第二十八話 ダンジョン設置
また更新しました。いつも読んでくれている人も、そうでない人も最後まで楽しんでくれたら嬉しいです。
散々クラスメイト達をおちょくり回した後白夜達はこの世界で一番高い山の頂上に居た。
「ふぅ~ようやくあいつらから離れられた、あ~疲れた!やっぱり人と話すの疲れる!」
白夜の言葉を聞いて近くに居た夜空達三人はあきれながら話し出した。
「まったく先輩は散々楽しんだあげくにこの言いぐさ、少しあの人達が哀れになってきました~」
「ん、でも気持ちはわかる、人の話し聞かない人との会話は疲れる」
「そうねー私もあの子達と話すのあまり好きじゃないわねー」
「まぁそんな話は措いといてさっさと考えておいたダンジョン作ろうぜここ寒いし」
そう白夜に言われ夜空達三人は直ぐに白夜の方を向いた。
それを確認した白夜は、ゆっくりと話し出した。
「よし!じゃぁ早速作るか」
「それでどう作るんですか?」
「?それはあそこで見たコンソールで決定すれば後は、どこに作るかを決めるだけで俺のMPを勝手に消費して作られるはずだ!俺も初めてだからそこまで詳しくはしらん!」
白夜はなぜか胸を張りながらそう言いきった。
そしてそれを聞いていた夜空達三人はまたかと言うような表情で返した。
「はぁ先輩、いやもう慣れたから良いんですけどね~もう少し何と言うか~その私達にもわかりやすく説明しようとする努力をしてください」
「ん、兄さんはもう少し私達に気をつかうべき」
「そうねーいくら私達が白夜の言動に慣れているとは言え少しは気をつかってほしいわねー」
そう三人に言われ白夜は気まずそうに顔を逸らしながら答えた。
「お、おうそうだなこれからは、出来るだけ気を付けると言う事でこの話は終わりにしてさっさと作ってからいろいろしようと言う事で」
「まぁそう言う事ならさっさと終わらせてくださいどうせ作れるの先輩だけなんですから」
白夜は水姫にそう言われ少し落ち込みながらさっそく作り始めた。
「じゃぁまずは『迷宮ノ神』起動」
白夜がそう言うと目の前に少し前に見たどこか近未来的なパソコンが出て来た。
それを確認した白夜は直ぐに次の作業に進んだ。
「えっと次はさっき作ったダンジョンのデータを出して、これを確定してえ~っと次は~どこに出すかだったなそこにしようか?なぁ~何か意見あるか~」
白夜は後ろを振り返りながら夜空達に質問した。
そして質問された夜空達はめんどくさそうに答えた。
「だから~セ~ン~パ~イ~!私達がこの世界の地理に詳しいとでも思ってるんですか?アホなんですか頭いいのは知ってますけどアホですよね?私たちこの世界に来たばっかなんですよ?そんなこともわすれちゃったんですか?」
「ん、兄さんさすがに今のは無い」
「そうねーちょっと今のはねぇー」
そう夜空達三人に言われ白夜は自分の質問があまりにも無神経だったと言う事に気が付き慌てて三人に謝った。
「すまなかった今度からホントに気を付けるから許してください」
白夜が頭を下げて謝るのを見てくすっと笑いあいながら白夜に話しかけた。
「兄さんそんなに謝らなくてもいい、そこまで怒ってない」
「そうですよ~先輩少し私達も言い過ぎたとは思っていますからそれでおあいこと言う事で終わりにしましょう」
「そうねー私達も少しやりすぎちゃったものねー」
白夜はそう言われ顔をあげた。
「わかったでも最後にもう一回だけ謝らせてくれすまなかった」
「はぁ~もういいですって言ってるのに先輩はそう言う所だけは律儀ですよね~」
「ホントにねーこのまめさを他の事にも生かしてくれたらそこまで言う事はないんだけどねー」
「ん、でもそこが兄さんの良いところ」
「確かにそうだね~そう言う所のある先輩だからこそ先輩って感じがするもんね~」
三人にそんなことを言われた白夜は恥ずかしそうに話し出した。
「あ~そのまぁその事はもういいとして、さっさと本題に行こうか」
その様子を見た夜空達三人はと言うと。
「ごまかした」
「ごまかしましたね~」
「ごまかしたわねー」
三人の声が聞こえてた白夜は、恥ずかしくなったのか大きな声でそれを否定して話を進めた。
「ごまかしてない!それより早く何処に作るか決めるぞ!」
「先輩それは分かりましたけど候補か何かなんですか?」
「うん?候補か、考えてなかったなぁ~とりあえず目の前か、俺達を呼び出した国の城の真上か、誰も居ない海の上だなどれがいい?」
白夜は夜空達に首をかしげながら聞いた。
「あの~先輩いろいろと聞きたいことがあるんですけど~」
「うん?なんか変なところあったか?」
「変と言うか何と言うかなぜ選択肢に国の城の上があるんですか~?」
「え、そんなのただの嫌がらせに決まってんじゃん」
白夜は当たり前のようにそう答えた。
それに対して夜空達三人は頭が痛そうにしながら答えた。
「はぁ~先輩、気持ちは分かりますけどそこは無しの方向でお願いします」
「ん、私もそこは無しがいい」
「そうねー確かにそこはすこーし、ないかなーと思うわー」
三人にそう言われ白夜は少し残念そうに答えた。
「え~俺的には一番おすすめだったんだけどなぁはぁ~わかったよそれじゃぁ城の上は無しにするよ、でそれ以外だと目の前と、海の上どっちがいいんだ?」
「もう目の前でいいんじゃないんですか~いちいち他の場所にする必要性を感じませんし~」
「ん、私もその方が良いと思う」
「私は海でもいいと思うけどー二人がここで良いって言うならそれでいいわよー」
「じゃぁ目の前と言う事で、さっさと作ってしまいますか」
白夜はそう言うと出したまま放置されていたコンソールの方に向かい操作し始めた。
「えーっとまずさっき決定しておいたデータを出して次に出す座標を指定してよし!できた!おーいこれから出すから気を付けろよ」
白夜はそう夜空達の方に叫ぶとそのまま返事を聞かずにそのままコンソールを操作し続けた、そしてその操作が終わったのか白夜の手が止まった瞬間白夜達の目の前の空間が歪みそこからさっきみんなで相談して作った空島型のダンジョンが出てきたのだった。
それを見た白夜達はただ呆然と目の前の光景に驚いていたまさかこんな感じで出てくるとはさすがの白夜ですら思ってもいなかったのようだ。
それから十分程してダンジョンは、完全に姿を現したそれを確認して白夜はようやく喋りだした。
「あ~まさかこんな感じで出てくるとはさすがに俺も思わなかったがまぁ一先ずちゃんとダンジョン製作できたしよしとするか、さてお~いお前ら大丈夫か~!」
そう白夜は夜空達三人に話しかけた。
三人はそれでようやく正気に戻った。
「え、えっと何とか大丈夫ですよ~先輩」
「ん、大丈夫」
「私もだいじょうぶよー」
「そうかなら次はどうしようか?」
「とりあえず、せっかく作ったんですしあそこの探検でもしてみませんか先輩?」
水姫はできたばかりのダンジョンを指さしながらそう白夜に提案した。
「そうだな、じゃぁそうしようよし、じゃぁあそこまで行くからまたみんな集まってくれ」
白夜にそう言われ夜空達三人は言われた通り白夜の周りに集まった。
それを確認した白夜は自分達のダンジョン兼拠点兼自宅へと転移したのだった。
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