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溺愛されてる貴族令嬢は、小さな竜人を義弟(おとうと)にしました。  作者: 竜ヶ崎彰
7章 ささやかな日常2

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104.取材をさせてくれませんか?

 体育祭から3日後。

 学院はいつもの日常に戻った。

 これから夏休みまでの間、行事はないけどいつも通りに戻って少しほっとしている。

 ただ、体育祭は色々大変な事になったけど、私の中ではまだ、あの子=アリアの事が気になっている。

 まだ入院中だけど、今後あの子はどうなるのか…。

 それだけで頭がいっぱいだった。



 いつものように朝起きて朝食を済ませて制服に着替えて寮から学校までティオ、テレシー、アギト、ミーシア、ガレオと登校する私。


 でも、この日はいつもと違っていた…。


「どうも~!新聞部で~す!」


 私達の前に新聞部を名乗った2人の女の子が横から割って入って来た。


 1人はカメラを持っていてもう1人は筆とメモを持っていた。


「え!?新聞部!?」


「はい!失礼しました!私、ヴィンツェルト学院普通科新聞部所属、ネル・ローズと…」


「エミ・エレスです!」


 カメラを持っている方がエミで、もう片方がネルっていう名前らしい…。


 2人が私達の前に現れた理由は、すぐに分かった。

 どうやら体育祭でのティオの事についてらしい…。


「ティオくん!質問よろしいですか?」


「な、なに!?」


「ティオくんはあの時、すごい勢いで相手を圧倒していましたが、あの力の秘密は何でしょうか!?」


「あああ!みんな、早くしないと遅刻しちゃうよ!」


 私達はそそくさとその場を後にした。


 ティオの暴走はキアヌの仕業だったけど、それを公表したら、騎士団たちとの「あの場にいなかった事にする」っていう約束した事が芋ずる式にバレる事になっちゃう!




 とりあえず教室まで行けたけど…


 付いてこられていなかったのが幸運だった…


(あのネルって子、結構根強そうだから教室までついてくるかと思ってたけど…よかった…)


 安心した私は自分の席について教科書を出して1時間目の授業の準備をした。



 あっという間に昼休みになり…。


 食堂で昼食を取っていた時だった…。


 テレシーやアギト、ティオと他愛もない話をしていると…


「どうも!今朝振りですね~!」


「うわ!また来た!?」


 また新聞部のネルとエミが来た。


「さっきはやりすぎてしまいました!なので、食後でよろしいので、リタさんあなたに取材をさせてくれませんか?」


「え?私…」


 驚いた。

 ティオじゃなくて私を取材したいっていうのが…


「はい、ティオくんの前に彼の義姉(あね)にして主人であるリタさんにまず取材をした方が律儀かと思いました!なので、よろしいでしょうか?」


「え…いいけど?」


 ちょっとびっくりしたけど、とにかくあの件は伏せて置けば良いよね…


 私は渋々ではあるものの、取材を了承した。

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