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7歳になりました 2(領地でのびのび)

はい、只今稲の苗植えを始めて30分が経過しました。現場の状況を見てみましょう!


「ちょっ、全く動けないんですけど?!イネス手を貸して!!」


「あわわっ、カロルごめんなさい〜私、足どころか手も抜けなくて〜!!」


「うわ〜!お姉ちゃん!!転んじゃったよ〜!!」


カロル&ギース兄弟の記録、1メートル!数歩歩いて泥から抜け出せなくなっています!!これは大変ですね〜!!おっと、両家の使用人の皆さんが助けようとしていますが、同じように足を取られて身動きが取れません!!ミイラ取りがミイラになっている状況です!!

おや、少し前方を見てみましょう!!これはアルベール&ライアンの王子兄弟は自分達のペースで前進しています!!思ったよりも進めていますね〜!!


「ねぇ!!ちょっと、セリーヌ!!!なんで君たちはそんなに早いのさ?!」


「やっても、やっても君たちに追いつける気がしないんだけど…」


ライアンは私達に追いつけなくて怒っております!!アルベールは少し途方に暮れている感じですね〜!王子達の記録は10メートルです!!これは初めてにしては上出来ですね!!

あらら?よく見るとフィリベールは田んぼの淵の所で何かやっていますね?…これは、田んぼの粘土部分で人形を作っています!!これは見事な作品だ!!躍動感がありますね〜!!田植えをしている姿ですね!!あ〜!!しかし、作品作りに夢中で全く進んでいないので、記録は0メートルです!


「セリーヌ!!実況してないで助けて〜!!」

あ、カロルがちょっとキレ気味だ。では、実況ごっこはこのくらいにして助けてあげますか!!


「あはは、ごめんごめん。今助けてあげるから!!」

私は風魔法を使って、泥から抜け出せないでいたギース兄弟とカロル、そして使用人のみんなを救出しました。


ちなみに、私とリアムとジェリーちゃんはとっくに稲の苗植えを終えてみんなの様子を見ていました!私の苗植えのスピードについて来れるなんで2人ともさすがだよね〜!!ま、楽しんでもらうことが目的だからできなくても全然問題ないんだけどね!!


「みんなは休憩しててね!私は他のところに苗植えてくるから!!」


「俺も行く…」


「お姉ちゃん私も行くよ!」


「え?でも疲れてない?無理しなくていいんだよ?」


「大丈夫だ」


「うん、こんなの家での訓練に比べれば楽ちんだよ!!」


「わぁ〜ありがとう!!んじゃ、水分を取ってから次の田んぼを植えちゃおうか!!アルベールとライアンも休憩する?」


「いや、ここまできたら戻るよりやってしまった方が早いから続けるよ」


「セリーヌ!僕も一緒にやるからそこで待ってて!!」


「ライアンを待ってたら今日中に終わらなくなっちゃうよ〜!」


「何?!失礼だな!!」


「あはは、2人ともそこが終わったらちゃんと休憩してね〜!!」


「あ〜!!こら!!置いていくな〜!!」


ライアンったらすっかりお姉ちゃん子になっちゃって〜!後ろをピヨピヨついてくる雛鳥みたいで可愛いんだよね〜!ちょっと揶揄うとムキになるところも可愛い!でも、これを言うと怒られちゃうから言わないけどね!それにしてもアルベールは黙々とやって偉いね!真面目にコツコタイプだから将来、この王国は安泰だね!!

それにしても、リアムとジェリーには驚いたな〜!さすがは武芸に秀でたお家柄だね!!体力があるし、体幹がしっかりしているから泥に足を取られて転んだりしないもんね!!


さぁ!ちょっと休憩してさっさと終わらせちゃおう!!




私達は休憩を挟みながら作業を進め、お昼には半分以上を終わらせることができました!!


いよいよ、お待ちかねのお昼休憩です!!


「みんな疲れたでしょう?今から私が特別メニューを作るのでちょっと待っててね〜!!」


「え?セリーヌが作るの?」


「はい!そうですよ〜!アルベールはお米食べたことないでしょう?今日はお米を使ったカレーっていう料理を作ります!!」


「「「「「「「かれー?」」」」」」」


そうです!カレーです!!今や日本人の国民食となったカレー!!私はこの日のために主にアンバー様とゼン様の助けを借りて香辛料を準備し、試行錯誤してようやくカレーを作ることができたのです!!今日はせっかくなので、みんなにもカレーの作り方を見せてから出来立てを食べようと思います!!食べ物の生長の様子や料理方法を知ることで食への興味につながっていくからこれも立派な食育だよね!!秋の収穫の際にはみんなでお料理できたら楽しいかもね〜!


「まずは、お米を炊いていきますね〜!お米を水で洗って、30分ほど水に浸けておきました!お米と大体同量の水を入れて蓋をして火にかけます!お米を炊いているうちに、カレーを作っていくよ!最初に野菜とお肉を切っていきます!」


シュルシュル〜!タタタタッ!!!


「「「「「「「速っ!!」」」」」」」


みんなお腹空いてるだろうから、手際よく進めないとね!!前世でも、子ども達とクッキングする時の下ごしらえで材料をあらかじめ切って用意しないといけなかったから自然と速く料理できるようになったんだよね〜!


「では、焚き火にかけた鍋に油を入れて、具材を炒めていきま〜す!!…火が通ってきたら、水を入れて沸騰させながらアクを取って煮込んでいきます!!」


20分後


「お米は火からおろして蒸らしておいたよ〜!ここで、鍋に香辛料を入れてカレーを作るよー!」


香辛料を入れると一気にカレーの香りが広がっていく!美味しそ〜!!子ども達はもちろんだけど、大人達もカレーに釘付けですね!!


「はい!!できました〜!!では。みんなでいただきましょうね♪」


ふふふ、みんなどんな反応をするか楽しみだね!!

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