第二十二話 異世界到着
また更新しました。最後まで読んでもらえたらうれしいです。
白夜達が目を覚ますとそこは石でできた神殿のような場所だった。
そして、白夜達はその中心に横たわっていたそしてそれを囲むようにしてローブを着たいかにも魔法使いと言った格好の人間が数十人居た。
「おい、大丈夫か?お前ら」
白夜はとりあえず自分の周りにいた夜空達に話しかけた。
「ん、大丈夫」
「大丈夫ですよ~」
「大丈夫よー」
三人の答えを聞き白夜は一息ついてから話し出した。
「ふ~ならいいそれで現状確認だ、一応ちゃんと召喚されたようだな他の奴らも」
「ん、ちゃんと着いたみたい」
「そうですね特に問題はないみたいですよ先輩」
「あぁそうだなまぁそんなことはどうでもいいか、どうせすぐ出ていく予定だし」
「え?そうなんですか先輩?」
「あぁこの後の展開何かだいたい分かるし、少ししたら転移でどっかに行ってそこでさっき考えたやつを作ってそれからいろいろ考えようと思ってな」
「そうなんですか?先輩がそう言うなら反対はしませんけどもう少し相談とかしてください」
「ん、兄さん私もそこに転がってる人たちと離れるのは賛成だけどせめて少しは説明して」
「そうねー一応私先生だから生徒を置いていくのは対面的に悪いんだけれど、まぁこっちの世界じゃそんなの関係ないしねー私もかまわないわよー」
「じゃぁ全員問題ないな」
その後白夜達は特に今相談する事が無くなり他の一緒に召喚された奴らが起きるまでよく分からない話をしながら待つことにした。
それから十分後ようやく他のクラスメイト達も起き始めたころ勢いよく扉が開きがそこからいかにもお姫様と言う感じの女の子が入ってきた。
「ようこそ御出でくださいました勇者様方、私の名前はティエラ・リ・オーデンブルクと申します。皆様をお呼びしたオーデンブルク王国の第二王女でございます、このたびは私どもの勝手な願いのためにお呼びしてしまい申し訳ございません、ですが私達にはもうあなた方に頼るしかないのです!誠に勝手な願いなのは分かっていますがどうか私達をお救いください!」
そう言ってお姫様は涙ながらに頭を下げた、その様子を見てクラスメイト達はいい人と言う感じの空気になっていた、白夜達を除いて。
「なぁすごくキナ臭いんだけれどあのザ・プリンセス様」
「ん、兄さんの言うとうり何か嘘くさい」
「そうですね~何かやな感じです~後先輩なんですかザ・プリンセスって?」
「いやなんかあのお姫様見てたらそんな言葉が思い浮かんだだけだからな」
「ふふ白夜は相変わらず変なことを思いつくわねー」
「まぁ気持ちは分かりますけどね~あの人どう見ても演技してますしね~」
「ん、あそこまでろこつだとむしろ気付かない方が可笑しい」
「もー二人ともそんなこと言ったら他の子達が可哀そうよー」
「まぁそうかもしれないけど大丈夫じゃないですか~聞こえてませんよあの人達」
「まぁ他の奴らのことは置いといてこの国の分析でもして時間つぶそうぜ」
その後白夜達は喋り続けている姫様と同級生達を完全に無視して雑談し続けることにしたのだった。
それから数分後ようやく姫様とクラスメイト達の話が終わりこれからこの国の王様の所に向かう事になった。
「それではこれからこの国の国王に会ってもらいますついて来てください」
姫様がそう言って先導して行った。
それをクラスメイト達が付いて行くのを白夜達は見て呆れていた。
「なぁ、あいつらに警戒心と言うものはないのかね?」
「さぁ~ないんじゃないですか?平和ボケそのものですからねあの人達」
「ん、その通り、たぶんあの人達は自分達が信じている事は間違っていないと思ってるんだと思う」
「そうねーあの子達は人を疑うって事を本当に知らないからねー」
「まぁそうなんだよなぁでも少し違うぞサトねぇ」
「?どこか間違ってた?」
「あぁあいつらは人を疑う事を知らないけれど同じくらいに自分を疑う事を知らないんだよ」
「あぁそう言う事ですか先輩」
「あぁそう言う事だ」
「ちょっとー二人だけで理解してないで教えてよー」
「ん、兄さん私にも教えて」
「まぁ簡単に言えば皆を信じて自分も信じるこれっていい事でしょ?ってのを地で行く奴等と言う事です」
「なるほどなんとなく分かったわー」
「ん、私も大丈夫」
「でも先輩それってかなり危険ですよね~」
「あぁそうだな日本ならそれでもある程度は大丈夫だけれど、ここはそうじゃない日本の感覚で行けばかなり危険だろうな」
「やっぱりそうですよね~先輩はどんな危険があると思います?」
「そうだなぁまずは、この国にいいように使われる可能性がかなり高い例えば隷属だとかの道具を貴方達を強くしてくれるためのものなのですとか言って装備させたりとか、そうならなくても隣国の何処かが敵と手を組んで私達を攻めてきている助けてくれとか言って戦争に駆り出される可能性もあるし他にもいろいろ、相手が疑わないでこちらを信用しているならこの位の事は出来てしまうだろうな」
「はぁ~マジですか~なら一応注意しておきます?聞かないと思いますけど」
「いやいいだろ別にわざわざ俺達があいつらのために教えてやる必要はない、それにやっぱりあいつらがこっちの忠告をを聞くように思えないしな」
「まぁそうですよねならこのまま放置って事でいいんですか?」
「あぁそれでいいだろ、夜空とサトねぇがよければだけどな」
「ん、私もそれでいい、もともとあの人達嫌いだし」
「そうねー私も別にいいわよー」
「じゃぁそう言う事であいつらがどうなろうと知らないと言う事で」
そうして白夜達はその後話すこと無く付いて行ったのだった。
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