表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
溺愛されてる貴族令嬢は、小さな竜人を義弟(おとうと)にしました。  作者: 竜ヶ崎彰
7章 ささやかな日常2

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

108/128

105.お答え出来ません…

「それでは、リタさん!よろしくお願いします!」


「は、はい…」


 色々あったけど、私の取材が今始まった。

 ちょっと、緊張する。

 体育祭での事件の事を聞かれないかと思うと…。


「あ、あの、あくまでもプライバシーの侵害になるようなことは避けるつもりでいます、なので答えたくない質問は答えなくても大丈夫ですので、リラックスしてください…」


「え?あ、はい…」(それでいいならいいか…)


 そういう事なら堂々と言えるかも?

 そんな事を考えているうちに最初の質問が来た。


「では、まず、リタさんはよく同世代の異性から求愛を求められていますよね?」


「え!?そ、そうですが!?」


「リタさんには、意中の相手は現在おりますか?」


(超特急(ドストレート)すぎるよ!)


 いきなりなんて質問してくるのよ!

 でも、いきなり答えないのはまずいかな?


 私は心の中で会議をした。

 いきなり意中の相手はいるのって聞かれてビックリするからこれは慎重に答えなきゃいけないわね!


「え~っと、今はいませんね…」


「そうですか、なんか勿体無い気がしますね!リタさん、可愛いし優しいし、おまけに胸だって大きいのに!」


「最後関係ないでしょ!!///」


 最後のはさすがに言われて恥ずかしかった…。



「では、次の質問です!リタさんのご趣味は!?」


「趣味、私…家にいた頃、よくリス達と遊んでたかな?」


「リス?」


「うん!私の家の近くに広い森があって、そこにリスの親子がいてよくエサをあげたり戯れたりしてたの!」


「・・・・・」


 さすがに今のは変だったかな?

 私はよくお母様に『貴族の娘として恥ずかしくないように』って言われてたけど…


「なかなか素敵ですね!動物と親しいっていうのも!」


「そうですか?他には料理とか、お菓子作りとか…あと、小さい子と遊ぶのも好きかな?私の領地に孤児院があって、よく顔を出すの!子供達が可愛くて!」


「リタさんって、案外活発なんですね!」


「エヘヘ…」


 またらしくない事を言った気がする…。

 でも、悪い感じはしなかった…。

 今の所、相手を不快にさせていないっぽいし…。


「では、次!使い魔で義弟(おとうと)であるティオ君について質問します!」


「え?」


「先日の体育祭、ティオ君は大活躍でしたが、あの力の秘密については何か知ってますか?」


 来ちゃった!?

 あの騒動の事を聞かれる時が…。


 でも、私は約束を守るために…

 ここは…


「それについては()()()()()()()()…それを答えてしまったら、あなた達から見たティオの"印象"が変わるかもしれません…」


「それは()()()()か、()()()()か…どちらですか?」


 良い意味か、悪い意味か…

 良くも悪くも、ティオのこれからにかかわる…

 だから…


「それもお答えできません、でも、これだけは言えます!私は、ティオを義弟として、そして大切な使い魔としても、愛しています!」


 これが私の精一杯の答えだった…。

 相手の反応は…。


「・・・分かりました…それが聞けて納得しました!リタさんへの取材は以上とします」


「お疲れさまでした」


「はい、」


 私の取材は無事に終わった。

 次はティオに取材を移す事になった。


 ティオはどんな事を答えるのかな?

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ