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農家のデブ三男、兄に実家を追い出されて街で冒険者始めたらモテ始めました!?  作者: FURU
閑章2  もうすぐで1年

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249 装備更新?

1話で終わらなかった…。

今回は槍!


(急に2000字切るやん…。)↓1940字


 毎度お馴染みのコンビニ(職人ギルド直営店)にて。

 そして相変わらず店番をしていたガンキン。


「はぁ、…こりゃまた派手にブッ壊したモンだな。」


 そんなガンキンにジャムール戦で破壊された盾を見せたところ、ガンキンが誰に言うでも無く呆れたようにそう言った。


「こいつはもう駄目だ、鋳潰して作り直しだ。」


「え?」


 元の大盾としての使用は明らかに無理であったが、持ち手の位置や形の調整をすれば中盾くらいになると思っていた俺は、素材にまで戻すというガンキンの言葉に思わず声を上げる。


ギロッ

「あん?…何か文句あっか?」


 そう言って俺に凄むガンキンに、俺は先ほどまでの考えを吐く。


「阿呆!盾は鉄板じゃ無ぇんだぞ!?

 良いか良く聞け。盾ってのはな──」


 俺の素人考えを聞いたガンキンは一喝すると、盾…というより全ての品々がいかに考えて作られているかを熱弁し始めた。

 職人用語が多く大半が理解不能だったが、とりあえず職人…しかも製作者本人が言っていることには異を唱え無い方が良さそうだ。


「─って、お前さんに言っても仕方無ぇな。」


 随分と失礼な物言いだが…実際、考えて作られているらしい盾の改造を頼み込んでいるので文句は言えない。

 

「えっと…、じゃあこっちも無理そうか?」

スッ…


 ガンキンの話で「形が大きく変われば修復は不可能」ということだけは理解できたので、剣身が真ん中からポッキリ逝ったジャムールの魔剣(〈ガイアファング〉)の修復は無理そうだ。

 

「ッ!…こいつぁ、魔剣か。

 ふむ…、どれどれ………。」


 しかし俺の予想はまたもや外れ、俺が出した物を見て目を見開いたガンキンは、()をそっちのけで折れた魔剣を調べ始めてしまう。

 

「…こいつぁまだ生きてる、修復するなら出来る。

 だが…、お前さんらにこれが必要か?」


 そしてガンキンが出した答えは、まさかの修復可。


 しかしガンキンの言う通り、〈白の大樹〉に直剣を武器とするメンバーは居ない。

 使うとしたらリタか俺なのだが、それでも十全に扱えるわけでは無い。

 …因みにジャムール戦で得たもう1本の(〈ファントム)(リーパー〉)は短剣型であるため、〈白の大樹〉の斥候(スカウト)であるニーニャの装備となった。


「だが売るのもなぁ…。」


 確かに売れば大金が手に入るだろう。

 だがもし俺が売った魔剣を手にした相手が俺達と敵対したらと思うと、とてもでは無いが手放す気にならない。


「んなら、てめぇの槍に喰わせちまいな、」


「………、は?」


 魔剣を?…俺の槍に??喰わせるだって…!?

 オマエ ハ ナニヲ イッテイルンダ …?


「…ああ、そういや前回()た結果を教えてなかったな。」

ガサゴソ…、カリカリ


 ガンキンの言っていることの意味が分からず困惑する俺を差し置いて、ガンキンはいつぞやのようにメモ紙に俺の槍の鑑定結果を書き出していく。

 そして─


「ほれ。」

ピラッ


「………、ッ!?」


 ─何てことも無いように差し出されたメモ紙に書かれた鑑定結果読み、俺はその内容のあり得なさに目を剥いた。


   ~~~~~~~~~~~~~~~~~~


        銘:魔核喰ラウ巨猪ノ骨槍


     

    レアリティ:叙事詩(エピック)


    武器ランク:B

   

       性質:頑強、自動修復

          成長、帰還

          魔核喰イ


    付与スキル:『猪突猛進』

          

       状態:良好、(半覚醒) 

         

    詳細:↓


    己を鍛え上げた末、進化を果たした

    巨象魔猪の希少素材を凝縮して作成

    された骨槍。 

    使い手たる幼樹と共に激戦を経て位

    階が1段階上昇し武具としての性能

    が全体的に強化された。

    また〈悪魔〉の魔核を偶然吸収した

    ことで新たに、吸収した魔核の特性

    を己が物とする[魔核喰イ]の性質

    を得た。

    

    戦士は内なる力を使えど、目覚めは

    未だに遠く。


   ~~~~~~~~~~~~~~~~~~


「何、だよ…コレ。」

([成長]するって…、銘まで変わるのかよ!?)


 基本的には〈巨象魔猪の骨槍〉と変わらないようだが、詳細にある通り武器ランクが Cから Bに上がっており[魔核喰イ]なる性質が追加されている。

 前回ということは、〈悪魔〉討伐後に穂先に黒い罅の跡のようなものが残ったのを大丈夫か見せに来た時だ。


(バトラーの魔石は消えたと思っていたんだが!?)


 バトラーを討伐したことで得た素材が魔石が無かったことで値切られてしまったようなのだが、まさか俺の槍に吸収されていたとは驚きの事実だ!

 …もし素材売却代金が山分けだったら、俺は魔石をちょろまかした盗っ人になっていたところだ。


(危ね~っ!)

バクバク


 今になって知った事実に冷や汗が流れる。

 無理に山分けにしなかった俺、ひいては「貰えるものは貰っておけ」と俺に忠告したギルマス(オットーさん)に感謝だ。


「おい、何ボサッとしてやがる!

 確認出来たらさっさと裏に行くぞ!」

スタスタ


「んぉ!?あ、ああ…。」


 これまたいつぞやのように裏に行ってしまったガンキンについて行き、ガンキン所有の倉庫っぽい空き家にて、俺は折れた魔剣の魔核とやらを〈巨象魔猪の骨槍〉改め〈魔核喰ラウ巨猪ノ骨槍〉に“喰わせた”のであった。


付与スキル:『猪突猛進』

      『石牙』  new !

      『流砂刃』 new !



あるあるチート“吸収”



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おっさんしか出てこないと文字数が激減するとか?
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