっちがいじめてるみたいになるじゃないですか!もうそこまで気にしてませんから顔を上げてくださいよ~」


「ん、兄さんごめんね?そこまで気にすると思わなかった、こっちも言い過ぎただから顔、上げて?」


「そうねぇーちょっと言い過ぎたなぁーって私も思うからこれから気を付けてくれるんだったら良いから顔を上げて?ちょっと居心地が悪いからね?お願い」


 そう夜空達が少し必死に頼んでいた理由はラファエル達にあった、白夜が頭を下げた瞬間ラファエル達は夜空達三人に無言のプレッシャーをかけていたのだった。

 ラファエル達も白夜が少し良くない話の進め方をしていたのは理解できていたがさすがに頭を下げなくてはならない程とは思えなかったのでついその原因となっていた夜空達に早くどうにかしろと言う意思を込めた目線を送っていたのだった。

 そして白夜は夜空達三人にそう言われてすぐに顔を上げて話し出した。


「ありがとう今度からはできるだけ気を付ける、でも早く進めないといけないのは事実でもあるんで発表はなるだけ早めに終わらせてくれ」


 白夜がそう言うとなぜ急がないといけないのか疑問に思ったようで水姫が質問した。


「少し聞きたいんですけど先輩、何で急がないといけないんですか?」


 水姫がそう聞くと白夜はすぐに答えた。


「あぁその事か、それはなぁまだまだ話し合わなくちゃいけない事がいくつかあるからそれを今日中に終わらせたいから早めに決められそうなのは早く終わらせたいからだな、以上まだ何か聞きたいことあるか?」


 白夜の答えを聞いて水姫は納得したように頷きながら答えた。


「なるほどそう言う理由だったんですねぇそれなら納得です、あ!話止めさせちゃってすみませんどうぞ続けてください」


 水姫がそう言うと白夜は一応他に質問のある奴がいないかを確認するために周りの夜空達やラファエル達を視線で確認したが特に誰もいないのを確認してから話し出した。


「さて関係ない話を大分してしまったが続けようかと言う事で次は誰が発表するんだ?」


 そう白夜が聞くと夜空がゆっくりと一歩前に出てから話し出した。


「次は、私だよ兄さん」


 白夜はそう言う夜空を見てすぐに話始めた。


「そうかじゃぁ早めに話してくれ、本当ならそこに決めた理由とか聞きたいところだけどそれはまた今度にとっといてくれ悪いな」


 白夜がそう申し訳なさそうに言うと、夜空は特に気にした様子も無く話し出した。


「大丈夫そこまで気にしてない、それにたいした理由でもないから気にしない、それじゃぁ私の希望は水姫とは逆で海の近くが良い場所は鯨の頭辺りでお願い」


 そう夜空が言うと白夜はすぐに答えた。


「分かった被った奴が居なければそのまま決定でいい、それじゃぁもうめんどくさいから自分は何処に置きたいのかを簡潔に言ってくれ全員言い終わってから俺は話すから気にしないでどんどん発表して行ってくれ」


 白夜はそう言うと黙ってしまった。なので夜空達はとりあえず話を進めることにしたのだった。


「それじゃぁ次は私ねー私は何処か谷が良いから鯨の尾びれの分け目でが良いわねーと言う事でそこでお願いね、じゃぁ次の子どうぞ」


 智理がそう言うと次はラファエル達だったようでラファエルが少し前に出て話し出した。


「それでは次は私から、私の希望はと言うよりも私達の希望なのですが大陸の中心で円形になるように配置してもらえないでしょうか?私達も考えたのですが初めてのダンジョンですのでそこまで難しくないと思うので周りにいくつか置くことで入る人間の数を分散できればと思いまして、ダメならまた考えますので問題ないのならよろしくお願い致します」


 ラファエルはそう言い終わるとすすぐに元の位置に戻った。

 そして白夜は少し考えた後に答えた。


「あるほどわかっただが完全には希望道理にはできないとは思うそうだなダンジョンごとの間を最低でも100キロメートルは開けたいからな後俺達を呼んだ国が近いからそこを避けて設置するから少しずれると思うがその事だけは覚えといてくれ」


 白夜がそう言うとラファエルは顔を上げすぐに答えた。


「かしこまりました。その距離でしたら私達の狙いもそうは狂わないと思いますので大丈夫です。それに主様方を召喚した国に設置しないのは最初から決まっていた事でしたので得意問題はございません」


 ラファエルの答えを聞いて白夜はすぐに話し出した。


「そうか、それならいいそれじゃぁ俺のダンジョンの設置場所の発表だな、まぁためる事でもないしさっさと言っちゃうか大陸のど真ん中にある草原の中央に設置するから以上何か質問はあるか?」


 白夜がそう一応確認のためにそう聞くと夜空達は特に質問は無いようで無言だった。

 そしてそれを確認した白夜は一応もう一度確認のために周りを見回してから話し出した。


「さてもう質問も無いみたいだし話を進めますか、誰も被ることも無かったから今の希望の通りに設置するから、さて次の話なんだけど少し休憩をはさんでからにしようかそうだな今から三十分後にここにまた集合してそれから話し合いにしよう、それじゃぁいったん解散」


 白夜はそう言うとすぐに玉座から立ち上がり自分達の生活スペースに行ってしまった。

 それを見ていた夜空達三人とラファエル達八人は少し迷ったようだがすぐに白夜の言った通りに各々好きに休むことにしたようだった。

 そして白夜の言った通り話し合いが再開したのは三十分後だった。


誤字、脱字など気になる点が有りましたら教えてください。気に入ってくれた人が居たらブクマや評価よろしくお願いします。

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