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第十二エピソード:変身:

ゼータさんと分かれ新たなチームを組んだ私A子

ただなんだか新しいチームはピリピリしてるんだよね

何も起きないと良いけど、こんなんで爆炎レッドとかいう人は見つかるのかな?上手く戦えるか心配だなぁ


「レッドさんの特徴って分かりますか?

変身前と後の姿が分かっていると助かります、

後戦闘になった場合の弱点とか有ると…」


ブルーサンダーさんは手を顎に当て考え


「直情的でアホですね、ただ戦闘能力は群を抜いてます、後は幼少期に捨てられていた際カラスに襲われたのでカラスが苦手ですその時の傷が額に僅かに

有りますその後教会に拾われ育ち中学卒業後村の

猟友会で狩りを習い畑を耕しながら自給自足で生きてきたようです、大熊怪人が出た際に協力者として

参加し、討伐途中色々あって爆炎レッドになりました

変身後は額と耳に炎を模した装置にゴーグル状の眼元

口元に髭のような六本の穴に耐久性に優れ模様が

あしらわれた全身タイツですねタイツは私もですが

変身前の服装は改造したライダースジャケットに

厚手の改造ジーンズでブーツでしたね頭は自分で

切った短髪で意外と端正な顔立ちでしたよ眉毛が

濃かったですね、男性の私でもカッコイイと

思ってたんですがね何が彼をこんな事件にむかわせたのか、見当もつきません正義感が服を着て歩いてる

感じの人でしたからね、こちらに来た時や後に何か

あったのかもしれませんイエローはどう思います?」


イエローは遠くを見ている心此処に在らずって感じだ 

「え?…何か言った?」


やはりどこかぼっ…としている印象だ

どうしたのだろうか?


「レッドが何故こんな事をしているかですよ

それが解れば事件を止めれるでしょう?

やっぱり仲間にはこんな事やめて、らしく暮らして

欲しいですからね、勿論レッドを名乗る別人の

可能性も十二分に有りますので気負わないでください

こっちは三人で協力して事件を解決しましょう」


「うん…そうだよね!レッドが犯人って決まった

訳じゃ無いよね、もしレッドなら何か誤解してる

のかもだし、その時はビシッと止めてあげないとね?

ちょっと気合い入れてかないとね!私頑張るよ!」


どうやら彼等にとって大事な仲間のようだ

私も気合い入れて頑張らないと、いざという時は

みんなのためにベルトを使ってでも止めないと

そう思っていた時遠くから爆発音がした

急いでその場所に行くと布を巻いたマントの男と

怪人戦闘員らしき者達が戦っている、マントの男は

炎を吐く剣を使って戦闘員を蹴散らすが、街に炎が飛び火して、広場は炎に包まれて行く、コレ…かなり

ヤバイよね?何とかマントの男を止めて消火しないと


「みなさん逃げてください彼等は僕達が止めます!」


ブルーサンダーがそう言うと辺りの人達が急いで逃げて行く私もベルトで…!?動かないこんな時に故障?

いや聞いた事を思い出せ、確か敵を認識して

心を落ち着け変身だったよね?よし出来る…

戦える!!


「貴方を止めてみせる、変身!!」


街の炎が私に集まり包み込みベルトが叫ぶ


「ヘンシーンチェーンジドラゴン!

ヘンシーンチェンジドラゴン!!

宿れ幻獣の王ド、ド、ド、ドラゴン!!」


何かやたらヒロイックな感じでヒーロー物っぽく

ない?ドラゴンを模した赤いマスクに羽を模した二つに分かれた赤いマント、黒いボディースーツに赤い

ガントレットにサバトンとグリーブ見た目は

驚くほど軽く使い易いコレなら殺さず鎮圧出来る


「かかって来な、爆炎レッド!!」私がそう言うと


「どうやら正体がバレてるようだな、そりゃそうか

そっちにはブルーとイエローがいるようだしな、

オマエもベルトを使うなら倒すまでだ

怪人もそれに従う人間も存在するべきじゃ無い

オマエ達と分かれてから数年で俺が知った事だ

人間は脆く醜い自分達の安寧の為になら昨日の

隣人も敵にし殺す、神父さんもシスターも孤児達も

全部俺の家族というだけで惨殺された怪人と

それに従う奴等はみんな悪魔だ!いやそれ以下だ!!

バラされ晒された、そして俺は全ての怪人とそれに

連なる者全てに復讐すると誓った人間も怪人も

力を持つかどうかだけだ、悍しい知恵で

全てを蹂躙する俺は奴等を赦さないどれだけ懺悔し

後悔しようと俺は許さん!!」


爆炎レッドから確かな憎しみを感じる彼が戦った

組織はあまりに残酷で卑劣な怪人と人間の

集まりだったんだろう、だが力を求めた人間が必ず

悪になるとは限らない何も知らない人々のために

彼の暴走を止めなければならない私が怪人だとしても


「必ず貴方を止めてみせる、貴方自身の為に!!」



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