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セシルの思いⅡ(セシル視点)

 カナリアさんを影で救いたい。そう思った理由は彼女も一応、教会の一員であること。


 恋愛関係になることは在籍上、禁止されているように思える。だけど、もし将来、彼女との婚約を考えているのであれば、なるべくなら、騎士等に装着するなりして接近しておきたいようにも思える。


 実は僕はこう見えても滅茶苦茶身体能力は高い。貴族の中ではトップクラスに優れている。


 僕の中では、正直勇者並みなのではないかと思っている。果たして、勇者がどれくらい優れているか、分からないが。でも、彼女を守る力はあると言い切って良い。


 まぁ昔の勇者のように負けず劣らずの力を持っていると、自分でも思っているけど、だが、実際、勇者と対戦してみないと何とも言えない。


 僕はわざとではないが、あまり力を人前で力を出すタイプではない。だから、人前では滅茶苦茶弱いフリをして良く装う。


 人前では力を見せる事がないので、隠れて力を発揮させる。誰も、この僕だと気付かれないようにして。


 僕は、そう思い、騎士になるために、プレートアーマーを装着し、誰もいない舞踏会を後にして、素早く立ち去った。


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