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人魔の世界  作者: 道草ノ跡
スーベル魔法学院編

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80/129

080 枠組み

「今年からの入れ替え戦は、昇格戦側が3名ずつ選ばれるようになった。

 要するに、21位、22位に加えて、23位が上位中位入れ替え戦に出られるようになる。53位も同様に、中位下位入れ替え戦に出られる。

 威力自慢の生徒が埋もれすぎていた、というのが理由らしい。

 1枠増えたが、狭き門であることは変わらない。今後も精進するように」


 その話を聞いて、俺はどうにも喜べなかった。






「良いねぇ! ということは、実質的に私とフェドの一騎打ちだね!」


「まぁ、ロアの爆発魔術なら問題なく上位入りだろうな」


「あなたたち2人はちょっと怪しいところだけどね。入れ替え戦への参加はできるだろうけど、威力はまだまだ」


「そいつはどうかなぁ! 私たちは日々成長している!」


「…ああ、そうだな」






「確かにパズルはパズルだが、なんか他の魔術と違うよな…」


「パズルの完成が目標というより、くっつく形を見つけまくる感じ…」


「さっきまでの威勢はどこ行ったの」


「学院側のルールで10秒を超えるカウントは禁止。これさえなければ、もっと楽だったんだがな…」


「当然でしょ。事故が多い魔術より、魔法の方を訓練させたいのが学院側の方針。ぼやく暇があったら、もう一度」



 その爆発音は、さっきより大きく聞こえた。


「…あ。ちょっと分かった! どう、ロア! 結構すごくない?! 私!」


「その調子。コツを掴んだのなら、忘れないように反復練習」


「すごいな、トーナ」

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