↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
人魔の世界  作者: 道草ノ跡
スーベル魔法学院編

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

94/132

093 討伐2

「久しぶりだな、アレツさん」


「2ヶ月ぶりぐらいですわね! 中級治療魔術の資格、どうでしたか!?」


「おかげさまで、無事合格。といっても、実際に使ったことはないから実働は怖いな」


「人体相手にしか作用しない魔術ですものね…。練習機会なんて、ない方がよろしいかと思いますわ!」


「それは、そうだな」




「そういえば、レイピアのデザイン変えましたのね!」


「ああ。アレツさんの風魔法を見て閃いた」


「ふむふむ…。なるほど! ズバリ、風の受け皿ですわね!」


「正解だ。鍔…って言うんだっけな、持ち手と刃の間にあるやつに、風の受け場所を作った。これで突きを加速させられる」


「鍔…。刀で使われる名称ですわね。レイピアなら、ガードと言われています」


「…職人との仲介をしてくれたガレスさんに、感謝しないとな」


 草を分けながら、平原を進んでいく。魔物がほとんど狩り尽くされてる。

 …まぁ、学生の小遣い稼ぎにしてはピッタリの仕事だからな。それに、平和なのは実に良いことだ。


「しかし、腕や肩に負担がかかりませんか?」


「…え? ああ、風の突きについてか。とりあえず、多少は許容することにした。あくまで、いざという時に使える奥の手ってやつだ。

 中級の治療魔術があるから、多少無茶しても大丈夫だがな」


「お身体は大切にすべきですわ…」





「ナイスですわ! フェドさん!」


「ああ、アレツさんも」


 お互いに色々考えたが、作戦はそのままでいくことに決めた。捻挫しても治せるし、動きを複雑化するのも問題だと感じたからだ。というか、これが現時点での最適解だと思ってる。多分、アレツさんも。

 それでも、アレツさんはめちゃくちゃ反対した。なんとか説得したが、すごく強情だった。



「…しかし、私もハンマー以外の手を考えないといけませんわね」


「そうか? まだ訓練中なら、今は習熟を優先しても良いと思うが」


「それは正しいと思います。…ですが、お友達に負担を強いることは、間違っていますわ」


「負担とは思ってない。…ただ、やってみたいことがあるなら、相談はしてくれ。それを組み込んだ作戦を考えつくかもしれないし」


「ええ、もちろんですわ!」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。