三回戦③
宜しくお願いします。以前書いていた話ですが、前の作者ページにログイン出来なくなってしまったので、推敲しながら再投稿。話が変わった部分もあります。
宜しくお願いします。
「やはりリョウ達が勝ったな」
「裏切り者の勝ちで喜ぶなよ」
「ロイ、そんな言い方」
「アーシア、良いのだ。ロイはわかっているさ。リョウのあの姿を一緒に見てきたのだからな」
「言っとけよ。そんな事より俺はアーシアを守るからな。エルザが負けたら終わり。そっちこそわかってるよな」
「わかってるさ、それでも勝てだろう」
「わかってるじゃねーか」
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次は???のシードパーティが現れる。おおかたエルザか黒姫かと予想はついていても、その戦いを見れるのであれば、逆に予想に反していた方が騒ぎになるのかもしれない。
「ランキングこそ22位たが、その上がり方は脅威のスピード。力のハインツと魔法のカリーナ。率いるリーダーはサイ。二回戦で16位を倒した勢いでシードパーティの撃破を狙います」
大きな歓声が上がる。
「皆様、お待ちかねのあのパーティが登場だ。ニヒルなロイと研究三傑アーシア、そしてイケメンことエルザ。長らく一位に君臨したエルザパーティだー」
アナウンスとともにエルザが颯爽と登場した。
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エルザ達を見ている、リョウにヒロキが声をかけた。
「リョウさん、良いんですか?」
「良いって? エルザとは戦えないと思ってんのか?」
「戦いにくとは思います」
「まあな。ただ元々エルザとは別のパーティだったからな、戦った事はなくても、戦ったらどうなるかとは考えた事はある。俺が戦いたくないのはもう一つのパーティだからな。エルザに勝ったら多分そいつらだ。そっちの方が気になる」
「もう一つって黒姫様ですよね」
チヒロが会話に混ざってくる。
「多分な。どこかにアイツらもいると思うが、前に見かけた時も黒姫とファフしかいないように見えた」
「見えた?」
「シロウもいたと思う。ただアイツは認識阻害のスキルを持ってるからな。見られないようにしてる」
「わざわざそんな事しなくても良いのに」
「そうだな。だが意味なくはそんな事するヤツじゃない。意味があるし必要な時は出てくる」
「ふーん。私は黒姫様が見れれば良いんだけどね」
「まあ、次の次だ。俺は出てきて欲しいって心から思ってるよ。エルザの戦いが始まるぞ、チヒロは次は初手から動いてもらうし、お前の相手はエルザだ。黒姫を探さずにしっかり見とけよ。エルザもガッドと一緒だ。直ぐに終わらせにくるぞ」
開始の合図とともに、エルザが前に出ると帯電させた剣を一振りすると、相手の3人の足が止まった。
「ちゃんと強くなってるんだな」
以前は3人の足止めをする力はなかったはずだ。半年間ダンジョンに入らなかったリョウとは違う。エルザはロイと2人でもランキング4位だ。
「チヒロ、さっきのはなしだ。俺がエルザとやるぞ」
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