第三十話 ダンジョン(自宅)探検 (中編)
また更新しました。いつも読んでくれている人も、そうでない人も最後まで楽しんでくれたら嬉しいです。
城の前に着いた白夜達は目の前の城の予想外のデカさに驚きただ見上げていた。
白夜は少し気が抜けたように喋りだした。
「いや~まさかここまで大きいとは思わなかったな~ホント無駄にでけ~」
そんな白夜のようすを見て夜空達は少し驚きながら質問した。
「あ、あの先輩~なんでこの城こんなに大きいんですか~?」
「ん、兄さんこれはあまりにも大きすぎ」
白夜は夜空達の質問に少しバツが悪そうに答えた。
「いや~それが俺も大きさ確認してなかったから正直びっくりしたんでよね~しかもその城より後ろの世界樹の方が大きいからなぁ~正直両方共俺も予想外でビックリだ!」
その白夜の反応を見て夜空達はまたかと言うように言った。
「はぁ兄さんいつも思い付きで動かないでって言ってる」
「そうですね~先輩、さすがにこんなに大きいと私達だけでは生活すら大変じゃないですか~」
「そうねーそれに後ろの世界樹も無駄に大きいわねー正直ここまで大きいとじゃまに感じるわねー」
三人にそう言われた白夜はまた気まずそうに答えた。
「いや~今度からはできるだけ気を付けます、まぁそれは措いといてさっさと中見に行こうぜ!」
白夜はそう言うなり逃げるように城の門の方に歩いて行った。
それを見ていた夜空達はあきれながらも付いて行った。
「はぁ~先輩完全に逃げましたね~」
「ん、でもいつもの事」
「そうねー白夜は本当の事を言われたりするといつもあんな感じで逃げるものねー」
そんな事を、言いながらもちゃんと付いて行く夜空達なのであった。
そして白夜達は城門の所まで付いて止まっていた。
白夜は少し困ったように質問した。
「なぁこれどうやって開ける?」
そう言われ夜空達はあきれたように答えた。
「先輩~、作った先輩が知らない事を私達が分かるわけないじゃないですか~」
「ん、そうだよ兄さん私達に分かるはずない」
「そうねーもう少しちゃんと考えて動きましょうねー白夜」
三人にそう言われた白夜は気まずそうに目を逸らしながら答えた。
「いや~作ったは良いんだけどそこまで詳しく確認してなかったからさぁ正直俺もどうしたら開くのか分からん!」
「いや、分からんじゃなくて先輩~もう仕方ないですし力ずくで先輩が開けるしかないです!と言う事で頑張ってください、先輩!」
水姫は笑顔でそう言った。
そう言われた白夜は心底嫌そうに答えた。
「え~やだよそんな事疲れるじゃん、と言うかお前らもステータス見ただけならこのぐらいの城門なら開けられるだろたぶんと言う事で頼んだ!」
白夜の言った事を聞いた夜空達は少し怒ったように言った。
「先輩それはないです、一応私達も女の子なんですよ?分かってますか?こういう時は男の先輩がやるべきでしょう?違いますか?」
「ん、今回は完全に兄さんが悪い」
「そうねーここはやっぱり男の子の白夜の出番よねー」
夜空達三人にそう言われ白夜はバツが悪そうに答えた。
「はぁ~分かりました俺が開けます、開ければいいんでしょうはぁ~めんどくさいなぁ」
白夜はそう言いめんどくさそうに城門の方向かった。
そして白夜は城門の前に立って両手を城門にあて力を入れようとした瞬間、城門が
ひとりでに開き力を入れようとした白夜はそのまま前に倒れこんだ。
その様子を見ていた夜空達は笑うのを必死にこらえていた。
「ぷっ、せ、先輩やばいです、い、今のは本当にやばいです」
「っ、兄さんご、ごめんちょっと今のは面白すぎ」
「ふふふ、ちょっと今のは面白かったわー」
夜空達三人に笑われ白夜は恥ずかしそうに顔をうつむかせながらごまかすように話し出した。
「お、おい!開いたから早く中に入るぞ!」
白夜はそう言うと急ぎ足で城門をくぐって行った。
そのようすを見ていた夜空達は苦笑いしながら白夜の後を追った。
そして白夜達は城門をくぐり中へ入った時また止まった目の前に広がる城があまりにも綺麗すぎたためであった。その城は城門と同じで全てがミスリルで、できているため城全体が白銀に輝いていた、そして完全な左右対称の造形その総てが完成された芸術品のように見えた。
しかし白夜達はさすがに慣れてきたようですぐに正気に戻った。
「はぁ~さすがに俺もここまで綺麗だとは思っていなかったなぁ~もう少しなんて言うかゴテゴテした感じの物が出てくると思ってたわ」
白夜が疲れたようにそう言うと、それに同意するように夜空達も喋り出した。
「はぁ確かにもう少しザ・城!て、感じだと思っていましたよ~ここ何か城って言うより空気的には博物館と言う感じですよねぇ~」
「ん、確かに城と言うよりは、博物館とか図書館ぽい」
「そうねー確かに落ち着く空気があるわよねー」
そんな話を少ししていたら水姫がある事に気が付いたようで白夜に質問した。
「あれ?と言うか真上にこんなデカイ木があるのになんでこんなに明るいんでしょう?」
水姫は上を見ながらそう質問した。
そして白夜は少し考えるようにしてから答えた。
「うん~調べたわけじゃないからわからんけど、たぶん大きすぎるからじゃないかな?たぶん」
白夜の答えを聞いて水姫は更に分からなくなった。
「結局どういうことですか先輩~?」
「うん?あ~確証はないんだけれど大きいから普通に木に比べて枝や葉も数倍も大きくなっているなら普通の木だと小さい木漏れ日も大きくなるんじゃないか、て言う仮説なんだけどな当たってるかどうかは知らん!」
白夜はそう胸を張って言った。
それを聞いた水姫は納得したように話し出した。
「はぁ~なるほど確かにそう考えれば納得できますねそれにあの木自体普通の木とは違いますしね何でもありで当たり前ですよねぇ~」
「確かにそうなんだよなぁ~あれ一応世界樹なんだよな、まぁそんな事は措いといてさっさと城の中にはいろうぜ」
白夜はそう言うと城の中へと向かって行った。
そしてその後ろを夜空達が楽しそうに付いて行ったのだった。
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