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7歳になりました 19(領地でのびのび)

よ〜し、着替え終わりました〜!!よしよし!めっちゃいい感じじゃん!!私の水着はワンピース型でミニスカートになっているもので、色はピンクのチェックでフリフリがついた可愛い水着です。本当はもっと落ち着いた色の水着にしたかったんだけど、お母様とお婆様がこっちの方が可愛いってゴリ押しされたんだよね。ま、こんな可愛い水着は若い時しか着れないから今のうちに着ておきますか!!


外ではもうみんな着替え終わったみたいだね。お母様達女性陣はまだ時間がかかりそうだから私は先に行ってよ〜と!


私はウキウキ気分でロッジのドアを開けて広場に飛び出して行った。


「みんな〜!!お待たせ〜!!!」


「「グハァッ!!!」」


「「…っっっ!!!!!」」


「ーーーー」カキカキ…


私が出ていき、みんなに声をかけるとお兄様達が苦しそうに心臓を抑えてうずくまり、王子兄弟は真っ赤になって硬直し、フィリベールは私をガン見しながらペンを走らせている。


「え?何、この反応??」


「お、お嬢様〜!!こちらを羽織ってください〜!!」


テオが顔を真っ赤にしながらラッシュガードとパレオを抱き抱えて走ってきた。


「え?いらないよ?私はお母様達と違って泳ぐつもりだからそれ着たら邪魔だし〜」


「お嬢様!!!」


なぜかテオの顔が般若みたいになっている。怖いので、仕方なくラッシュガードを羽織った。その様子を見ていたリアムは首を傾げ見ている。


「?小さい頃はうちの領地でもっと薄着で遊んでたぞ?何が問題なんだ?」


それを聞いた瞬間、真っ赤な顔をして固まっていた王子2人が赤鬼になった。


「「はぁ〜???!!!セリーヌは一体どんな格好してたんだよ?!」」


「え〜?子供の頃の話でしょ〜?普通じゃない??」


「「普通じゃない!!!」」


「セリーヌお姉ちゃ〜ん!お待たせ〜!」


「「お前もかっ!!!」」


案の定、私と同じ格好できたジュリーが王子兄弟の怒られた。まぁ、この世界は肌を出すのをあまりよしとしてないからね〜。でも、夏場の暑い中、ドレスを着るなんて熱中症にわざわざなるようなもんだからね。女の人の軽装も普通になれば女性の負担が減ると思うんだけどね。まぁ、肌を出して歩いていていらぬちょっかいをかけられないようにってこともあると思うけどなんとかしたいな〜。何かご信用の魔道具でも作ればいいのかな?今度魔法の得意なアレクシお兄様に相談しましょう。それと女性ができる護身術なんかも習っておけばいいのかもね〜。こっちはフィルマンお兄様に相談しよ〜と。


私が腕組みして考え込んでいると、まだキャンキャンと言い合いをしていた。はぁ〜しょうがないな〜。


「あのね〜、あんまり女性の格好に文句をつけると嫌われるわよ?」


「「「…っ!!!」」」


それを聞いた瞬間、王子兄弟とテオがピタッと固まった。


「セリーヌ…」


「?何、リアム?」


「水着似合っているな…」


そう言ってふわっと小さく笑うリアム。顔が元々イケメンな上に本当、中身まで男前!!!


「リアムありがとう〜!!褒めてくれて嬉しい〜♪」


「ジュリーも似合っている。セリーヌとお揃いでよかったな…」


「うん!!とっても嬉しい!!!」


そうなんです!ジュリーちゃんの水着は私とデザインは一緒で、色違いなんです♪ジュリーちゃんは赤のチェックでとっても可愛いの〜!!!


私たちのやりとりを聞いた3人はガーンという顔で、青くなっていた。まぁ、これに懲りたら女性の意思を尊重してガミガミ言わないことだね!!いつの間にか復活していたお兄様達がいいきみだと言わんばかりのドヤ顔でニヤついてその様子を見ていた。フィリベールに至っては何かを一心不乱に描いているのでそっとしておきます。


「さぁ、時間がもったいないから軽く体操をして遊びましょう!!」


私はおじみにみんなが運動会でやっていたであろうあの曲の体操を行いました。みんな見よう見まねだったけどちゃんとできていたからよかった。


そして入る前に大事なお約束をします。先生時代もプールに入る前にルールをきちんと確認し、安全に楽しく遊べるようにしていた。今回の場合は川だけど危険があることには変わりないので、きちんとお話をします。ここで大事なのはダラダラと長く盛り上がりのない話にしないこと!子供の集中はよくて数分しか持たないので、その限られた時間にしっかり覚えてもらうことが大事なのだ!!私はお約束をするときはパペットやパネルシアター(不織布でできた絵を貼る保育道具)、寸劇なんかしながら面白くて集中し聞けるようにしていた。誰だってつまらない話は聞きたくないでしょう?中高の校長先生の長い話を集中して聞いて覚えているかって言われえたら誰も覚えてないでしょう?なので工夫が大事なのですよ!!


「以上が川遊びのお約束です!約束を守って楽しく遊びましょうね!!あ、そうだ、これを手首につけてね」


「これは?」


私が渡したのはミサンガのような紐。


「これはね、溺れた時に反応して水面までつけている人を引き上げてくれるようになっている魔道具だよ」


この世界にはライフジャケットとかないから、危険がないように急いで作ってみたんだよね〜。私は子供達みんなにミサンガを結び準備は整った。


「よ〜し!思いっきり遊ぶぞ〜!!」


「「「「「「お〜!!!」」」」」」


私たちは早速、川遊びを楽しむことにしたのでした!!

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