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第四十二話 立地は大事 (前編)

また更新しました。いつも読んでくれている人も、そうでない人も最後まで楽しんでくれたら嬉しいです。


「じゃぁ次の話し合いの議題は、さっき決めたダンジョンを何処に設置するか決めようと思います!」


 白夜はそう言うと玉座に座ったまま質問した。


「と言う事で、何処に創るのが一番いいと思う?」


 その白夜の質問を聞いて水姫が話し出した。


「先輩~、今までも何度も言いましたけど、先輩が理解してるからって私達まで知ってるわけではないんですよ~?分かってますか?」


 そう水姫言われ白夜は何を言われているのか分からないように質問した。


「?何を言いたいのかよく分からないんだけど、何か怒らせるようなこと言ったか?」


 白夜がそう聞くと水姫は少しイラついたように答えた。


「はぁ~分かりませんか先輩?私達はこの世界の地図や国の名前すら知らないのに何処に創るのか決められるわけ無いでしょうが!まったく、先輩は先輩ですね~はぁ~」


 白夜は水姫にそう言われて、少し考えてから納得したように話し出した。


「あぁ~確かにそうだよなぁ、俺は神になった時にある程度の知識を手に入れてるけどお前たちの場合それが無いんだったよなぁそりゃぁ話がかみ合わないわけだわなぁハハハ」


 そう白夜が笑いながら言うと、水姫はあきれたように話し出した。


「はぁ、忘れていたって先輩~さすがにそんな大事なことを忘れないでくださいよぉ、忘れられて迷惑するのはこっちなんですからね?まったく、今後は気をつけてくださいねぇ」


 水姫がそう言うと白夜は少し笑いながら答えた。


「了解。今度から気をつけるよ…たぶん、まぁそんな事は措いといて問題は俺だけで決めるのも限界有るし、てかめんどくさいしどうにかして地図を見せるとかできないかなぁ……」


 白夜がそう一人でブツブツと言い始めると、その前に白夜の後ろで話し合っていた夜空が白夜に話しかけた。


「兄さん、確か兄さんのダンジョンのコンソール?形がいろいろあるんだったらその中に何か良いの無いの?」


 夜空にそう言われて白夜は今の今まで思いつかなかったと言う用意驚いたように話し出した。


「あぁ!そう言えばそんなのあったなぁ完全に忘れてたわ!ハハハハハハ」


 白夜がそう言いながら笑っていると少しイラついたように水姫が話し出した。


「せ・ん・ぱ・い?せめて自分の能力ぐらい忘れないでくださいよ!まったく」


 水姫にそう言われて白夜は苦笑いしながら答えた。


「ハハハ、面目ないですいやーちょっとねぇ~もうそんなに使わないと思ってうっかり忘れちゃったんだよねぇまぁそんな事より地図を全員に見えるようにできる奴を見つけないとなぁ、はぁめんどくさいけどやるかぁ」


 白夜はそう言うとタブレット型コンソールをいじりだした。

 それから十分ちょっとした時白夜は突然手を止めて夜空達の方に話しかけた。


「お、これなんかいいかな、なぁどう思う」


 白夜にそう言われ夜空達はもう疲れたと言うように話し出した。


「はぁですから先輩、私達にはそれって言われてもまず問題としてそれと言うのがどれかすら分からないって言ってるじゃないですか!」


「ん、兄さん自分だけ分かってるからって私達もわかるわけじゃない、兄さんはその事を理解すべき」


「まぁまぁ二人とも、白夜は元々こうなんだから気にしたらっこっちの負けよ?白夜だって意識してやってるわけじゃないんだからそんなに言ったら少し可哀想よフフフ」


 夜空達にそう言われて白夜は少し落ち込んだように話し出した。


「ハハハ、いやぁわざとした訳じゃ無いんだけどすみませんでしたー!今度からはできるだけ気をつけます…たぶん、きっと、まぁそんな事よりそれっぽいのあったから今からそれを出すからダメそうなら言ってくれ」


 白夜はそう言うとコンソールを操作すると白夜の手元にタブレット型コンソール以外に黒く四角い物が乗っていた。

 それを確認した白夜は口元に笑みを浮かべながら話し出した。


「よし、さてこれ上手く動くかな?」


 白夜はそう言いながらその手の上の物体いじりだした。

 それを見ていた水姫が白夜に質問した。


「先輩、なんですかそれ?」


 そう水姫に聞かれ白夜は手の上の物体をいじりながら答えた。


「うん?これは簡単に言えば超未来的携帯パソコンみたいなものだな」


 そう白夜が答えると、それを聞いた水姫は何を言ってるのか分からないと言う感じにまた質問した。


「あの~それは結局どう言う事なんですか?と言うかそれ凄いんですか?」


 水姫がそう聞くと白夜はまた手の上の物体をいじりながら答えた。


「あぁこれな俺達の時代からさらに百五十年後位になったら作られるようになるかもしれないぐらい未来的なパソコンて言えば少しはすごさが分かるんじゃないか?」


 白夜がそう説明するとそれを聞いた水姫はそこそこ凄さが分かったようだがまだ聞きたいことが聞けていないのを思い出したのか慌てて質問した。


「て、そんな事はどうでもいいんですよ!そうではなくて、それを使うとどうして私達も地図が見れるようになるんですか?と聞きたかったんですよ!」


 水姫がそう聞くと白夜はそれが聞きたかったのか、と言うように話し出した。


「あぁその事ね、これはあれだよよく映画とかSFアニメとかである立体映像型のコンソールなんだよだからその立体映像にこの世界の地図を出せば皆も見れるかと思ったんだが…」


 白夜がそう言うとそこで半紙をやめてしまった。そして水姫は白夜がそこで話を切ったのが気になったようで白夜に質問した。


「先輩どうしたんですか~何か問題でもあったんですか?」


 水姫がそう聞くと白夜は少し気まずそうに答えた。


「いやぁ~それがさぁこれ便利なのはいいんだけどさ未来すぎて使い方が分からなんだよねぇどうしようかねぇ~、まぁ適当にいじってればそのうちやり方が分かるようになるからもう少し待ってくれ」


 白夜はそう言うとまたその超未来的パソコンもどきをいじり続けた。

 そして白夜の答えを聞いた夜空達は納得したように話していた。


「あぁ~そう言う事だったんですねぇ~まぁ未来的すぎるとそうなりますか、でもいじってればまた使えるようになるって言える先輩も相変わらずすごいですねぇ」


「ん、兄さんは変だけど天才」


「そうねー白夜はだいぶ変わってるけど頭いいからねぇー最近は人前では隠してたみたいだけどねぇー」


「あれは隠していたと言うか先輩基本的に言動はアホじゃないですかそれでも天才的直感と天才的発想と天才的器用さで乗り越えて来ただけですからねぇ~」


「まぁそんなこと言ったらもともこもないじゃない、まぁでも本当の事だからあまり庇えないんだけどねぇ」


 夜空達にそんな事を言われてる間も白夜は集中していて聞こえていないようだった。

 そして白夜が超未来的パソコンもどきを完全に操作できるようになったのはいじり始めてから三十分ほどたってからの事だった。


誤字、脱字など気になる点が有りましたら教えてください。気に入ってくれた人が居たらブクマや評価よろしくお願いします。


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