↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
人魔の世界  作者: 道草ノ跡
スーベル魔法学院編

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

83/129

083 砂漠を走る

「いいぃッたぁ!」


「ふむ。そろそろ休憩にしましょう。剣筋が単調になっている。それ以上に、合理性を欠いてる」


「うぐ、…はい。その、ありがとうございました。ガレスさん」



 荒くなった呼吸を、少しずつ静める。…最近ずっと、砂の上を走ってるみたいな感覚だ。確かに進んではいる。だが、進んだ距離以上に疲れている。

 

「フェド様。次の休日、少々お時間をいただいてもよろしいでしょうか」


「…えっ、はい。良いですけど。えっと、剣の稽古とは別枠で、ですか?」


「そうです。平日は執事としての仕事がありまして、まとまった時間を作るのが難しい」


「それは、すみません。その、いつも、というか今日も、本当に助かってます」


「いえいえ、いい弟子に学びを与える。それそのものが楽しいのです。もちろん、主人の命ではありますがね」








「その、ロアちゃん!」


「ティナ、どうしたの」


「えっと、フェド君の、ことなんだけど…。あのままに、したくなくて」


「あいつなら、多分大丈夫。しばらくは見守ってて。…そろそろ、頭冷えてくるころでしょ」


 あんまりにも冷たい言い方。やっぱり、幼馴染だからこそ分かる何かがあるのかな。…それでも。


「待てない。フェド君の、力になりたい」


「…じゃあ、任せる」


「うん、任せて」

 

「…なんでわざわざ言いにきたの? あたしを通す必要性はない」


「ロアちゃんなら、多分私よりも上手くできるかなぁって、思ったから」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。