番外編 バーツの危機? にしてやる。そのうちな!
**聴聞会の後**
「バーツ! 猿族いるじゃん!」
「いねぇとは言ってねぇ」
「目を逸らしながら誤魔化したってダメ!」
「ツガイに嘘はつかねぇ」
「キリッとかっこいい顔してもダメ! 意図的に誤魔化すのは嘘と一緒!」
「ルルが……かっこいいとか……」
顔をにやにやさせて喜びながら、ルルに襲・い・掛・か・るバーツだった。
あれ? バーツを責めていたのに、なんで私の危機?
**日常の取り留めもない会話**
「そういえば、初めベッドから降りるのも危険って言ってたけど、全然危険じゃなかった! 嘘ついた!」
「危険はあった」
「え? どこに?」
「転ぶかもしれねぇ」
「全然危険じゃないよ! 怪我しても切り傷かすり傷。舐めておけば治る!」
「可愛いツガイが転んで怪我でもしたらどうするんだ? 危険だろ? ……けど、舐められたいのか」
顔をにやにやさせて喜びながら、ルルを舐・め・ま・く・る・(・全・身・)バーツだった。
あれ? バーツを責めていたのに、なんでまた私の危機?
**日常の取り留めもない会話――続き**
「水飲む危険は?」
「喉に詰まるかもしれねぇ」
「もうこの流れわかったよ。だから変える。本心を教えて」
「ずっと俺の巣に居させたかった。俺のツガイに給餌したかった」
「給餌?」
「俺のメスに、俺が取ってきた餌をやる。愛を伝える行為だ」
顔が真っ赤になる。
「……あとはな?」
耳元で、低い声が続く。
「毛づくろいも愛を伝える行為だ」
顔をにやにやさせて喜びながら、私の全・身・を・ま・た・舐・め・始・め・るバーツだった。
あれ? バーツを責めるために話の流れを変えたのに、なんでまた私の危機?
**作者からの質問**
作者:そういえば、ルルが開けられるような扉に変えたんですか?
バーツ:……なぜ変える必要がある。……なぜそんなことを聞く。
作者:そうルルに約束していたから聞いただけですが……。
バーツ:いつ作るかは約束してねぇ。あと1000000000年は作らねぇ! 出てけ!! 二度とくんな!
牙をむき出しで唸られて、爪で引っかかれそうになったので(何ならかすった)、作者退散。
……痛い。ルルにチクってやる。そのうち、ルルに怒られるといい。覚えてろ。作者はこの爪痕、忘れないからな!




