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第四十三話 立地は大事 (中編)

また更新しました。いつも読んでくれている人も、そうでない人も最後まで楽しんでくれたら嬉しいです。


 そして白夜が超未来的パソコンもどきをいじり始めてから三十分ついに待てなくなったのか水姫が話しかけた。


「先輩~動かせるようになりましたか~正直やることが無くて暇です、見てくださいよラファエルさん達なんてさっきから一言も喋らずに頭を下げたままでいるんですよあの姿勢で正直言って微動だにしないので怖いんですよ!と言う事でさっさと動かすか違う方法探してください」


 そう水姫が言うと白夜は少し顔を上げて周りを確認して、また視線を手元に戻してから話し出した。


「うん?お~ホントだあいつらさっきから静かだと思っていたがまさか動いてなかったとは、まぁ本人たちが好きでしてるんだろうからほっとけばいい、後こっちはもう少しでどうにかできそうなんだけどなぁもう少し待ってくれたぶんこれをこうすればいいと思うんだけど、どうかなっと!」カチッウィッッン~~~


 白夜がそう言いながらパソコンもどきの角の方を押すと何かスイッチが入ったような音がして白夜達の前に立体映像が表示された。

 それを確認すると白夜は満足そうに頷きながら夜空達の方に自慢げに話しかけた。


「と言う事でどうだ凄いだろちゃんと操作できるようになったぞ?」


 白夜がそう言うと夜空達は少しイラついたように話し出した。


「先輩うざいです、操作できるようになったのはすごいですけど、その顔はうざいです」


「ん、兄さん調子乗りすぎはだめ」


「フフフまぁすごいのは事実なんだしそこまでにしてあげましょう?ね?二人とも」


 智理がそう言うと夜空と水姫の二人はまだ少し言い足りないようだがしぶしぶ引き下がった。

 そして白夜はと言うと少し自慢げに言ったけどそこまでうざかったかなぁと考えて少し悩んでいるのだった。

 その様子を見ていたラファエル達は状況をよく理解できていなかったが、自分達の主が何かすごい事をしたのは分かったのか少し顔を誇らしげにほころばせていた。

 そして少し落ち着いたのを確認してから白夜は話し出した。


「ふぅ~さて落ち着いたことだし話を進めますか、とりあえず地図を表示するか」


 白夜はそう言うとパソコンもどきを操作し白夜達の目の前に浮かび上がっていた立体映像が何も映っていない状態から何処かの地図のような画面絵と変わった。

 それを確認してから白夜は話し出した。


「よし、無事操作できてるなえ~っと今見えてるのがこの世界の地図だ一応確認するけど地図の見方が分からないとかそう言う事ないよな?」


 白夜はそう少し心配そうに聞いた。

 その様子を見ていた夜空達はすぐに答えた。


「ん、それくらいできる」


「そうですよ~先輩それぐらい私でもできますよ~」


「フフフそうねーまぁ私の場合は教師だからできないとだからできるわよー」


 そして夜空達が話し終わるまで待ってから眷族達を代表してラファエルが答えた。


「私達も特に問題なく理解できています」


 ラファエルはそう言うとまた黙ってしまった。

 そして白夜は全員の答えを聞いて大丈夫そうだなと、頷いた後話し出した。


「さてじゃぁざっと説明するか、じゃぁまず地図を見てくれれ場分かると思うけどこの世界は大陸が二つある俺達が召喚されたのは俺達から見て右側の角の生えた鯨みたいな形の大陸だなそして尾びれから付け根位の辺りまで今魔族に支配されてるわけだ、そして反対側の右側より半分ほど小さい三日月形の大陸が魔族達が元々住んでた国だなで、今回ダンジョンを設置するのは右側の大陸の方の訳だが何処に建てるのか考えてくれ密集しすぎないようにだけは気をつけてくれここまでで何か質問、または意見あるか?あるなら聞くぞ」


 白夜がそう質問すると夜空達は少し考えてから答えた。


「そうですね~じゃぁその大陸の国の国境線ごとに線を引いてもらえませんか?そうすればもう少し考えやすくなるんですけど」


「ん、私はもう少し地形が分かりやすくしてほしい」


「私は特にないわねーしいて言うなら、私達を召喚した国にはダンジョンを創らないようにしないかしら?あの人達確実にろくなこと考えてなさそうだし」


 白夜は夜空達三人の意見を聞いて少し考えてから答えようとしてねんのために先ほどから喋ろうとしないラファエル立ちへと質問した。


「そう言えばラファエル、お前たちは何か質問や意見は無いのか?」


 白夜がそう聞くと、いつの間にか眷族達のリーダー的存在になっていたラファエルが少し考えた後答えた。


「いえ、私達は特に意見とかも無いので大丈夫です、どうか気にせず話を続けてください」


 そう言いながら頭を下げるラファエルを見て白夜達はちょっと忠誠心を設定の時に強くつけすぎたかな?と悩みながらもそれを顔に出さないように気をつけながら答えた。


「そうか、ならそれでいいそれでさっきの夜空達の提案だが全部大丈夫だ、ただサトねぇの意見は完全には無理だな俺も本当は創りたくないんだけどな請け負った仕事はちゃんとこなさないといけないからな、とりあえず水姫と夜空の意見から先に終わらせるか」


 白夜はそう言うとパソコンもどきを操作して地図の表示方法を変化させていく、そして操作が終わった後表示されてる地図はさっきとは別物になっていた。

 先程までの地図は小学生の教材のような平面の絵だったが、今は山や町、村にいたるまでをリアルに再現した立体的な地図になっていた。更に、国境線ごとに線が引かれたことで見やすくなると同時にこの世界の情勢がある程度分かりやすくなたのだった。

 そして白夜は自分で操作して変更した地図を確認して満足そうに頷きながら話し出した。


「さぁてこれで選びやすくなっただろじゃぁさっさと選んじゃいますか、後地図の真ん中あたりにある旗のある国が俺達を召喚した国だからそこ以外でよろしく、じゃぁ早速俺から決めさせてもらいますかねぇ~」


 白夜はそう言うと地図に近づき地図を眺めながら悩みだした。

 それを見ていた夜空達やラファエル達もすぐに地図の方に駆け寄って行ったのだった

 そして全員が悩みだしたため何度目かの沈黙がそこに流れた。

 そして話し合いが再開したのは、みんなが悩み始めてから二十分後の事だった。

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