第十八話 ようやくのダンジョン製作(後編)
また更新しました。最後まで読んでくれると嬉しいです。
白夜は暴走から立ち直ってからすぐその場で落ち込んでいた。
「はぁ~またやってしまったついテンションが上がりすぎた、恥ずかしいあれはいくら何でも恥ずかしい,
はぁ~」
さっきの自分の言動がかなりショックだったようで、白夜が立ち直ったのはさらに十分後の事だった。
「ふぅ~よっし!切り替え完了もう気にしないことにした!と、そう言えばあいつらは?」
ようやく立ち直った白夜は、夜空達が居ないのに気づき周囲を見渡した。
そして少し離れたところで所でババ抜きをして遊んでいるのを見つけた。
「何やってんだあいつら?まぁいいかとりあえず行くか」
そう言って白夜は遊んでいる三人の所に向かった。
そしてそのころ夜空達は、まだ遊んでいた。
「ん~?これっ!やった~あがりですふっふ~んこれで私の五連勝です!」
「ん、水姫強い」
「そうねーホントに強いわねー」
「昔からババ抜きでは、負けたことないですね~あっ!」
「ん、どうしたの?」
「いや~先輩が立ち直ったみたいですよこっちに来てますから」
水姫の言葉を聞いて夜空と智理はようやく白夜が近づいてきたのに気が付いた。
「ん!本当だ、ようやく戻ったみたい」
「あら、本当ねー落ち付いたみたいでよかったわー」
「そうですね~全く!はた迷惑な先輩です!」
夜空達がそんな話をしている間に白夜は夜空達のもとについた。
「あ~さっきはすまんかったな、そして出来ればさっきの事は忘れてください!イヤホンとマジでお願いします」
白夜は夜空達三人に精一杯謝り、お願いした。
そして夜空達の答えは。
「ん、兄さんが変なのは何時もの事だから大丈夫だよ?気にしないで」
夜空は白夜を少し気遣いつつ返答した。
「そうですよ~いまさら先輩の恥ずかしい話の一つや二つ増えたところで大して変わらないんですから良いじゃないですか~」
水姫は無神経に笑顔で白夜の心をえぐった。
「そうねーもう慣れちゃったしねー今更気にしなくても大丈夫よー」
智理はいつもどうりゆったりとした口調で励まし?た。
白夜は三人の言葉に少し思う事はあったけれども全員が自分の事を少し気を使っているのが分かったので言わないでおくことにした。
そして、三人がそこまで気にしていない事を聞いた白夜は本題に入ることにした。
「それじゃぁそろそろ本題に入ってもいいか?」
「ん、私は問題ない」
「私も大丈夫で~す」
「私も大丈夫よー」
「それじゃぁ本題のダンジョンの話をしようかと言っても、後は俺が全部決めていいと言う事なので作る物の発表と質問ていう感じで進めるけど問題ないか?」
「ん、問題ない、大丈夫」
「私も特にないので大丈夫で~す」
「私も大丈夫よー」
「んじゃぁ~何を作るか発表します!まず、城の後ろに世界樹を植えます!」
「ちょっと!先輩なんか最初っから聞き逃せない物の名前が出て来たんですけど⁉」
「おぉ!言い驚きっぷりだな~後輩!」
「いや!そんなことはいいんですよ!何で世界樹なんですか!と言うか世界樹って何ですか!」
白夜は水姫のあまりの勢いに少し驚きながら答える。
「お、おう、説明するから落ち着け、え~と先ずは世界樹だったな?まぁ簡単に言えばデカい木だ凄い魔力をため込みそれを聖属性にして周りに放出しているのが世界樹だ、で何でこれを植えることにしたかと言うと、浮遊島を外観を楽園とかそういうたぐいの物に近づけようかと思ってな、世界樹の見た目と周りに放出している聖属性の魔力でそれをさらに完璧に近づけようかと、あと単純に見てみたらなんかかっこよさそうだし。以上何か質問は?」
「はぁ~そう言う事なら問題ありませんよ、ただ今度からテーマが決まっているのなら先に教えておいてください!分かりましたか!」
「はい!すみませんでした!以後気を付けます!」
「はぁ~そう言ってもどうせそのうち忘れるんでしょうけれどまぁいいです中断させちゃってすみません、どうぞ続けてください」
「お、おうそれじゃぁ続きなえっとさっき言ったように城の後ろに世界樹を植えます、それで城の周りはぐっると円形に湖にして、湖の水は全て聖水にするこれもさっき言ったように楽園をイメージしているからこれから俺が作る物はいくつかこの系統なのでいちいち気にしないように」
「ん、今更兄さんのやることを気にしない」
「そうですね~さっきは取り乱しましたけど先輩ですもんねぇ~」
「そうねー白夜だからねー今更気にしても疲れるだけだものねー」
白夜は皆からの評価に少し傷付きながら説明を続けた。
「う、うん全員納得したみたいだし続けるな、城の左右の島の外側から内側まで百キロメートルを聖樹の森にして、城の残りの左右と正面を花畑にする」
「すごいまでにこだわりましたね~先輩」
「そうだろう!なんせそれっぽいもの探して見た目まで気にして選んだからな!」
水姫の褒め言葉に白夜は嬉しそうに胸を張りながら答えた。
「あれ?でも先輩後ろは何も作らないんですか?」
「お!気付いたか!そっちはイメージとか関係のないものを作るから後回しにしていただけだ!」
「あ~そう言う事ですか、それなら何を作るんですか?」
「うん?あぁ山三つ、正確には普通の山、鉱山、休火山、の三つだな」
「はぁ?なんで山なんですか?」
「そんなの決まってるだろう、そのうち必要になる可能性が高いからだ」
「?なんで山が必要になるんですか?」
「あぁその事それは普通の山は、俺達の特訓用、休火山はそのうちドラゴンとか龍とか召喚してみたいからそいつらの住処用、鉱山はこの世界にしかない鉱物とかのアイテムが出てくるみたいだからいろいろ使い道があると思うからと言うところかな」
「なるほど~先輩にしては珍しく先のことまで考えてやったんですね~」
「おい!まぁ否定はしねぇ~けど人を考え無しのバカみたいに言うな、さすがに傷つくから」
「はいはいすみませんでした~それよりもう作る物ないんですよね?」
「あぁこれで最後だな、後はルキアとリュミエールに終わったことを言って向こうに送ってもらってその後、この作ることに決めた物を召喚された時にどうせすぐクラス連中とは離れることになるだろうからその時にでも作るつもりだ」
白夜がこの後の予定を説明した。
それを聞いた夜空達三人は、
「ん、それでいいと思う」
「そうですね~私もそれでいいと思いますよ~」
「私もそれでいいわよー」
「そんじゃこれで初めてのダンジョン設計会義を終わりにします」
こうして初めての白夜達のダンジョン作りは終わった。
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