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110 紆余曲折
「…うわ、本当にきたよ。ロアの予想通りじゃん。…もしかして、ストーキングしてたの、ロア?」
ロアちゃんは、トーナちゃんの足を小さく蹴飛ばす。…やっぱり、変態さんなのかも。
「あ、あれが噂の女の人? すっごい美人さ…、あ、可愛い」
「…ねぇ、手遅れとかいうオチないよね? フェド、がん攻めされてるように見えるんですけど」
「ちょっと、行ってくる」
「あ、行ってらっしゃーい」
「あー…、この人、預かっても良いですか?」
「ロア? どう、…え?」
「…ええ、もちろんですわ」
「もしかして、その…」
「うん、色々あって。まぁ、その辺りの話はおいおいとしましょう」
「お、おう」
「もし、さ。まだ、気持ちが変わってないなら。
あたしと、付き合ってください。昔のロア…とは…」
「…え、あの、どうか、したのか?」
「いや、なんでもない! ともかく、今のあたしと、付き合ってください!」
「そ…の、…俺で、良ければ」
「フェドが、良いの!」




