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トップシークレット  作者: toshimi1215
41/61

41.43番目の地球


するとベイが「…さて…いよいよ作戦実行と行きますか?」と声をかけると、女将は微笑みながら「はい了解しました、でわ皆さん、下のブリッジの方に来て頂けますでしょうか」と言った。12名は元気よく返事をしながらエレベーターに乗った。ニーナが「お兄ちゃん、なんだか胸がドキドキするわね」「そうだね…」とトムが言い終わる間にエレベーターの扉が開いた、ブリッジの大きな窓の外には…左手に地球、右手には月が…ニーナはもう一度「お兄ちゃん、なんだか胸がワクワクするわね…」と言い直した。デッキには既に会議用のテーブルと椅子が…全員が座ると、女将がゆっくりとした口調で「匠と話し合ったのですが、この場所に待機していれば異星人の動きが手に取るように分かります、奴らが動き出すまであと4時間と18分…いま匠がスカイシップに透明シールドを張りました。ちなみに今回…匠が作り出したシールドは、更に進化を遂げました。現在のスカイシップは、どんなモノに攻撃されても全て、かわせます、つまり…名実共に本当に透明であり、幽霊船的なモノになって居ます」と言った。ベイをのぞいた11名は驚きのあまり声が出ない。女将は更にホタル達に指令を出した…「全てのホタルに伝えます、通常通りの任務を遂行して下さい…もし担当対象が命の危険にさらされた時は、速やかに対象者の細胞を摂取し、シールドを張り、その場で待機、匠が0.01秒以内に貴方達をスカイシップに瞬間移動させます…貴方達の後ろには、常にパパとママが居る事を忘れないでね」と言う女将の言葉に200億匹のホタル達はいっせいに羽を広げ満面の笑みを浮かべた。ニーナは首を傾げながらリンダの手をにぎり「リンダ先生、ホタルって何ですか?」と尋ねた、リンダは「えっ…」と言いながらベイに視線を向けた、するとベイは微笑みながら「トップシークレット何だけどね、皆んなを守る妖精の事を、別名ホタルって言う名前にしたんだよ、可愛い呼び方でしょ…」ニーナは守ってくれる、と言う言葉が胸に刺さったようで「はい、分かりました、ありがとうございます」と返事をしてくれた、するとブラウンとレイチェルとトムも(…おぉ〜守ってくれる妖精の名前なんだ…)と思って、大いに納得して頷いてくれた。まさか四人の肩にも二匹のホタルが居るんですよ何て言えないので、納得してくれた四人に対して8人は…(ホッ…)とした表情を浮かべ、胸を撫で下ろした。。。時を同じくして、月面基地天文台に勤務する博士と職員達は、70万キロ離れた場所にとどまって居る未確物体に…度肝を抜かれていた。各国から集まって来ている博士達は…「首相に報告をしたい事が…」「大統領につないでくれ…」「国王につないで欲しい…」国によって呼び方は違うが、要するに国のトップに一刻も早く知らせる事が、自分の出来うる最善の事だと思ったのだろう。報告を受けた各国のトップ達は、会議中の者もいれば、ゴルフの真っ最中の者も居る、各地を視察中のトップもいれば、パーティーの真っ只中のトップも居た…。彼等は一応に驚き、慌てふためき…大統領(首相、国王)は国の代表者を招集して会議を開いた。本来なら世界中の代表者達が、国連と言う名前の元に、一堂に会する場所がアメリカには在るのだが…全ての代表者が急に集まれる訳もなく…急遽集まれたのは12ヵ国の代表者のみで、その他の国の代表者達は、衛星中継で会議に参加すると言う形になった。議長国であるアメリカは、陸海空軍のトップと、精鋭幹部は当然の事ながら、国中の科学者、天文学者、宗教学者、生物学者、そしてNASAの幹部を招集した。マイクを握った大統領の第一声は「…世界中が…今よりも更に、協力し合い…乗り越えなければならない局面がやって来ました。月面基地からの報告では巨大な未確物体が…地球から観ると、月の遥か後方に、居るそうです。この映像を観て下さい…」NASAが月面基地からリアルタイムで撮影している映像を流した……会議室に集められたアメリカの選りすぐりの人材300名と、12ヵ国の代表、120名が…いっせいに頭を抱え…そして心の中で(…現実なんだよな…こんな日が本当に来るなんて…)と思っていた。。この様子はスカイシップの中でリアルタイムに流れている…当然である会議室の中に入っている全員の肩にホタル達が着いて居るのだ、色々なアングルの映像が入って来る、会議室の外からの映像、外から会議室の建物を守って居る人達からの映像と…とにかく何でも見る事が出来た。ベイはメリーの肩を抱き寄せながら「さて…どのタイミングで世界中の空軍の方達に協力要請するかだよねぇ…困ったねぇ、知り合いなんて誰もいないしねぇ…」と呟いた、するとジョニーが「…あのベイ博士、三年ほど前に僕とアンジーが担当していたラジオ番組で、空軍の方にインタビューさせて貰った事があるですけど、えっ〜とリチャード…」と言いながら、その先が思い出せないのかアンジーの顔を見た、アンジーはジョニーの期待に応える為に「…えっ〜とリチャード…あっ、リチャードスミスさん」「さすがアンジー記憶力がいいね」と言ってジョニーは嬉しそうにアンジーの肩を抱き寄せた…次の瞬間、女将が「ベイ博士、リチャードスミスさんのプロフィールを紹介します…」と言って、2分間でスミス氏の生まれた時から現在までを語ってくれた、ジョニーとアンジーが当時聞き出すことが出来なかった事まで全てモーラされて居た。とにかくリチャードスミス氏は真面目な人である、子供の頃から正義感が強く、困っている人には手を差し伸べる…いじめらて居る友人がいれば多勢に無勢であっても、頭から突っ込んでいくような人である。ベイは(ボブによく似て居るなぁ…)と思った、なので(今回の事が終わったら友達になりたいなぁ…)とも思った。その時、匠から1つの重大な報告か入ってきた…「ベイ博士、申し訳ありません、奴等の母船(球体)は1つではない事が、今、わかりました、あと二機!人工的球体惑星が地球に向かって来ています」「えっ?同じ大きさのが二機?」「はい、たった今しがた銀河系の中に入って来ました、既にこちらに向かっています、球体どうしの交信を傍受しました」「…同じ種族の者達ですか?」と言う博士の問いかけに今度は女将が「…奴らは1つの種族ですが3人のリーダーの元に、それぞれが派閥を作っているようです、3人は同等の力を持っています…」と言った、ベイは「3人は仲が良いのですか?」と質問すると女将は「いえ、悪いようです」と即答した、ベイは笑顔で「いい事です…」と言った後に(なぜ?…1つの球体からでも凄いパワーを感じるんだけど…何で3つの球体が揃って地球に来るんだろう?)と思った、すると女将はその思いを察知したのか「ベイ博士、今現在も奴らの会話を聞いていますが…どうやら地球には狩をしに来たようです、どのリーダーの球体が、一番多く食料を調達出来るのか、奴等にとって…今回の地球訪問は…ただのはゲームのようです」「…なるほど…彼等はゲームの為に、今まで沢山の星を侵略、殺戮、そして破壊を繰り返して来たんですね」「はい、その通りです…今まで3つの球体は、42の星を食いつぶして来ました」ベイは小さく頷いた後に、皆んなの顔を見回しながら「奴等にとって地球は、43番目のゲームの舞台なんだね、ムカつくねぇ…」と言ってベイはそっと目を閉じた…そしてスッと目を開くと満面の笑みを浮かべながら「奴らを倒すことに、何のためらいも無くなったよ。1つは地球を守るため、2つめは42の星の方達の敵討ち…うん、最高の大義名分が出来たよ…さてと皆んな、まだ少し時間があるから、自分達の部屋で休憩しようよ」と言ってメリーの手をとり立ち上がると、ブラウン一家の四人も「はい、分かりました」と言って、屋上のデッキにある自分達のホテルに帰って行った。4人がブリッジから居なくなるとベイは「…すまないけど、皆んなもう一度座ってもらえるかな…作戦会議の続きを開きたいんだ、まさか子供の前で、復讐だとか絶滅なんて言う言葉は使えないからね」と言って微笑んだ。ボブ達6人は顔を見合わせながらソファーに腰を下ろすと、神妙な顔でベイを見つめた…「僕が常々言っている復讐の件なんだけど…いよいよ最終段階に入って来たんだ」と言う博士の言葉に、6人は思わず「オォッ〜…」と言う声を上げながら、心の中で(…宇宙のはてから侵略者が来るって言う時に…なぜ…今なんだろう…)と思った。ベイは皆んなのそんな思いをよそに「女将さんと匠さんが、慎重に調べてくれた事をまとめると、僕は今まで、国の最高責任者であるトップの人が…僕達を殺したと思っていたんだけど…違って居たみたいなんだ、トップは何も知らされて居ない。じゃあ誰なのか?…今現在、No3あたりのポジションを獲得した、Yと言う人物なんだ…いずれトップを引きずり下ろして、自分が上に上がる為に、有能な化学者(科学者)達に、国の税金を使って手なずけて居たんだ…まぁよくある話だよね。でもさぁ〜少しホッとしたよ、だってさ、国のトップ(大統領)は選挙で決めるわけじゃない…その人が、アイツを殺せ、なんて言う指示を出すなんて…思いたくないもんね…そう言った意味でホッとしたんだよ…皆んなが決めた人が、いい人で良かったよ。さあ…そこで、いよいよ黒幕を退治しようかと思っているんだけど、皆んな…心の準備はいいかな?」6人は真剣な表情で親指を力強く立てた、メリーもベイの横で親指を立てている、ベイは嬉しそうな顔で「昔から僕のワガママな考え方に、皆んなを巻き込んでいるような気がしてね…ごめんね」と言うと、ジョニーは即座に「ワガママだなんて思っていません、でもベイ博士がワガママだと言われるなら…僕達はそのワガママのお陰で…今、幸せです…とっても幸せです」と言ってアンジーの肩を抱き寄せた、すると、ボブもリンダを…グレイもルーシーを抱き寄せた。ベイは「ありがとう…皆んな大好き…」と言いながらメリーを抱き寄せると「では今度はエイリアンの事を…女将さん、今後の奴等の行動予測をお願いします」と言った。女将は皆んなの前に地球と月のホログラムを出し「ベイ博士、皆さん、まず奴等の球体は…色が違います。今現在、月の裏側後方にいる球体は黒で、次に地球に来る球体は白、そして最後に来る球体は、銀色です。奴等は始めに地球を囲むように待機します、その後に各球体から6機のレンガのような航空母艦が合計18機…先程も言いました通り、アメリカ、ブラジル、オーストラリア、ロシア、中国、アフリカの上空に待機し…まず地上にどれだけの生命反応があるかを調べます、全てではありませんよ、10センチ以上の生き物です…約一時間ほどで調査が完了すると、球体に乗っている三人のリーダーが、ゲームスタートの合図を出します、すると各航空母艦から100機の武装した捕獲機が飛び出します…その後…殺戮が繰り返され、地球は宗教絵で描かれているような、地獄絵図のように成ります」「ありがとうございます女将さん…とても分かりやすい説明でした」。。

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