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048 敵襲
「…報告は、確かなんだろうな?」
「はいっ、もちろんです」
「北門と南門、その近くの森に魔物が集まり出してから、もう一ヶ月か」
「警戒体制をひいてから、かなり時間が経っている。そろそろ、兵士どもの気が抜けてくる頃だ。兵士長殿、士気は任せました」
「もちろんでございます。
…えっ、どっちですか? 士気? 指揮?」
「…お前もたるんどるではないか」
軽く腹を満たして、少し休んだ。そろそろ、素振りに戻るか。
そんなことを、考えていた時だった。
「敵襲! 敵襲! 魔族が攻めてきた! すぐに退避! 門番がやられた!」
大きな声が響いてきた。ここはかなり東門に近い。すぐに逃げなければ、襲撃に巻き込まれる。
「ほんとに美味しいなぁ。ここのお店」
「塩ってのが乙だよね! 塩が分けてあるのも良い! 両手塞がっちゃうけど!」
「魔物の群れだ! 北から多数接近! 魔法使いの兵士が足りてない! 使い手は門へ!」




