↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
45/93

7歳になりました 4(領地でのびのび)

田植えも終わり、夏に収穫する野菜の苗も畑に植え終えたので農作業は一段落つきました。


そして、暇になった私は領地についてよくわかっていないことが多いので、学んでいこうと考えました!


でも、ここで障害となる高い壁があるのです…


「お父様、私街に行ってみたいの!!」


「駄目だ」


「お母様、一緒に街にお買い物に行きましょう!」


「ふふふ、店の人が来てくれるから街にいく必要はないわよ」


「アレクシお兄様、私ね領地に住む人たちがどんな生活がしているか知りたいの!」


「駄目だね」


「フィルマンお兄様、街にある屋台や武器屋さんに行ってみたいの!」


「駄目だな」


「も〜!!!!!なんでみんなダメって言うの〜!!!!!」


「「「「だって、セリーヌは目立つからね」」」」


「じゃあ、誰か一緒に行けばいいんじゃない?!っていうか私も魔法使えるし危険じゃないよ!!」


「「「「領地に療養に来ていることになっているのに元気に街を歩いてたら嘘ってバレるでしょ」」」」


「うわ〜ん!!!みんなの意地悪!!じゃあ、髪と瞳の色を変えればいいでしょ?!」


「セリーヌ、自分の可愛さを自覚した方がいいよ?」


「…アレクシお兄様に言われたくないです!!って言うかみんな美男美女じゃないですか!!私なんてただの幼女ですよ?!興味ないでしょ?!」


今の私に興味を示している人がいたらそれは変態ですよ!!って言うかアレクシお兄様は今や美少年から美青年へと成長してきており、目があっただけで年頃の女の子は気絶してしまうほどの美貌だね!!アレクシお兄様は今年で17歳になり、本格的にお父様について領地経営について学んでいるところなの。アレクシお兄様は昔からすっごく頭が良かったから、普通の貴族子息が習うことをあっという間に習得してしまい、13歳ぐらいから座学で領地について学んでいたから今は実習をしている感じだね!


実習か…前世の保育実習を思い出すよ…過酷を極める保育実習…。あれを経験して、保育の道を諦める人が結構いるんだよね…。私も実習が終わった直後は保育の道は諦めようと本当に思ったもんね…。ん?なんでそんなこと思うかって?だって、本当に過酷なんがよ!!まず、園のスケジュールを頭に入れ、朝の会・活動・給食・帰りの会の流れと挨拶の仕方をしっかり覚えないといけない。ちょっと違くてもいいだろうって思ったでしょう?!そうじゃないんだよ〜!!少し言葉のいいまわしが違うだけで挨拶してくれないんだよ…掛け声も大切だね!「さんはい」「せーの」「どうぞ」など色々と掛け声があるけど、園で使っている掛け声じゃないとポカーンってなって言ってくれないいんだよ…。それに子ども達とは全力で遊ぶから1時間ぶっ続けで鬼ごっこをするのだって普通だし、園の掃除や雑用をこなさないといけない。そして家に帰ってからその日あった事を実習日誌にペン書きで提出しないとしけない!!私が行った園はやったこと全部書けってスタイルだったから文字なんて3〜5ミリで書いて、書ききれない分は巻物のように下に長々と付け足して書かないといけなかった…。それを終わらせるだけでも夜中までかかるのに、その他に指導案って言って自分が担当する指導内容を書いた書類を提出しないといけない…。寝れるのはよくて3時間かな…。制作活動などの準備があれば更に時間はないので寝れないまま園に行くんだよ…。ね?死ぬでしょう?


あ、ごめんなさい。めっちゃ話がずれてしまった…。


「セリーヌ、世の中には変態が溢れるほどいるんだよ」


「ちょっ、フィルマンお兄様怖いこと言わないでよ?!そんな訳ないでしょう?!」


一方のフィルマンお兄様はがっしりした体格になりつつあり、スポーツマンって感じ!しかも顔もイケメンだし、すっごく爽やか!!!剣の腕前は若くしてソードマスターになったから実力も申し分ないし、今年から王宮の騎士団に入隊した秀才なんだよ!!もう、フィルマンお兄様を見たくて貴族のご令嬢がお兄様を出待ちしているらしい。


「も〜!!!みんな心配しすぎなの!!!って言うかあんまり過保護すぎるよ!!!もう、勝手に街にいっちゃうから!!!」


「「「「駄目〜!!!!!」」」」


「しょうがない…では、アレクシかフィルマンと一緒に行きなさい。それと騎士達20人ほど連れていきなさい」


「ダメ!!こんなにイケメンなお兄様がそばにいたらご令嬢が寄ってきて見学どころじゃないよ!!しかも騎士さんもそんなに必要ないよ!!!」


『『『『『『そのぐらいにしなさい』』』』』』


「「「「「精霊王様!!!」」」」」


『ヒューゴ、セリーヌが心配なのは分かるが過保護すぎるぞ』


「オパール様…しかし…」


『セリーヌには我らがついている。万が一も危険はない。悪意を持ったものには認識できないように我が認識阻害魔法をかけておく』


「ジェット様!!ありがとうございます!!!」


『そうそう!あんまりしつこい男は嫌われるわよ?』


「「「うっ」」」


『では、セリーヌが街に行くことに問題はないな?』


「「「「はい…」」」」


『『『『『『ということで、我わも妖精の姿で一緒に街で遊ぶぞ!!!』』』』』』


「「「「「…」」」」」


精霊王様達、自分達が街に遊びに行きたかっただけなのね…。まぁ、街に行けることになったからよしとしますか!!楽しみだな〜!!


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。