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7歳になりました 21(領地でのびのび)

さぁ、お馴染みの数分間料理番組の曲で始まりました!


夜はBBQなので洗った野菜を鉄でできた串に刺して焼いて行きます!味付けをした食材に火の通りを良くするために食材にはあらかじめ油を絡めて置いたので後は串に刺すだけ♪今回は子どももいるのでシンプルな塩味とスパイシーなミックススパイスを使ったものを準備してあります!串にさす作業は子ども達にまかせて私は他の料理の準備をします!


まずは、じゃがいものホイル焼きを作ります!洗ったじゃがいもに切れ込みを入れバターと香草挟み、濡れた紙で厚めに巻く。そして熾火になった灰の中に入れて蒸し焼きにします。いつもはアルミホイルを使っていたけど、ないのでこれでやってみる。


次は枝豆を茹でていきます!普通の塩茹でと今回はひと工夫してペペロンチーノ風にします!オリーブオイルにニンニクと唐辛子を刻んだものを炒めて香りが立ったら茹でた枝豆を殻ごと加える。塩は薄い時は少しふって出来上がり〜♪これはみんなも喜んでくれるんじゃないかな♪



さぁ、準備は整ったのでみんなでいただきましょう!!



「美味しい〜!!!セリーヌお姉ちゃん、すっごく美味しいよ〜!!!」

リスさんみたいに口をいっぱいにして、目をキラキラさせたジュリーちゃんが食べている。


「よかった〜!たくさんあるからいっぱい食べてね!」


「…うまい」


「ふふふっ、リアムはお肉好きだもんね!ほら、これも焼けたから食べて♪」


「お嬢様、私が焼きますから座ってゆっくり召し上がってください」


「テオ、大丈夫よ。第一弾が焼けたからテオも一緒に座って食べましょう!そうだ、テオはこっちのスパイシーな味の方が好みだと思うわ!食べてみて!」


ぱくっ

「っ!!!美味しい!!!」


「でしょ〜!!テオはこっちの方が好きだって思ったのよ♪」


BBQの焼き台の周りに椅子とテーブルを置き、火を囲みながら食べるっていうのがキャンプの醍醐味の一つだよね〜!周りを見ると大人にはスパイシーな味付けが人気があるみたいだね!お兄様達が上品だけどすごいスピードで食べている。お母様達はジャガバターがおきに入りみたいだね!!お父様達は枝豆ペペロンチーノや塩茹での枝豆を摘んでお酒を楽しんでいるみたい。お酒に合わせたら美味しいだろうな〜!私は今はまだ飲めないから我慢だ我慢!!ちなみに私は飲んでも全く変わらないぐらいお酒が強かった!なので酔った勢いで宴会芸ってこともなく、普通に素面でも酔った時でも馬鹿騒ぎや宴会芸をこなしていたよ。あの頃が懐かしいな〜!


懐かしみながら周りを見ているとフィリベールに目が止まった。先生時代もやっていたくせでついつい食べている様子を観察してしまうんだよね〜。食欲の有無、窒息や具合が悪い子がいないか確認していたからその癖が抜けない。だからこそフィリベールの様子に目が止まったのだ。


「フィリベール、野菜も美味しいから食べてみようよ」


「………」


そう、給食中のあるあるな光景。嫌いなものを残す子。アレルギーのある子にはもちろん無理に食べさせることはしないし、好き嫌いがある子に無理無理口に突っ込むこともしていなかったけど、体のことも考えて偏食にならないように先生時代も声がけをしていた。この野菜を食べると体にはどんないいことがるとか食育の際に教えたりしていたので、それを意識して食べようとする子もいた。まぁ、それで食べられる子はほとんどいなかったけど自分で育てた野菜や料理をするとなぜか食べられる子が増えた。なので、私はそういう機会をなるべく大切にしてきた。


「お肉おいしかったでしょ?お肉と食べるとお野菜も美味しいよ?」


「………」


仕方ない、私が食べさせるしかないな。フィリベールは昼食の野菜は食べていたから小さい野菜は大丈夫みたいだから野菜を小さくしてあげよう。

私はフィリベールの皿にある野菜をすっごく小さくきりお肉と共にフォークに刺して口元まで持っていってあげる。


「はい、あ〜ん♪」


「「「「「っ!!!!!」」」」」


「あ〜、フィリベールが食べてくれないと私悲しくなってくるな〜せっかくおいしく作ったのにな〜…」

しゅんと悲しそうなそぶりを見せるとフィリベールが焦ったようにオロオロし出した。そして決心したように口を開いた。


「〜〜〜〜っ…あーん」


ぱくっ

「わぁ〜!!!フィリベールお野菜食べれてすごいわぁ〜!!!食べてくれてすっごく嬉しい!!!」


私がちょっとオーバーなくらいに褒めるとフィリベールは顔を少し赤くしながらもちょっと誇らしそうな様子だった。ほんと、子供って素直でかわいいな〜!!


私は微笑ましくてニコニコ微笑んでいる様子を、羨ましそうに見つめていた目が多くあったことにこの時の私は気づかないのであった。

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