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トップシークレット  作者: toshimi1215
17/61

17.家族



ベイはメリーのお尻を両手で触りながら「あぁ〜この柔らかいお尻が大好き…幸せを感じるよ」と言って微笑んだ。その姿を見たボブがリンダの耳元で「リンダ、メリーは少し天然なのかな?」と言って小さく笑うと、リンダは少し考えてから「メリーは頭がいいから…私達と同じように感じた上で、ベイ博士に甘えている…甘えさせているんだと思うの」ボブは「あっ〜、なるほどね〜」と言いながら内心(そう言えば、俺がボクサーだった時、試合前には必ずリンダが何回も何回も俺を抱きしめて、大丈夫…大丈夫だからって言ってキスをしてくれていたよな〜、女性ってスゴイなぁ)と思っていると、グレイもジョニーも同じ事を感じていたらしく、グレイはルーシーを、ジョニーはアンジーをギュッと抱きしめて微笑んでいた。ベイはメリーのお尻を触って満足したのか「ありがとうメリー、落ち着いたよ」と言ってキスをした後に、皆んなの方に視線を向けた「実はね、新しいマシンを匠さんに作ってもらっているんだ…世界中を震撼させるようなモノなんだ…」ボブは唾を飲み込みながら「なっ…何を作ってもらっているんですか」と尋ねた、ベイは少しだけ間を置いた後に「今まで世界の中で起こった事故や災害の情報は、女将さんが、人工衛星や、各国のスーパーコンピュータから情報を拝借したモノなんだけど…それだけじゃ実際には足りないんだよ。もっと手に取るように分かると言うか…常に見えてると言うか…」ボブは首を傾げながら、ジョニーとグレイの顔を見た(…2人とも分かるかい?)と言う思いを込めてである、しかしジョニーもグレイも解らないので、肩をすくめて見せるしかなかった、するとリンダが笑いながら「ベイ博士、こいつら何にも理解してませんぜ、どいつもこいつも頭の悪い奴ばっかりで…って私が一番解っていないんですけどね〜」と言って、その場をなごませてくれた。ベイは頭をさすりながら「あっゴメンね、僕の説明が回りくどいね…あのね…匠さんにお願いして100億匹のホタル型ロボットを作ってもらっているんだ…前にトンネル事故の時に活躍してくれた、あのホタル達だよ。其れを今度は、世界中にばらまき…1人の肩に1匹のホタルが、そして常に…その人物を観ているんだ…正確に言うと監視しているんだ…あの…世の中を混乱させる…機会を探る為に…でっ…あの…」と言って口ごもってしまった、すると隣からメリーが「要は、私達の助けが必要な人の元に、少しでも早く行けるように、ホタル型ロボットが登場したわけね、あっ、世の中を混乱させる為に…そう言う事でいいのかしらベイ?」「そう…その通りだよメリー、女将さんに100億の目と耳がプラスされたって言う事だよ。女将さん…お手間をかけますが、よろしくお願いします」「はい、喜んで協力させて頂きます、世の中を混乱させる為に、主人と力を合わせて取り組んでまいります」と言うとボブが笑いながら「ベイ博士、女将さん、匠さん、僕達の飲み込みが悪くてスミマセン、私も今やっと理解できました。正確な情報があった方が、混乱のドサクサに紛れて、人を助ける時に、楽だと言う事ですよね…」と言うと、ベイは照れ臭そうに「あっ、うん…ボブその通りだよ」と言った。7人は(やれやれ、やっと博士が人助けだと認めた…)と思った。そんな空気の中、ベイは「…其れと後2つ皆んなに報告があるんだ、ひとつ目は、生き返りマシンを更に小型化にします、もうひとつは鎧いでもあるフリー達に、新しい機能を追加します。以上3つを近日中に公開します」と言って7人の顔を見回し満面の笑みを浮かべた…。メリーはすかさずベイの耳元で「ベイ、フリー達にどんな機能を追加するのか見てのお楽しみって言う事なのかしら?」「そう言う訳じゃないけど、皆んな知りたいかな?」「えぇ、きっと知りたいと思うわよ」「…分かったよメリー。あの皆んな、チョット聞いて貰えるかな、あのね…フリー達の新しい機能わね、物体を通り抜ける事が出来るようにするんだよ、えーとね…幽霊みたいに壁や天井や…色々なモノをスルリと抜けられるんだ…つまりフリー達に包まれている僕達があらゆるモノを通り抜ける事が出来るんだよ」6人は目を見開いたままで固まってしまっている。ベイは頭をさすりながら「あれ?、何だか今ひとつパッとしない機能だったかな?」と言ってメリーの顔を見た。メリーは「皆んな、驚いて居るのよ」と言った。ベイは自分の頭をさすりながら「あの…少し前に…山火事で被害にあった人達を助けに行った時…姿を消してテントから出ようとしたらさ…沢山の人達が外から入って来て、出るに出れない事があったでしょ…あの時に物体を通り抜けるモノを作ろうって思ったんだ」と言った。ルーシーもアンジーもリンダも満面の笑みで、グレイとジョニーとボブに抱きつ……(普通は思っただけで、作れないんだよ…私達の博士は何でも作り出しちゃうんだから…もう〜凄いとしか言いようが無いじゃん…)そんな事を思っていたら…6人の目から涙が溢れて来た。ベイは急に涙ぐむ6人を見て「えっ〜皆んなどうして泣いてるの?僕の発明品が気に入らなかった?困ったな…作り直そうか?」と少し慌てた口調でオロオロとしていると、アンジーが涙をぬぐいながら「違うんですよベイ博士…私達もう…けっこう前から泣きたかったんです、ベイ博士が私達の為に色々な事をしてくださって、嬉しくて…だって私達の想像をはるかに超えたモノばかりを…ベイ博士が出してくれるんですもの…嬉し過ぎて…一回泣いておかないと精神的に持たないような気がして…」ベイは安心したような顔で「あっ…そうなの…あの…ゆっくり泣いてくれていいからね」と言った次の瞬間、メリーはベイの胸の中に入り「もう〜、私のお尻を触りながら、色々な事を考えているのね」と言ってキスをした。そんな光景をデッキの隅の方で観ていた8体のフリーがチョットした密談を交わしていた。「私達の御主人様はヒマさえあれば抱きしめ合ってキスをしている…何の為に、何の意味があるのか…私には分からない」と言ったのはフリー・ベーである、その言葉を聴きたフリー・ボーもフリー・ジーもフリー・グーも(我々も同意見だ)と言わんばかりに頷いた。ベイ達8人が結婚した夜に、女将と匠…そして自分達8体も、ドレスとタキシードを着せて貰ったが…今ひとつ…理解が出来ていない…「女将様と匠様は、更に愛し合われて居るが…だいたい愛って、何なんだ?」とフリー・ベーが呟いた。するとフリー・メーが「私は、1時間と8分74秒前に女将様から「何事も経験が必要なのよ」と言う言葉を頂いた…」と言った次の瞬間、フリー・ベーを自分の胸に抱き寄せ唇を重ねた。はじめフリー・ベーの手はダラリと下がった状態であったが…5秒を過ぎるとフリー・ベーの両手はフリー・メーの腰をしっかりと抱き寄せていた…5秒後唇を離した2人が見つめ合い「不思議なモノが私の身体の中を走り回っている…」とフリー・ベーが言えばフリー・メーも「私の身体の中にも不思議な温度の高まりを感じる…」と言う言葉を返した。フリー・リーがフリー・ボーに「私達も経験してみないか?」と言うとフリー・ボーは優しくフリー・リーの腰に手を回しソッとキスをした…その様子を見たフリー・ジーはフリー・アーの腰に手を回し、フリー・グーもフリー・ルーに優しくキスをした。…しばらくして8体、4組のフリー達は、お互いの顔を見つめ合い、高まっていく身体の温度の制御を、どのように克服すれば良いのか…困惑していた…その時、8体の行動を始めから観ていた女将が、8体の耳元でソッとこんな事を呟いた「怖がらなくていいのよフリー達、あなた達が今感じている事が、人間で言う所の、人を好きになる、人を愛すると言う事なのよ」と言って優しく「うふふふふふふ…」と笑った。するとフリー・リーが「女将様…私は今、フリー・ボーから少しも離れたくないと思っています…私の身体は故障したのでしょうか?」「大丈夫よ故障なんてしていないわ。私と匠をベイ博士が作り出して下さったの…その匠と、私が、作り出したアナタ達が…故障なんてする訳がないのよ…私は正確な答えを導き出す為の機械…私が出す答えは常に冷静な判断で正確なの、でも時として冷た過ぎる事もあるの…そんな私に、ベイ博士は匠と言う夫を授けて下さったの…私の身体は温度が上がり「博士、私は故障しているのでしょうか?」と尋ねると博士は「女将さん、それは愛と言う優しい感情の現れです、匠さんが女将さんを愛しているので…その想いが嬉しくて、女将さんの身体の温度が上がっているんです…女将さんも匠さんを愛していると言う事です。私もメリーを愛しています。仲間を愛しています。女将さんも匠さんも、私達と一緒ですね」と言って下さったの…だから匠と私はアナタ達にも…愛を植え付けました、ベイ博士とメリーさんが夫婦であるように、私と匠も夫婦です。…私と匠は愛し方のデータを、ベイ博士から頂きました…今からアナタ達に…データの全てを贈ります。今夜から、御主人様をお護りすると言う仕事が終わった後に…2人でゆっくりと愛をはぐくみなさい」と言って女将さんは8体にデータを贈った。すると8体の身体が震え出し、体温が一気に上がった。「フリー・ジー、御主人様が夜が楽しみって言っている事が分かったわ」「僕もだよフリー・アー、僕は永遠に君の事を愛するよ」「嬉しいわフリー・ジー」と、言う風に、フリー達は次々に自分のパートナーに愛を告げ、見つめ合い、そしてキスをした。。その時、デッキの中にとても冷静な女将さんの声が響いた「ベイ博士、皆さん、たった今、病院のパソコンにデータが入力されました。先ほどスカイシップに取り込まれる前の積乱雲が、落雷によって5名の方を…死に追いやったそうです…行かれますか?病院はすでに把握しています」ベイは両手をパンッと1回鳴らすと「女将さん、行きます…さあ皆んな、世の中を混乱させに行く時間が来たよ、黒装束で行こうじゃないか」と言って腰に手をあてた、内心(…俺なんだかカッコイイ言葉を言えたんじゃないかなぁ…)と思っていると、メリーがベイの耳元で「ベイ、病院の遺体安置所に行くんだから…ドクターと同じような白衣の方がよくないかしら?」「あっ、そうだね、あっ〜」「あっベイ落ち着いて大丈夫よ、ねっ、もう一度皆んなに指示を出して」と言って小さく微笑んだ。ベイは小さく頷くと「皆んなゴメン、病院に行くんだから白衣じゃないと目立つよね。フリー・ベー白衣モードで頼むよ」と言う声で、フリー達は一瞬にして我に戻り…「かしこまりました御主人様」と言って8人の身体に覆いかぶさった。スカイシップは病院の上空100メートルの場所で、透明シールドをはって待機して居る。ベイ達はフリーの誘導によって遺体安置所の前に向かった。亡くなった人の家族であろうか?…30名ほどの人達が廊下で泣き崩れている…ベイ達は遺族の方達に頭を下げながら、部屋の中に入ろうとした、その時…10歳くらいの女の子が泣きながら「パパとママを助けてください。お願いします…」と言ってルーシーの手を握って来た。ルーシーはすかさず「大丈夫よ。こちらに居られるベイ博士が助けて下さるから」と言って女の子の頭をなぜた…周りの大人達は(えっ〜、亡くなった人が生き返る訳が無いのに…子供相手に何を無責任な事を言ってるんだよ)と思ったが、出来る事なら奇跡が起こって欲しいと思っていたので、何も言わずに8人の顔を、ただジッと見つめていた。部屋の中には2人のドクターと4人のナースがいた…ベイはジョニーの耳元で「ジョニー、頼むよ」とだけ言って、悠然と立っている。ジョニーは一瞬(マジで…と思ったが、2秒後に「突然で申し訳ありませんが、私達はトップシークレットの任務の為に此処に来ました。ある国としか言えないのですが、核実験のミスで…先ほど落雷のあった場所から、高い数値の放射能が検出されました、今すぐこの部屋から、皆さんが退去される事を願います…」と言ってドクターとナースの顔をジッと見つめた。ドクターもナースも恐怖のあまり、足がガクガクと震え出した。ジョニーは(しまった〜脅かし過ぎた〜ゴメンよ〜)と思っているとベイが「大丈夫ですよ、直ぐに部屋を出て下されば…」と言った、ところが1人のナースの顔色が明らかに悪いのだ…ベイはナースに、マシンを向けた「あれ…何で?何で病院に勤めているのに…」と言ってベイは首をかしげた。メリーはベイの耳元で「どうしたの?何か病気が見つかったの」「頭の中に大きな腫瘍があるんだよ…かなり痛みをともなっていると思うんだけど…」するとその会話を聞いたドクターの1人が「今の医学では…」と言って涙ぐんだ。フリー・ベーが博士の耳元で「ベイ博士、女将様から、ナースの方とドクターは御夫婦だそうです」「そうなんだ…今日まで辛い毎日だったんだろうね…よし先にナースの方を治しちゃおう」するとメリーが「ベイ、他の人達は廊下に出てもらう?」「イヤ…外でも家族の方達が待っているから…早く悲しみを取りのぞいて上げたいしね、此処にいる6人の人達にはナイショにしてね、って頼んだ方が早いと思うんだけど」メリーはリンダとアンジーとルーシーの顔を順番に見た…3人とも頷いている。ベイはジョニーの目をジッと見つめて(皆んなに説明をよろしくね…)と、目でうったえた、ジョニーは頷き…そして6人に向かい「皆さん、今から私が言う事はトップシークレット何です。さっき私が言った放射能の話はウソです…此方に居られるベイ博士は世界一の天才学者です。今から落雷で亡くなられた5人の方達を生き返らせます。その前に、こちらのナースの方の脳腫瘍を治します、いいですかトップシークレット何です…時間がないので、質問は一切受け付けません。以上です。ベイ博士、お願いします」その勢いに6人は黙って頷いた。ベイは小さく微笑んで「ナースの方、何をされるのか怖いでしょう…御主人に手を握ってもらって下さい。ドクター、奥様の手を…」ベイがマシンを動かす、いつも通りに白い煙に包まれ…わずか8秒ほどでナースの病気は完治した。喜びの涙をこぼす夫婦、驚きで声が出ない同僚達、その事を横目に…次々と生き返る5人の落雷被害者達。アンジーが起き上がった患者に名前を尋ねると、ジョニーが廊下に顔を出して家族を呼んだ、その間わずか12分。女の子がルーシーの手を握り「お姉さんアリガトウ…」と言って泣きだすと、無責任な事を言うなよ、と思っていた大人達が8人に向かって一斉に御礼を言い出した。安置所を出ようとする8人に「あの…せめて御名前を聞かせて下さい」と言われると、ベイは(よし、ここでキメ台詞を…)と思い…振り向きざまに両手を腰にあて、私達は悪魔の使いだ、と言いたかったのだろう…「私達はアクマ…」とそこまで言った時に、横からメリーが「ベイお疲れ様」と言って博士の口をキスでふさいだ。ジョニーは、アクマの続きを「…あくまでトップシークレットなので皆さん…どうか此の部屋の中で起こった事は秘密と言う事でお願いします」と言って話しを締めくくリ、安置所を後にした。。。

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