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第三十五エピソード:真実を求めて:

売店での出来事を済ませた俺は散らばった仲間を集め

船に戻った、一つ目の飛行島をあとにし、俺達は

船内探索をしながら次の島に着くのを待っていた


「結構広いな、あんまりじっとしててもあれだし

探索しがいがある、ところでなんで着いてきたんだ?

オマエ達も暇だったのか?座ってて良かったんだぞ」


「隣のケンジンが寝ちゃったから」


「二人だと心配なのでついて来ました他意は

有りません、というかイエローが心配ですね」


「イエローはA子とも武闘ライザーとも

仲良いし他の客とも上手く話せるだろう」


「最近ケンジンの名前知ったぐらいだし

A子ちゃんが合わせてくれてる感じだよ?」


「俺は文字も知らないから仲良いほうだろ?」


「賢いに仁義でケンジン苗字は焔の城でホノシロ

って言ってたよ、A子ちゃんは名前は戦闘員に

なる前に捨てたって聞いたけどなんて呼んでるの?」


少し言い辛いがその問いに一応答えておく


「アイツの親は組織に借金しててなそれで

金が無いから連れてけって渡されたんだが

組織も対応に困ったよ、そんな事させたい

訳じゃ無かったからな、ただ待つと言っても

用意出来ないから代わりに連れてけ払う気は無いって

それで当時怪人化手術を受けたばかりの俺が

部下として引き取る事になったんだが、その後に

それをネタにゆすろうとして来てな、その結果

当時まだ首領をしてたゼン・アークが行動し

その後どうなったかはちょっと言い辛い話しだが

そっから数年死ぬより苦しんで舌と耳を潰して

何処かに売られて行ったアイツには死んだと言ってる

長話しになったが早い話し半端者は見せしめにされる

オマエ達は変なとこに関わったら外聞捨てて逃げろ」


ブルーがメガネを整えて少し考え話しだす


「貴方が怪人だと言う事を少し忘れてましたが

信用に足る人物だと思ってますし、いざという時は

頼らせてもらいましょうかね、その為には

本名でも名乗っておかないとダメですね、

じゃあ私から青い木に天高い樹と書き

アオキテンジュです、良ければイエローも

名前を言ってくださいますか?」


「私は黄色い葉っぱ聖獣の麒麟でキバキリン

分かりやすい名前でしょ?ゼータは何でゼータ

なの何か凄い理由があったりするの?」


そう言われるとただの製造目的なんだが言うか?


「俺は最終局面で使う為に設計された怪人だったから

たまたま作戦指示が来てたまたま手術が成功して

本当なら組織の敵と戦うハズだったんだが

それで最後や究極って意味でゼータと名付けられた

まぁそんなに上手く進まずゼン・アークは行方不明で

そっから色々あってゴック・アークが総帥になり

何故かクビになって何故か異界流しになって

まぁ生きてたから、二人でやり直すつもりで

生きて来たんだが、たまたま勇者になってそれで

何か違和感みたいなモノを感じて、だから俺は

改造指示を出したゼン・アークにどこまでが

偶然なのか問うつもりで船に乗ってここまで来た

全部が決められた事なのかそれともただの

運命だったのかそれが分からないと納得出来ないんだ

と言うか今までの敵達や自分が動かされたコマなら

戦ってきた意味や何の為になのかが知りたいんだ」


青木は自分の顎を触りながら考え話しだす


「つまりゼン・アークさんが何かを知ってると

思いこの船に乗りアメリオ大連合国にむかってる

という話しですよね、ただ話を聞くと私には

どうも、この旅自体がが呼ばれているような気がする

んですよ、運命を予測して怪人を用意しこちらに呼ぶ

そんな事が出来るのならですが…ただ否定出来ない点

が有るんですよ全て長い準備でここに至るまで

全部用意されてたとしたら、敵も力も私達さえ

仲間になる為に用意されたモノだとしたら」


おそらく俺が思ってる事が分かってのだろう


「僕達は怪人との戦闘中に気づくとこの世界にいて

彼等怪人が何者か知ら無いんですが、もしですよ、

もしそのゼン・アークさんが用意した怪人で

我々が困窮し戦う力を持ち戦わされてたなら

少し思い当たる部分が有るんです、

僕達を殺さずこの世界に送った意味も敵の不審な

行動の全てが僕達をこの世界に送り込む為だけの為に

だとすると同じ敵を作り協力関係を作ったり

全部彼の手のひらで踊らされてた訳です

ただ彼は何故そんな事をしたんでしょうか?

現実逃避かもしれませんが可笑しいですよ」


その言葉に俺は答える


「その理由を知る権利が俺達には有る

たとえ全部作られたものでも、俺は

みんなを信頼してるし、無意味なんかじゃ無かった

だから全てを知った上でこの世界で生きたい

何も知らず見ず聞かずそんな状態でいたくない

全部俺達の前に有る現実なんだから」


「確かに何も知らない方が怖いし

今までの事に意味があるならどれだけのモノか

ちゃんと知っておきたい、たとえ意味が無かろうと

僕達が歩んできた道は誰にも否定出来ないハズだ」


「私は最近仲間になったとこだけどみんなが

どんな日々を過ごして来たかちゃんと見て来た

だからどんな答えだとしてもちゃんと見て聞いて

記憶に焼き付けてもし何かあっても逃げないよ」


ブザーが鳴り飛行船が止まるどうやら

次の島に着いたようだここからは歩きと

有れば鉄馬車で首都まで行くだけだ勇者の証が

有ればゼン・アークに謁見できるらしい

サッどうやって首都まで行くか


「えっ?もしかして歩くんですか?鉄馬車とか

魔動力車のレンタルとかじやなく?」


「ええ〜船で疲れたよぅ」


歩けそうなのは賢仁とA子だけのようだ

仕方ないそこらで鉄馬車でも探してくるか…

辺りを見渡すが鉄馬車は無いコレは

アレをするしかないか?


「ヘイ止まってくれ首都まで四人で行きたいんだ」


親指をビッと立て魔動力車を停めようとするが

中々大人数を乗せてくれる車は無く、


「諦めてたまるか!もう一度だ!!」
















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