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第80話 変わらぬ日常
各々の心境に変化があったものの、
俺達少年探偵団はこれまでと変わらず、
学校が終われば
『楽園』に集まって、
煙草を吹かし、
他愛もない話をして
笑い合う日々を送っていた。
茜の思いがけない告白は、
俺を混乱させたが、
当の茜はあの日以来、
俺への気持ちを
露骨に表現することはなかった。
あれは夢だったのかもしれないと
俺は狐につままれた気分だった。
そして。
葉山殺しの有力な容疑者である
ボス猿の調査に関しては、
何1つとして進展していなかった。
ボス猿は普段と何ら変わらぬ様子で、
校内を闊歩していた。
その姿は。
俺の目には
今更、
葉山の死が
蒸し返されることはないと、
安心しきっているように映った。




