第22話 浮遊
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み……みな…………………………
…………だ…………けて…………
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……だ………………か………………
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うるさい。
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…………み………………み…………
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どん。
いた!!
私は壁に頭をぶつけ、目覚めた。
脳がゆらゆらと揺れ、視界がブレる。
気持ちが悪い。
「いてて。んー、変な夢見た……」
真っ暗な暗闇、無音、私以外何もない世界に、遠くでボソボソと何かが叫んでいる。
遠すぎて何も聞こえない。
独り言なのか、会話なのか。
それとも、ただの葉の擦れる音なのか。
私には何もわからなかった。
それにしても、身体が軽い。
まるで浮いているような……
ん?
浮いている。
全て浮いている。
机も、時計も、枕も——
「私、まだ寝てるんだ。夢か……」
本棚も、ペンも、カーテンも——ゆっくりと部屋を漂っている。
……こんな夢を見るなんて、疲れてるのかな?
まあ、夢なら気にしても仕方ない。
私は、浮遊している布団を抱え、もう一度目を閉じた。
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夢……
私は、窓の外を見た。
宇宙だ。
「すごい……」
宇宙……夢……
私は微睡の中考えた。
なかなかできない体験じゃない?
どうせ夢だし。
私は外に出るドアを探した。
部屋は、一部屋しかない。
簡単に見つけることができた。
ドアに向かい、何の躊躇もなく、ドアを開けた。
「おー」
宇宙だ。
太陽の光が眩しい。
遠くには緑の惑星。
その間を、おもちゃの車や飛行機、家までもがゆっくり漂っている。
「変な宇宙」
でも、面白そうだ。
私は勢いよく、家から飛び出した。
宇宙へ——




