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一期一会  作者: 雪奈
第12章 秋めく文化祭
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プロローグ


吉崎香緒里はいつまで経ってもなくならないーーーーーーむしろ増えていく書類の山を見つめた。

文化祭の各クラス、各部活の企画書。

ひとつひとつ確認し、承認印を押していく。


生徒会に入ってから、季節が移り変わるのが早く感じるようになった。

春が終わり梅雨が来て、夏休みももう終わろうとしている。


「会長、ステージのプログラムのことなんだけどさ。」


副会長の小野一輝が資料を片手に寄ってきたため、手を止める。


眩しい西日が生徒会室に差し込む。

まだまだ夏の暑さが残る中、香緒里たちは秋に向かって準備をしていく。


みんなに楽しんでもらいたい。

その一心で。


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