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一期一会  作者: 雪奈
第19章 秋と冬の狭間で
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204/208

プロローグ


時折、夢に見る。


教室でひとりぼっちで、誰からも話し掛けられなくて。

声を掛けてきたかと思えば暴言ばかりで。

周りからくすくす笑われて。


孤独で、辛くて、毎日を諦めたくなったあの頃のことを。


彼女のおかげで、今がある。

彼女がいなかったら、今の自分はいない。


大好きで、大事で、たった一人の親友。


友達………が増えた今でもそれは変わらない。


もし彼女がいなかったら今の居場所はきっとない。

本当に自分の居場所はここでいいのか。

自分に価値はあるのだろうか。


そんなことを、ふと考えてしまう。

考える時間がない程、忙しない毎日であればいいのに。


どうしたら、自分に自信が持てるのだろうか。


鏡に映った自分から、目を逸らした。

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