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第三十四エピソード:飛行船、航路:

飛行船に乗り飛ぶ事数十分俺達はひとまず自分達が

泊まる部屋を見て飛行船内の武具屋で手入れを頼む事にした、と言っても武器を持ってたのは俺とA子だけでみんなは防具を預けていた大体二時間程で済み

帰って来るらしいそれまでは船内の散策でもするか?


「これで全部ですね?なるべく早く

新品同様にしてませますのでご安心ください」


店員の鍛治士が自信満々でドンと胸を叩き言う

長距離以外だと客が少ないようだが後ろの大男が

指をビッと立てる二人とも自信があるようだ


「じゃあ後で取りに来るからよろしく頼む

俺達は適当に歩いて飯でも食おうかな?

船内に何かあるかな?食堂とかさ?」


俺がそう言うと小さい方の鍛治士が言う


「食堂は無いがBARが有る昼間は食事系

のほうが多いし案外美味いから見てってよ

連合国サンドがオススメだよ」


連合国サンドねぇ…一応試してみるか


「ありがとう助かる行ってみるよ」


そう言い近くの階段前の看板を見て三階まで上る

途中上層階の店舗が見え奥に客室や機関室が

あるようだ、俺達の部屋は一階だな地下一階も機関室のようだな?三階にBARが有り四階が甲板だな

にしても広いな、


飛行島による際は休憩時に

甲板に出れるらしい楽しみだ、二日はかかるらしい

しBARの味に慣れておかないとな…と考えてる内に

着いてしまったれいのサンドはセットがあるようだ

俺はそれにするか、飲み物はゼロコークに

に紅茶に野菜ジュースに果実水かそうだな…


「連合国サンドのセット果実水で頼む」


「私もそれで」「俺も」「私達もそれで」


店員がテキパキと番号フダを渡し飲み物を用意する

おぼんに飲み物やサンドそして山盛りのポテトと

ミニサラダを並べて呼んでくれる後はフダ番を見て

取りに行く感じだ良くあるファーストフード展に近い

全員分が届いたようだなそれじゃあ食うか…


「「いただきます」」


サンドはバゲット系だが柔らかめで具材は

ハムにチーズにハッシュドポテトにフルーツソースが

かかっているポテトは粉チーズと胡椒がしっかり

和えられて美味いチーズに癖があるヤギチーズか?

粉チーズも同じものだろう、フルーティーなサンドと

ポテトが意外にも合う、次はサラダだな千切り林檎に

キャベツにネギのようだが甘味が強い

まさかこれは猫ネギか?猫や犬が食えるネギに

似た希少植物で時価金貨数十枚になったハズだ

喫茶ジンロでは少量しか取れず一部の客のみが

食べに来てたなそれをこれだけふんだんに使うとは

果実水は濃い氷で薄まった感じがしない、まさか

果実氷を使ってるのか店主のこだわりが詰まってる


「美味い、中々出せない味だ…」


「うん!確かに美味しいですね、これ好きだなぁ…」


「量もスゲェしまた食いたいな!」


「コスパも良いし夕飯もここで頼もうかな?」


イエローは口にまだ入っているので喋れず

美味しそうにしている、気に入ったようだ

他の料理は何があるんだろうか?また後でこよう


「「ご馳走様でした」」


みんなで食べ終わり店を出た


「「またのご来店お待ちしてます」」


良い店だな夜は他のメニューを頼もう

そう考えていると停船のブザーが鳴るどうやら

飛行島に近づき50分程休憩になるようだ

甲板から出てある程度近くなら歩ける

気ぃ張ってても仕方ない店にでもよってみるか


「一度降りる方は腕にバンド巻いて降りてください

無くすと乗り直しすぐには出来ませんので気を付けて

もし無くした場合には駅近くに相談役員がいますので再度乗る際確かめて次の便の乗船になります」


カラーバンドを受け取り腕に巻き降りる

サッ何があるかなそう思い陸に降りると

僅かに振動のようなモノを感じる、デカいが

飛行大亀の背中だと言う事が伝わってくる


「どうやって安定してるんだ?」


土産屋の周辺に様々な屋台が有る

取り敢えず土産屋に入ろう、外のは後で見よう

カランと音が鳴り扉が開く


「いらしゃいあせ〜!!!」


店員が勢い良く挨拶してくれる、

少し変わった店員だ


「何か良い菓子折りってあるかい?

こう洒落てて受け取り易いヤツだと

凄く助かるんだが」


「コチラの宝珠の護り如何でしょう!!」


「なんてかちょっと重そうかな?

菓子折りだから失せ物ってか残らないほうが

良いんだよね、軽い食べ物って感じのさ?」


何だか店員の様子が可笑しいどうしたんだ?


「そうだ軽い口辺りならコチラの

浮き鮫の笹かま揚げいかがでしょう

モチモチとサクサク奥深い味わいで

出てすぐの場所で売ってます!オススメです!!」


「土産屋で買いたいし冷めちゃうだろ?

あんた何かあったのか?様子が変だぞ?」


「いゃああ!!バレタァ〜あ!!

やっぱり僕に代理は無理だったんだ!!」


「代理?オマエこの店の店員じゃ無いのか?」


「ああ…いえ店長代理を頼まれた店員です

ただし裏方のなんですけどね…はぁ…」


通りで距離感が変だし落ち着きがないハズだ


「何でその裏方が表で店長代理何かしてるんだ?

倉庫整理とか掃除とか記録付けとか有るだろ

何かあんたじゃなきゃダメな理由があるのか?」


「いや…その…年功序列というか一番長いので

たまたま僕に出番が来たというか、長年裏方で

続けて来ましたので本当にすみません」


「…………」


「あの…その…良い所なんですよこの店の

店長がいる時は賑やかで明るくて外の人達も

良い人達だし、何で僕はこうなのか…」


「オマエこの店好きか?」


「え?どういう事でしょうか?」


「この店が好きで何で働いてる自分だけ嫌いなんだ?

あんたはこの店で必死に下積みして来た、一番長く

この店を守って来た店員だ、なのにウジウジと

ああだこうだ本当にこの店が好きなのか?」


「僕は…僕は、この店が好きで店員になって

裏方だけどずっとこの店を盛り上げていきたいって、

だから今日まで続けて来れました、

いやこれからだってこの店で働きたい僕の誇りです」


「自身が無いなら店ごと自分を愛せばいい

あんたもこの店の一部なんだから出来るハズだ

俺も色々分かりにくい言い方だったな

この店の名物的な美味い菓子を買わせてくれ」


「お客さんのおかげで何か目が覚めた気分です

少しお待ちください、確かアレが奥の棚に…」


奥の棚に試食用の物と一緒に大亀の卵と書かれた

饅頭を持って来るコレが店長代理の最高のお菓子


「試食品食べてみてください一人三つまで大丈夫です

かなり自信を持ってススメられるお菓子です」


饅頭なのに外側が硬いその外側を噛み切るとモチっと

した餅皮が有りカスタードと栗餡が出て来る

正直食べずらいし噛みにくいが味が素晴らしい

外側に黒糖を使い柔らかめのよもぎ餅に二つの餡を

包んだ品それぞれ別の方向性だが後味がまとまって

美味い、よく言えないが啀み合い助け合うとでも

言おうか、後味が本当にまとまっているのだ!!


「美味いよコレ…もう一ついいか?」


「ええ三つまでどうぞ念の為コチラの玉子ゼリーも

いかがでしょう、当店二番目の商品です」


念の為に多めに買って一つ食べるか

本当に助かったな自信も出たようで良かった


「またのご来店お待ちしております」


サッそろそろ集まって船に帰るか














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