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034 逆転
「正直、驚いた。別々に練習しようと言い出した時は、何かあるんだろうなとは思ってたが」
「えへへ、フェドの考えた曲がる弾。覚えようと練習してたら閃いちゃって。試験の時にお披露目、の方がカッコいいかなって!」
「…ああ、カッコよかった」
「よせやい、照れる! …じゃあ、発表しますか!」
「…何を?」
「もう、どっちが先に完成させるか、競争って言ったじゃん!」
「そう、いえば」
「そうだなぁ。じゃあ、試験の何日前に完成したか、いっせーのーで、ね?」
せーのっ。と、トーナの合図。
「4日前」
「3日前ぇ!」
「…ああ! 負けたぁ! くっそう、あともうちょい速く思いつけてればなぁ…。…おめでとう! フェド!」
「…勝負は、な」
次の日、校舎の正面出入り口に、順位の掲示が貼られていた。
23位 トーナ・パーナ
24位 フェド・アルネス




