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7歳になりました 20(領地でのびのび)

「わぁ〜!!冷たくて気持ちいいね〜!!」


「セリーヌ、川の石は滑りやすいから気をつけて遊ぶんだよ」


「は〜い、アレクシお兄様!」


「セリーヌ、おいで。抱っこして少し深いところに連れて行ってあげるよ


「わぁ〜!フィルマンお兄様ありがとう〜!!」


私は早速、フィルマンお兄様に抱っこしてもらってお兄様の胸の辺りまでの深さがある場所に連れて行ってもらった。

陸の上から危険がないか見守るのがアレクシお兄様、水の中でのサポートはフィルマンお兄様って感じで分かれてみてもらっています。私が先生時代にも複数の教師と連携して保育を行なっていた。特に水を使った活動は命に関わることもあるので細心の注意が必要になる。なので、子供達と一緒になって遊ぶ先生と全体監視をして危険はないかチェックする先生に分かれて活動していた。1人担任の場合での他のクラスの先生や、フリーの先生と協力したり、時には副園長先生や園長先生に協力してもらって水遊びをしていた。


「懐かしいな…」

お兄様達の眼差しはかつて私や他の先生が子供達を見守っていた時の眼差しで、前世の先生時代を思い出してしんみりしてしまう。水が怖くて抱っこしてプールに入っていた子が笑顔でプールで遊べるようになったり、泳げるようになって喜んでいる子がいたり…子どもの成長を感じる場でもあったな…。


「「セリーヌ、大丈夫?」」


「え?」


私が考え事をしているうちにお兄様達が私を心配そうに覗き込んでいた。


「あはは、ちょっと考え事してたの。全然大丈夫!!」


「……」


私が笑顔で言っても、お兄様達には多分わかられているんだろうな…。でも、あえて気づかないふりをしてフィルマンお兄様に抱きつく。今、顔を見られるのはちょっと恥ずかしい…。


「セリーヌ、少し飲み物でも飲もうか」


「そうだな、よし!このまま抱っこして行ってやるからな」


「…うん、ありがとう」


「みんな!休憩にするから上がって休憩をとりなさい」


「「「「は〜い」」」」


私はお兄様に抱っこされながら、一緒に川辺に用意してあった椅子に一緒に座った。抱っこされ、お兄様達に優しくされてちょっと気持ちが落ち着いた。フィルマンお兄様に抱っこしたままの私にアレクシお兄様がジュースを手渡してくれた。これは、私が熱中症予防のために作ったポ◯リ風の飲料水です。


「あ、これ美味しいな!なんか体に染み渡る感じがするな」


「本当だ、美味しいね」


「ふふふっ、喜んでもらえてよかったです!これには塩も入っているので、運動した後に飲むのにぴったりなんですよ!暑いときなんかは熱中症予防に最適です!」


「その熱中症って何だ?」


「えっとね〜、暑い中水分や塩分を取らずにいると頭がクラクラしたり熱出たりしちゃうんですよ。下手すると命にかかわることもあるので夏場は特に気をつけないといけないの」


「なるほど、確かに騎士の訓練中倒れるやつが最近多かったのはそのせいだったのか!騎士団でもこれを飲めばそんな奴が減るかもな」


「そうですね、では、休み明けにまた作るので騎士団の皆さんに飲んでもらってみてください。一応レシピ渡しますから、よければ使ってください!」


「おぉ!それはいいな!んじゃ、休み明けによろしく頼むよ」


「何人分作りましょうか?」


「とりあえず、うちの隊と上官に飲んでもらおうと思うから50人分かな?量が多いけど大丈夫か?」


「大丈夫ですよ、そんなに作るの大変ではないし、料理人の皆さんにもお願いして協力してももらおうと思います!」


「そっか、よろしくな!今度何かセリーヌにはご褒美にあげるよ。料理人のみんなには何か差し入れしておく」


「わぁ〜!ありがとうございます!!」


私が飲みながら周りを見回すとみんなきちんと水分補給しているみたいだからよかった。あれ?そういえば水に入ってなかったけどフィリベールはどこだろう?ちゃんと飲んでるかな?私がキョロキョロ見回すとちゃっかりパラソルの下の椅子に座ってペンを走らせていた。テーブルにあるコップもきちんと減っているからちゃんと飲んでいるみたい。でも、フィリベールは一度何かに集中すると飲食を忘れがちになっちゃうのに珍しいな…。

私がじっと見つめていると、ジゼルがすすすっとフィリベールのところまで行き、口にストローを差し込んだ。するとフィリベールが無意識にジュースを飲み込んでいた。

アンナ、さすがね…ナチュラルにフィリベールのお世話をしている!!私は改めてうちの使用人達はレベルが高いなって感心しました。


その後、もうひと泳ぎした私たちは各自のロッジにあるお風呂で温まり、ゆったりとティータイムを楽しみました。


まったりしているうちに日が暮れてきた。さぁ、いよいよBBQの時間だね!!いっぱい作っていっぱい食べよう♪


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