↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
人魔の世界  作者: 道草ノ跡
スーベル魔法学院編

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

74/129

074 中級試験2

「お、訓練棟で会ったのは久々だな」


「うるっさいなぁ! 1ヶ月で60点まで来たことを褒めて欲しいよ…」


「座学に関しては本当に物覚えが悪くて驚いた。一週間で炸裂弾を覚えたあのトーナはどこ行ったのか」


「ひどい!」



「それで、フェドは魔術の調子どう?」


「炎で試験受けようと思う。完成度は、まぁ見てくれ」


 

 魔素を術式に組み込む。ピースをはめ込むような感覚には、だいぶ慣れてきた。炎の球は、少しずつ大きくなる。

 ある程度大きくなった。ここらが、限界出力一歩手前。

 手のひらの少し上に浮いていたその炎の球を放つ。


 炎の球は的に着弾し、小さな爆発を起こした。的が少し焦げる程度。


「ほぼ満点。座学の方優先した方が良い」


「よし。…ちなみに減点部分は?」


「術式の構築に時間かけすぎ。採点で少し点数引かれる。

 あと、実用面の話をすると。魔法と違って、魔術は管理下にあるだけで魔素を継続的に消費する。もったいない」


「すっげぇ…。よし、私も頑張る!」


「魔素をギリギリまで使ったらすぐに座学に戻るよ、トーナ」


「すっごいスパルタ!」









「…あれぇ。魔法…じゃなかった。実技なら自信あったのに…」


「魔法と魔術は、たとえ効能が似ていたとしても、実情は似て非なるもの。

 魔法が身体なら、魔術はパズル。そのことを脳にちゃんと刻み込むこと」


「まずい…。いよいよ間に合わない可能性が出てきた」


「まだ二月の頭。不可能ではない」


「…一応聞きますが、風魔術で受験ってできませんか? 多分、炎より習得しやすそうなんですけど…」


「試験要項では、自身の魔法属性以外で受験すること、と書いてある。私も風で受けるつもり」


「ですよね…」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。