第4話(後編1)――「美奈子という女」
リエンは、ベル・ローズ五反田のサクラ役として入口へ入った。店の中で出た名前は美奈子である。田口は、美奈子が客にしゃべらせるのがうまいと言い、店長はすぐにそれを止めた。直樹は、以前に五反田のピンサロで知り合った真紀から、美奈子がベル・ローズ五反田に深く関わっていると聞いている。夕方、直樹はリエンの初回の電話を見届けた後、五反田の遊興ビルへ向かう。リエンには行き先を細かく告げない。美奈子が出ていれば、客として指名し、まずは本人の人柄を見るつもりだった。
(1986年9月17日水曜日、東京・五反田)
リエンの最初の電話は、短く終わった。
公衆電話の受話器を戻すと、10円玉が金属音を立てて返ってきた。リエンはそれを拾い、直樹の方へ歩いてきた。
「少しだけ話しました。相手は常連でした。名前までは聞けませんでした」
「十分です」
直樹は答えた。
「今日は、これ以上深追いしなくていいです。リエンさんは葉山へ戻ってください」
「直樹さんは?」
「少し用を済ませてから戻ります」
直樹はそれ以上、言わなかった。
リエンも聞き返さなかった。仕事の顔で頷き、バイクに乗った。五反田の夕方の光の中を、リエンの背中が離れていく。直樹はそれを見送り、通りの人波が完全に彼女を隠してから歩き出した。
会社帰りの男、客引き、居酒屋へ入る若い社員、路地へ消える女。五反田は、昼と夜の間で少しずつ色を変えていた。看板の赤や青が通りに落ち、車のライトが湿った路面でにじんでいる。焼き鳥の煙、酒、排気ガス、香水、古いビルの埃が混じり、夜の町の匂いになっていた。
直樹は、以前に真紀と出会ったピンサロへ入った。
階段を下りると、外の音が急に遠くなった。壁には古いポスターが貼られ、照明は赤みを帯びている。奥から低い音楽が流れ、空気には消毒液、煙草、化粧品の匂いが混じっていた。
受付には、黒い服の男が立っていた。
「いらっしゃいませ。ご指名はありますか」
直樹は、迷わず答えた。
「美奈子さんは出ていますか」
受付の男は、わずかに目を動かした。
「美奈子ですか。いますよ。美奈子は初めてですか」
「はい」
「どこかで聞きました?」
「真紀さんから聞きました。明るい良い子だと」
受付の男は、そこで少し笑った。
「真紀さんの紹介なら、美奈子も嫌がらないと思いますよ。40分5,000円、指名500円です」
「お願いします」
直樹は5,500円を出した。
受付の男は金を数え、奥へ声をかけた。
「美奈子さん、指名です」
奥から女の声が返った。
「はあい。どんな人?」
「若いお客さん。真紀さんから聞いたって」
「真紀ちゃんから?」
声の調子が少し変わった。
直樹はソファに座って待った。低いテーブルには灰皿と古い雑誌が置かれている。壁の写真には、何人もの女の顔が並んでいた。笑顔の作り方、髪型、年齢、体つき、それぞれ違う。
受付の奥で、女の足音が近づいた。
直樹は顔を上げた。真紀の話に出た美奈子が、これから目の前に現れる。
しばらくして、美奈子が奥から出てきた。
写真で見れば派手な女に見えただろう。だが、実物は写真よりずっと強い印象を持っていた。年は30。大柄で、肩幅があり、腕にも脚にも力がある。太っているのではない。よく動く女の体だった。胸元や腰の線にも厚みがあり、立っているだけで存在感がある。
顔は明るかった。
目がよく動き、相手の表情をすぐ拾う。口元には人懐こい笑みがある。客を受け入れる笑顔でありながら、こちらを観察する笑顔でもあった。
「こんばんは。美奈子です」
美奈子は、直樹の前で足を止めた。
「あら、本当に若い。真紀ちゃんから聞いて来てくれたの?」
「はい。そうです」
「どんなふうに?」
「明るい良い子だと」
美奈子は声を立てて笑った。
「それ、真紀ちゃんらしいね。雑だけど、悪口じゃない」
「じゃあ、今日は真紀ちゃんの顔を立てないとね」
「よろしくお願いします」
「名前を聞いても良い?」
「直樹と呼んで下さい」
「分かったわ」
美奈子は直樹の手を取った。
手の力が強かった。握り方に迷いがない。客を連れていくことに慣れている。だが、その手は乱暴ではなかった。大柄な体に似合わず、指先はよく気が回る。通路を歩きながらも、美奈子は直樹を横目で見ていた。名前も仕事も聞かない。歩き方、手の温度、視線の置き方を見ている。
「真紀ちゃん、いい子を教えてくれたね」
「僕がいい子かどうかは分かりません」
「そういう返しをするところが、真紀ちゃん好みなんだよ」
「そうですか」
「うん。あの人、変にがっついた男は嫌いだから」
美奈子はそう言って笑った。
個室は狭かった。
2人掛けのソファ、低いテーブル、ティッシュ箱、ジェルの容器、灰皿。赤っぽい照明が壁を照らし、換気扇が小さく回っている。店の音楽は聞こえるが、カーテンを閉めると少し遠くなった。
美奈子はソファへ腰を下ろし、直樹を隣へ座らせた。
「この店は初めてじゃないんだよね。真紀ちゃんに入ったって聞いたよ」
「はい。前に真紀さんを指名しました」
「じゃあ、細かい説明はいらないね。うちは本番なし。それだけ分かってれば大丈夫」
「分かっています」
「いい子だね。じゃあ、今日は私に任せて」
美奈子は笑い、直樹の肩に軽く手を置いた。
その手つきは、真紀とは違った。
真紀は包むように客を受け入れる女だった。美奈子は、客の呼吸をつかみ、先回りして場を動かす女だった。沈黙が長くなりそうになれば冗談を入れ、客が身構えれば肩の力を抜かせ、目が泳げば軽く笑わせる。
「まだ少し硬いね」
「そうですか」
「うん。真面目な顔してる。こういう店で真面目な顔をしてると、女の方が頑張りたくなるんだよ」
美奈子は直樹の上着を脱がせ、シャツの襟を整えた。動きは大きくないが、無駄がない。手順を覚えているだけではない。客がどこで戸惑うか、どこで恥ずかしがるかを知っている。
「真紀ちゃんは、何で私を勧めたのかな」
「美奈子さんは明るいから、話しやすいと言っていました」
「それなら合ってる。私、黙ってるお客さんでもしゃべらせるの得意だから」
「そう聞きました」
美奈子の目が、わずかに細くなった。
「真紀ちゃんから?」
「はい」
「そっか」
美奈子はすぐに笑顔へ戻った。
だが、直樹はその一瞬を見た。
美奈子は明るい。外交的で、客の気持ちをつかむのがうまい。だが、何を聞かれたか、誰が言ったかには敏感である。人を油断させる女でありながら、自分は油断しない女だった。
美奈子は、仕事に入った。
最初はいつもの調子だった。客を緊張させないように笑い、話題を軽く転がし、手際よく空気を作る。急がない。だが遅すぎない。近づきすぎず、離れすぎず、客が受け止めやすい距離を探る。
大柄な体から来る安心感もあった。細い女が無理に甘えるのとは違う。美奈子は、客を受け止める力がある。肩、腕、腰、脚に張りがあり、動くたびに体の芯の強さが伝わる。男を相手にする仕事を、ただの愛想だけでこなしている女ではなかった。
「顔に出るね」
「そうですか」
「出る。分かりやすい。若いのに落ち着いてるけど、こういう時はちゃんと若い」
「困りますか」
「困らない。かわいいから得してる」
美奈子はそう言って、直樹の頬へ軽く口づけた。仕事の口づけであり、同時に、客を自分の空気へ引き込む合図でもあった。
直樹は、しばらく美奈子に任せていた。
だが、そのままでは、ただの客で終わる。
美奈子はうまい。客の気分を上げ、恥ずかしさを消し、最後まで運ぶ技術を持っている。だが、それは美奈子にとって仕事である。直樹が受けるだけなら、店に来た大勢の男の1人として処理される。
直樹は、美奈子の腰へ手を回した。
美奈子は動きを止めなかった。むしろ、当然のように体を寄せてきた。こういう店で、客が女に触れるのは珍しいことではない。肩に触れ、胸元に触れ、腰を抱き、唇を重ねる。美奈子も、その流れには慣れていた。
だが、直樹の触れ方は乱暴ではなかった。
ただ欲しがるのではない。美奈子の反応を見ながら、肩、背中、腰へと手を移していく。力を入れる場所と抜く場所を変え、息が変わるところで少し待つ。美奈子が仕事の笑顔を作ろうとすると、その前に唇で塞いだ。
美奈子の表情が、少し変わった。
「うまいね」
「そうですか」
「若いのに、女の扱い方を知ってる」
「美奈子さんが分かりやすいんです」
「言うね」
美奈子は笑った。
だが、その笑いは長く続かなかった。直樹の手が背中を下り、腰を抱き寄せると、美奈子は小さく息を漏らした。店の女として作った声ではない。思わず出た声だった。
「直樹くん」
美奈子は、そこで初めて名前を呼んだ。
直樹は顔を上げた。
「今、初めて名前を呼びましたね」
「呼びたくなったの」
美奈子は、少し照れたように笑った。
「さっきまでは、ただのお客さんだったから」
「今は違いますか」
「少し違う」
美奈子はそう言い、直樹の肩に指をかけた。
「続けて」
直樹は、美奈子を急がせなかった。
美奈子は最初、余裕のある顔をしていた。客を相手にする女の顔だった。だが、しだいにその余裕が崩れていった。軽口を言おうとして、途中で息が乱れる。笑おうとしても声が続かない。直樹の肩に指を立て、顔をそむけ、それでも直樹から離れようとはしなかった。
「直樹くん」
「はい」
「ずるいね」
「何がですか」
「客のくせに、女をその気にさせる」
美奈子はそう言って、直樹の首に腕を回した。
今度の口づけは、仕事ではなかった。
美奈子の方から近づいた。唇を重ね、息を合わせ、直樹の胸に体を預ける。大柄な体が、急に重く、熱く、女らしく感じられた。直樹は美奈子の背に手を回し、受け止めた。
店の音楽は続いている。カーテンの外では、受付の声も聞こえる。だが、個室の中だけ、少し違う時間になっていた。
美奈子は、しばらく直樹の胸に額を当てていた。
「もう1セット取って」
美奈子が言った。
直樹は、美奈子を見た。
「話のためですか」
「違う」
美奈子は即座に答えた。
「今は、話のためじゃない。私がそうしたいの」
直樹は財布を出した。
美奈子はカーテンを少し開け、受付へ声をかけた。
「もう1セット」
受付の男が返事をした。
「5,000円です」
直樹は追加の5,000円を渡した。
美奈子はカーテンを閉め直した。さっきよりも丁寧に、隙間が残らないように閉めた。店の音が少し遠くなる。
美奈子はソファへ戻った。
今度は、直樹の隣ではなく、直樹の膝に近い位置へ体を寄せた。
「直樹くん」
「はい」
「今の続き」
美奈子は、そう言って目を伏せた。
2回目の40分は、最初の40分と違った。
美奈子は、もう完全な仕事の顔ではなかった。客を満足させるための手順ではなく、自分が直樹に触れられることを求めていた。直樹はそれを感じ取り、焦らず、丁寧に、彼女の体をほどいていった。
美奈子の体は強い。
だが、強い体だからこそ、力が抜けた時の変化が大きかった。肩から腕の張りがほどけ、背中が丸みを帯び、声の調子が変わる。いつもなら客の反応を読む側の美奈子が、今は直樹の手の動きを追い、自分の呼吸を合わせていた。
美奈子はいつの間にかショーツを脱ぎ去り、大きなお尻を直樹の下半身に被せてきた。直樹もズボンを脱ぎ、パンツをずらした。
「後ろから抱いて。胸も、ちゃんと触って」
美奈子は、直樹に指示しながら、デカいお尻を直樹に押し付け、右手で一物を擦り始めた。呻く直樹。美奈子は直樹の一物をじわじわと受け入れる。直樹は両手で美奈子の乳房を揉みながら、大きく腰を使い、美奈子を攻める。
大柄で筋肉質な美奈子と言えども、直樹の長大な一物を受け止めきれず、声を噛み殺しながら何度も腰を震わせた。直樹はまだまだ平然としている。
「ちょっとあんた。まだ終わらないの?少し休憩してちょうだい」
「休憩しても良いが、場所を変えてくれ。ソファーベッドのような長い椅子の場所があるだろ」
「あんた。あそこでまた私を啼かせるつもりでしょ。店の人が来たら、すぐ離れるからね」
美奈子はボーイを呼んで場所を替わると言った。直樹も追加の料金とチップ1万円をボーイの手に握らせた。ボーイは金を受け取ると、何も見なかったように目をそらした。店の中では、そういう沈黙にも値段が付く。
美奈子は直樹をソファーベッドの部屋へ連れていった。部屋に入るなり、自分から仰向けになり、両膝を立てて足を大きく開いた。赤い照明の下で、厚い腰と太腿がむき出しになった。直樹はその間へ入り、硬く怒張した男根を美奈子の割れ目に押し当てた。直樹は、すぐには入れようとしなかった。濡れた入口を先端でゆっくり擦り、少し沈めては引き、また奥へ押し込む寸前で止めた。美奈子は腰を浮かせ、歯を食いしばったが、声は抑えきれなかった。店が黙って見逃すと分かった途端、もう客に聞かれることも気にしなくなり、直樹の動きに合わせて、喉の奥から甘い声を漏らし続けた。
こうなると美奈子は直樹のなすがままである。
「あんたの言うことは何でも聞くから、好きなようにしてちょうだい」
直樹は、何も言わずに、美奈子を攻め続けた。美奈子は両手で口を押さえながら、しばらく直樹の攻めに耐え続けたが、ついに限界が来た。
力の抜けた美奈子を抱き寄せ、直樹は長く唇を重ねた。美奈子はしばらく返事もできず、乱れた息だけを喉の奥で揺らしていた。
美奈子には、もう客を操る女の余裕はなかった。
直樹は何も言わなかった。
美奈子が息を整えるまで、ただ背中に手を置いていた。
しばらくして、美奈子は顔を上げた。
「直樹くん」
「はい」
「私、何やってるんだろうね」
美奈子は笑おうとした。
だが、笑いきれずに目を伏せた。
「困ったな。真紀ちゃんの紹介で来た客に、こっちがその気にさせられるなんて」
美奈子は直樹の胸を軽く叩いた。
その仕草は、もう店の女のものではなかった。ほんの少し照れている女の仕草だった。
直樹はそこで初めて、ベル・ローズの話を出した。
「電話でも、相手の顔が見えるのですか」
美奈子は、直樹の胸に寄りかかったまま、少しだけ顔を上げた。
「真紀ちゃん、どこまで話したの」
「美奈子さんは、人と話すのがうまい、と聞きました」
美奈子はしばらく黙っていた。
直樹は、それ以上押さなかった。
美奈子は、押されなかったことで、かえって口を開いた。
「電話の仕事は、嫌いじゃないの」
美奈子は言った。
「男の人って、顔が見えない方がよくしゃべるんだよ。会社の話、金の話、土地の話、家族の話。会っている時より、電話の方が見栄を張る。女がうまく相づちを打てば、勝手にしゃべる」
「それを店に報告するのですか」
「普通は、そこまでしない。電話で話して、終わり。相手に会うかどうかは、女の判断。危なそうなら会わない。面倒そうなら切る。それで済む」
「最近は、済まなくなったのですね」
美奈子は、直樹を見た。
「直樹くん、聞き方がまっすぐすぎる」
「すみません」
「でも、今なら怒らない」
美奈子は、直樹の肩に頬を寄せた。
「済まなくなった。ベル・ローズには、ただの電話じゃない客がいる。店が拾ってほしがる客がいる。金を持っている男、会社の男、土地の話をしたがる男。そういう人が来ると、店の空気が少し変わる」
「誰が変えるのですか」
「田口さんは受付。あの人は入口を見る人。奥にいるのは店長。店長が見る客は、ただの客じゃない」
「店長が、美奈子さんに会わせるのですか」
「会わせることもある」
美奈子は、そこまで言ってから口を閉じた。
直樹は追わなかった。
美奈子は、追われないことで、話を続けた。
「真紀ちゃんは、そこに入ってこない。あの人は電話だけ。だから、まだ安全。私は、少し入っちゃった」
「なぜですか」
「お金」
美奈子は、あっさり言った。
「それと、面白かったから。男が私に気を許して、会社の話をする。土地の話をする。自分は大きい仕事をしているって顔をする。私は、へえ、すごいねって聞く。それだけで、向こうは勝手にいい気分になる。そういうの、私、得意なの」
美奈子は笑った。
だが、その笑いは少し苦かった。
「でも、最近は少し変。店長だけじゃない。外の人が出てくる。それに、京浜土地建物っていう会社の男の人が、何度か店に来てる」
「京浜土地建物ですか」
「うん。土地の話をしたがる人。私、一度その人と電話で話したの。店長に、あとで何を話したか聞かれた」
「そう」
美奈子は直樹から少し離れ、髪を整えた。
「明日、同じくらいの時間に来られる?」
「来られます」
「じゃあ、私を指名して」
「分かりました」
美奈子はカーテンを開けた。
店の音が戻ってきた。受付の声、階段の足音、遠い音楽、別の女の笑い声。さっきまでの時間が、急に現実の店の中へ戻された。
直樹は、ソファーベッドから立ち上がった。
美奈子は、明るい良い子だった。
だが、それだけではない。
客の気持ちをつかむ女であり、男に話をさせる女であり、危ない線へ半歩入っている女だった。そして、まだ完全には向こう側へ落ちていない女でもあった。
直樹は、店を出た。
夜の五反田の空気が、階段の上から流れ込んでくる。外では看板の光がにじみ、通りには客引きの声が飛んでいた。
直樹は歩きながら、今夜得たものを整理した。
田口は入口を見る。
店長は、金になりそうな客に目を付ける。
美奈子は、選ばれた客に近づく。
金、会社、土地の話をする男たち。
外の人間。
美奈子は、まだ全部を話していない。
だが、次にまた来て欲しいと頼まれた。
それだけで、今夜は十分だった。
後編1では、直樹が五反田の遊興ビルにあるピンサロへ入り、美奈子を指名した。触れ込みは、真紀から聞いた「美奈子は明るい良い子」という言葉である。直樹はリエンに行き先を細かく告げず、1人で美奈子に接近する。美奈子は30歳で、大柄で筋肉質な体格を持ち、外交的で客の気持ちをつかむのがうまい女として登場する。最初の40分では、美奈子が仕事として直樹を相手にするが、直樹は受け身のまま終わらず、美奈子自身を女として扱う。美奈子は直樹に触れられるうちに気を許し、自分からもう1セット取るよう求める。2回目の40分で2人の距離は縮まり、美奈子はベル・ローズ、田口、店長、土地の話をする客のことを話す。美奈子は直樹を気に入り、翌日もう一度指名して欲しいと頼む。




