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プロローグ
吉崎香緒里はいつまで経ってもなくならないーーーーーーむしろ増えていく書類の山を見つめた。
文化祭の各クラス、各部活の企画書。
ひとつひとつ確認し、承認印を押していく。
生徒会に入ってから、季節が移り変わるのが早く感じるようになった。
春が終わり梅雨が来て、夏休みももう終わろうとしている。
「会長、ステージのプログラムのことなんだけどさ。」
副会長の小野一輝が資料を片手に寄ってきたため、手を止める。
眩しい西日が生徒会室に差し込む。
まだまだ夏の暑さが残る中、香緒里たちは秋に向かって準備をしていく。
みんなに楽しんでもらいたい。
その一心で。




