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エピローグ
香緒里は夜、生徒会選挙の選挙管理委員会に出す公約等を机と向かい合いながら考えていた。
頭を捻っていると、ガチャリと音がし、美愛がお風呂から戻ってきた。
「おかえり。」
「ただいまぁ。流石に自主練しすぎたかもしれん。もー眠いわー。」
寮の食堂が閉まるギリギリに駆け込んだ、とお風呂に入る前に言っていた。
そのため今日は談話室に美愛も来なかった。
ついでに悠もいなかった。
二人で何かあったのか、それとも偶然いなかっただけなのかは香緒里にはわからない。
けど……
「美愛、何かあった??」
ベッドにぐでっと寝転がる美愛に香緒里は聞く。
日中、教室で見た表情より少しすっきりしたように見えたからだ。
「何か………まぁ、あったと言えばあったなぁ。」
「そうなの?いいこと?」
「いいこと………うーん、いいことも悪いこともあったけど、いいことのが多めやなぁ。」
ここ最近の少し沈みがちに見えた目も、明るくなったように見える。
「そっか。それならよかった。」
「また………話せるようになったら話すから、待っててな?」
「うん、もちろん。」
香緒里が二つ返事で頷くと、美愛はちょっと嬉しそうに笑った。




