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黄昏は悲しき堕天使達のシュプール  作者: Mr.M
六章 Reality 9月

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80/136

第80話 変わらぬ日常

各々の心境に変化があったものの、

俺達少年探偵団はこれまでと変わらず、

学校が終われば

『楽園』に集まって、

煙草を吹かし、

他愛もない話をして

笑い合う日々を送っていた。


茜の思いがけない告白は、

俺を混乱させたが、

当の茜はあの日以来、

俺への気持ちを

露骨に表現することはなかった。

あれは夢だったのかもしれないと

俺は狐につままれた気分だった。


そして。

葉山殺しの有力な容疑者である

ボス猿の調査に関しては、

何1つとして進展していなかった。

ボス猿は普段と何ら変わらぬ様子で、

校内を闊歩していた。

その姿は。

俺の目には

今更、

葉山の死が

蒸し返されることはないと、

安心しきっているように映った。

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