第二十エピソード:巨鳥強盗:
多少ショッキングな描写が有ります
最近帝国辺りで巨鳥を連れた強盗が現れ抵抗すると
鳥に襲われるらしい、なんというか巨鳥以外普通の
強盗だが、不自然にデカい強盗が異様に筋肉質
などの理由で、俺達が調査協力する事になった
聖帝王国の人達は何をしてるんだろうか?
アイツらだけでも何とか倒せそうだが何故か依頼が
転がり込んで来た、まぁ店の宣伝にもなるし良いが
一羽と一人何とか捕まえて改心させないと
そして今回役立つ装置が有る、敵のベルトを
一分間止めて操作不能にする、機械それを俺は
正体装置と名付けた、名前は普通だが正体が見えるので現行犯として騎士団で連れて行きやすい
もちろん敵が諦めてくれればだが、
「よし出動だ」と言い常設テントから出る
「待ってくださいシルフィードが手洗いから
まだ帰ってませんし、騎士団は遅めの朝食です
僕達も準備をキッチリしましょう」
ブルーに続きA子も提案する
「私もお腹空いたかも?朝食分けてもらおうよ」
「確かに朝は食えなかったな、飯だけ食って
犯人を探しに行くか、まだ残ってるか騎士団の人達に聞いてみよう、食事の中身はあまり期待するなよ?」
「そういえばこの前の料理美味しかったですが
素材の方虫でしたしね、いや一応魔物なのか?
とにかく栄養は十二分です、食べれるだけ有難い」
俺達は騎士団で食糧を受け取り食事し
帝国外部森林地帯を探索した、見つけたら
狩るように言われた魔物味蟲を捕まえながら
探したが中々見つからない無かった帝国付近の森で
遭遇するハズなのだが、人間の方が考え避けてるのか
遭遇しない何故だろうか騎士団の服装でも無いし
判別出来るもんなのか、いや良く考えたら
魔物狩りながら森の中ズンズン進んでく
複数人は避けるよな?うん…
俺も敵なら怖いから近づかない殺気を抑えねば
「一旦騎士団の常設テントに戻ろう他に方法が
思いつかないし魔物の血とか体液で避けられる
一旦帰り牧場付近を探してみよう、多分
その方が魔物の方は見つかり易いだろうしな」
一旦、騎士団の常設テントまで帰り匂い消しの炭灰
を身体に塗り魔物の鼻も誤魔化せるようにした
次は人間の方を捕まえる為に亜空間から
アクセサリーを取り出し装着してよしコレで
大丈夫だろう、コレでホイホイ出てくるハズだ
多分…きっと…おそらく、大丈夫か?コレ?
テント前で騎士団の青年が大声で俺達を呼ぶ
「大変です帝国入り口付近のパーキングエリアで
巨鳥強盗が発生しました対策隊の皆さん急いで
現場にむかってください、怪我人も出てます」
「今準備したとこ、なのに何だよ巨鳥で強盗って!」
俺はボヤキながらも急いで現場にむかった
10分程で現場に着き辺りを見渡すと
巨大な鶏と筋肉質で全身タイツにマント麦藁帽子に
クワを構えた仮面の男がいるのだが帽子やクワから
農家ではないかと思われる鶏連れてるし
正体装置使ってみるか?多分意味は無いだろうが
「ポチっとな」俺がそう言いボタンを押すと
ボタンを向けた一人と一羽が農家のおじさんと鶏に
戻るいや分かってたが何だこの罪悪感は
怪人じゃ無くても押したらダメなヤツだった
一羽と一人は大慌てだそりゃそうだが
あまりのバレバレ加減に皆、呆然としている
「あっ…確保してください、逃げてしまいます!!」
急いで確保しようとすると正体装置を落とし
鶏に踏まれ壊れる、今となっては壊れて良かった
とすら思う鶏はシメられ、ベルトとコアに、そして
本体は保存用チキンミートになり、農家のおじさんは
騎士団で事情聴取された聴取の結果農家や牧場の
経営の滞りを見て義賊が必要だと思ってしまった、
と言う経緯だったらしいがそう思うものなのか?
真面目そうなおじさんと可愛い鶏が
ベルトで思念を弄られ暴走する思っていたより
身近で危険な代物かもしれない、
そう思いながら鶏干し肉に齧り付いた
「美味いなぁ…ピヨちゃん」
命の味を噛み締めているとブルーが
「ゼータさんコレおじさんのベルトですおじさんは
意識が不確かだから数日で釈放されるそうです
あとピヨ公は美味しく食べてくれと言ってました
ので私がもらった分は後で料理してください」
「ああ…何とか美味しく、料理した方が良いかな?」
齧ったけど炙ってそのままって料理になるのか?




