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第十九話 忘れていたことは思い出させよう(前編)

また更新しました。最後まで読んでもらえたらうれしいです。


 ようやく最初のダンジョンの設計が終わった白夜達は、話し合いが終わったことをルキアとリュミエールのもとに報告していた。


「と言う事で話し合いは終わったという報告だ」


「そうなんですかじゃぁもうやることはないんですか?聞きたい事とか?」


 白夜の説明を聞いてリュミエールは一応確認した。


「あぁ俺らから聞くことは特にないはずだ、逆にそっちは何か説明忘れとかないよな?」


 白夜が少し意地悪そうに笑いながら質問した。


「えーっと私はないと思いますけど?」


 リュミエールが首をかしげながらそう言う。


「そうね~何かあったかしら?うん~」


 ルキアはそう言って考え始めた。

 その様子を見て白夜は質問間違えたかな?と、思い始めた。


「あ~そこまで気にしなくていいぞなんとなく聞いただけだから」


「うん?え~とそうなんですか?でも何か忘れている気がするんですよねぇ」


「あら?リュミエールも?実は私も何か忘れてる気がするのよねぇ~」


「おい、それ大事なこと、とかじゃないんだろうな?」


 白夜にそう言われルキアとリュミエールは目を逸らした。


「いや~多分大丈夫じゃないですかねぇ~きっと大丈夫ですよ……多分」


「そ、そうよねぇ~きっとたいした事じゃないわよ多分」


「おい、こっちを見て言えこっちを見て、大丈夫と言う根拠が無いなら思い出せ」


「そう言われましても完全に忘れてしまいましたし」


「そうよねぇ~忘れちゃったものはそう簡単には思い出せないしねぇ~」


 悪びれもしない二人の反応に白夜はだんだんムカつき始めていた。


「そんなことはどうでもいいんだよ、良いから思い出せできないなら手伝ってやるよ」


 白夜は笑いながらそう言いった。

 その白夜の笑顔を見てルキアとリュミエールの二人は寒気を感じた。


「え~と、て、手伝うってどう手伝うのでしょうか?」


「そ、そうねぇ~どう手伝ってくれるのか私も気になるわ~」


 二人はびくびくしながら質問した。

 それに対して白夜は笑顔で返事をした。


「うん?そんなの決まってんだろ思い出すまで質問し続けるだけだよその間寝かせないし食事もとらせない後一応あんた等も神だから睡眠とか必要がないかもしれないからその間はもちろん正座で居てもらうから頑張って思い出してね?」


 二人はその答えを聞いてあまりの内容に放心し徐々に怯えはじめ今まで喋らずにいた夜空達に助けを求めるような視線を送った。

 そして、そんな視線を受けた夜空達は目を逸らしたそれを見た二人は、助けが居ないことを悟り目の前の意地悪そうな笑顔をしている白夜を見た。


「で?返事は、どうした二人とも?」


「「はい!分かりました頑張って思い出します!」」


「そうそれでいいんだよじゃぁ早速そこで正座してろもし思い出せてないのに足を解いたら思い出した後も俺達を向こうに送るまで正座で居てもらうからな」


「はい分かりましたです」


「わかったわよ~」


 二人は逆らっても無駄だと悟り大人しく従ってその場に正座した。

 白夜はそのようすを見て満足げにうなずき話し出す。


「うん、それでいいんだよじゃぁ何を忘れたのか思い出そうか?」


「え~と手伝ってくれるんですよね?」


「うん?ちゃんと手伝うから安心しておけただ俺はあんた等が何を忘れているのか知らないから適当に質問するからそれに答えながら思い出せ」


「そう言う事ならはい、分かりました」


「そう言う事なら私も分かったわ~」


「それじゃぁ第一の質問だ今回の召喚はもともと予定されていたものなのか?」


「はいその通りです、もともとこれから貴方方が召喚される予定の世界は創造神様達が地球の小説や漫画・アニメ・ゲームをもとに一から作りだした世界なのです、だから魔王や勇者と言う存在が最初から設定されていますそれで最初はその世界の人の中から勇者を選ぶはずだったんですが、その直前になって創造神様達から『異世界召喚って面白そうだからやってみて』と言われて渋々勇者召喚と言うシステムを入れましたそして今回はこの世界が出来てから記念すべき百回目の勇者召喚ですのでちゃんと予定されていたものですよ昔は予定していない勇者召喚とかがあったのですがさすがにうざかったので私達が許可しない限りできなくしてありますからね間違っても変な所に召喚されないから大丈夫ですよ」


「そ、そうか長々と説明させて悪かったな」


 さすがの白夜も自分のした質問の答えがここまで長いと思っておらず少しキョドってしまった。


「いえいえ説明するのも私達の仕事ですから」


「そうかなら質問を続けさせてもらおう」


「はいいくらでもどうぞ」


「じゃぁ第二の質問ださっきの質問のときに小説や漫画とかを題材に作った世界だと言っていたな?」


「はいそう言ったよ」


「なら、なぜ向こうにはダンジョンなどの小説などに出てくる定番の物がないんだ?」


「それはさっきも言った通り忘れて作っていなかったからと言うのとその事が創造神様達にばれてすぐ作れと言われたからどうしようかと思ってたらちょうど勇者召喚があるからその中の誰かにやらせようと思って調べていたら貴方を見つけたから貴方に任せることで私達の意見がまとまったと言う事です」


「なるほど要するにどじっちゃったからそのカバーを俺にやらせることにしたと言う事だな?」


 白夜はそう笑顔で聞いた。


「い、いやそんなことはないですよ?私達にはそこまで想像力が無いのでダンジョンを作ったりできそうになかったのでできる人に任せただけですよー」


「そう言う事なら納得しといてやるよ」


「はい納得しておいてください」


 リュミエールは納得してくれたことにほっと一息ついた。


「それじゃぁ次の質問に行っていいか?」


「はい、だいじょうぶです」


「じゃぁ第三の質問だ向こうの世界から地球には帰れるのか?」


誤字、脱字など気になる点が有りましたら教えてください。

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