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013:空城の八角籠(下)

 六度目の交換の後、いつもの短い無重力感と、見慣れない白い光が訪れた。


 暗闇に慣れた目は、真昼の眩しい陽光の下では開けていられなかった。


「夜が昼になった? どういうことだ!」


 レイラは一瞬戸惑った後、すぐに無理やり目を開け、戦場の状況を観察した。


 間違いない、屋上だ。先ほど自分が見た人影と同じ位置。そして置換されたあの神秘の人物は——


 裸男。


 彼は同じように戸惑いながら、先ほどまでレイラがいた血だまりの中に立ち、こちらを見ていた。


 再び目が合った後、裸男は慌てふためいて振り返り、逃げ出した。


 どういうことだ? 先ほど戦場の外から芝居見物のように傍観していた神秘の人物が、まさか裸男だったとは? あの追撃してくる魔法使いたちは? 自分は安全になったのか?


 だがともかく、最も重要なことは変わらない。早くあの血液検体を手に入れなければ、自分は失血死する。


 疑問を一時的に押し込み、レイラは今最も重要なことを行った。匂いを頼りに、彼女は屋上の工業用冷凍庫を開けた。


 透明な試薬瓶には、鮮やかな赤く透き通った血液が入っていた。そしてそのような試薬瓶が、この「白い鉄箱」の中に千本以上ある。


 彼女は素早く数本を取り出し、口の中へこれらの貴重な「素材」を流し込んだ。


「まず傷を回復させる……」


 レイラはいつものように色欲の印を発動させ、これらの血液を身体の修復に必要な「栄養」へ変えようとした。


 だが色欲の印は全く反応しなかった。


「違う! これらは……血じゃない、物質ですらない!」


 口に運ばれた血液には味があり、質感があり、重さもあった。だが色欲の印は、これらの血液が「素材」として持つべき潜在能力を感じ取れなかった。


 たとえ空気や水でも、極めて微弱ながら「素材」になる潜在能力を持つ。言ってしまえば、物質である限り、大半は色欲の印に利用できなくとも、「素材」になる潜在能力はある。


 しかしこの血液は空気にも劣り、レイラはそれらが物質ですらないと感じた。むしろ……


 影、あるいは現実の事物の投影。


 こんな状況に遭遇したことのない彼女は、「現実に存在するが物質とは言えない」ものである「影」という言葉でしか、この血液を形容できなかった。


 レイラは二つ目の工業用冷凍庫を開け、同じように試薬瓶を取り出し、中の血液を再び口へ流し込んだ。


「反応しない……くそっ!」


 どうする? 身体はどんどん弱っている。せいぜい一時間で、自分は失血死する。

 血液検体が役に立たないなら……生きた人間の血は?

 魔法使い……いない。全員、跡形もなく消え去っている。

 そうだ! あの裸男がいる!

 だがここは何なんだ? 私は一体どこへ位置交換された?

 くそ、真実は生き残った者だけが考える余裕を持つことだ。早く行動しなければ……

 まず生き延びる方法を考えなければ!

 彼を殺す!


 手にしていた試薬瓶を捨て、レイラは一人しか生き残れない「八角籠(死闘の檻)」の試合へと踏み込んだ。


 ◆◇◆

 レイラに位置交換された!


 くそ、まさか空城の中の対象にまで位置交換できるとは! しかも彼女はどうやって自分を見つけた?


 自分は今裸で、口の中にこもった二酸化炭素濃度の高い「寝起きの息」まで感じられる。


 明らかに、今使っているのは先ほどまで眠っていた自分の本体だ。


「出ろ出ろ! 早く目を覚まさせてくれ!」


 本来なら目を覚ませば空城から出られるはずだが、この時、季雨が頭の中で何度「目を覚ませ」と繰り返しても、目の前の景色は微塵も変わらなかった。


 どうして再び目を覚ませる? 自分はすでに目を覚ましているのだ。


 高速で思考する季雨は、自分が元いた位置を見上げた。


 空城の陽光に慣れないのか、レイラは目を細めて屋上に立っていた。


 ——自分を一目見た。


 空城、そこにいる「生きた人間」は自分とレイラの二人だけ。しかもレイラは人間を「素材」と見なす悪役ゲームBOSSだ。


 これじゃまるで闘獣場、八角籠じゃないか!?


 たとえ彼女が重傷でも、素手の自分が相手できる存在ではない。


 それに気づいた季雨は即座に振り返って逃げ出した。


 屋上にはまだ大量の血液検体がある。レイラがそれらの素材で傷を回復するなら、しばらくは時間を稼げるはずだ。


 とにかくまず隠れ、反撃するか空城から出る方法を考える。


 復興島は四方を水に囲まれた「甕城」だ。早く離れなければ、島に閉じ込められて死ぬ。自分にはリズのように復興島運河を泳ぎ渡る技術はない。だから急いで橋を渡らなければならない。


 約五百メートルを走った後、海安路橋が季雨の目の前に現れた。だが彼はすぐに橋へ上がらず、レイラが先ほど上陸した戦闘地点で捜索を始めた。


 理論上、空城の光景は季雨が眠りについた瞬間に固定される。たとえ現実で新しいものが出現しても、空城には同期されず、次に眠るまで反映されない。


 この法則は季雨自身が探り出したものだが、今、彼は一縷の望みを抱いて、先ほどレイラが交換で手に入れ、その後捨てたらしいあの小銃を探していた。


 現実で復興島に戦闘があったとはいえ、自分が眠りについた時点で復興島に置かれていた他の銃器は、おそらく見つからない。唯一見た銃器は、レイラが交換能力で何もないところから出現させたあの一丁だけだ。だがこれは「新たに出現したもの」に含まれるのか?


 橋を渡るのを急ぐ季雨には、捜索の時間はあまりない。彼は記憶の中の、レイラが銃を捨てた位置を急いで探した。


「ない……くそっ!」


 しばらく探しても見つからず、季雨は捜索を諦めた。そして彼がちょうど橋へ足を踏み入れたその瞬間——


「逃げるな! 死ねえっ!」


 全身血まみれの色欲の印持者が、驚くべき速度で追いかけてきた。


「なぜこんなに速い!?」


 まさかレイラは傷の回復に時間がかからないのか? ゲームのようにポーションを飲めば即座にHPが回復するのか?


 いや、彼女の右腕はまだあの暗赤色のゲル状物質のままだ。血液検体で回復など全くしていないのか?


 季雨には今の状況が分からない。だが真実は生き残った者だけが考える余裕を持つことだ。早く行動しなければ……


 まず生き延びる方法を考えなければ!


 早く逃げろ!


 彼は百メートル走のスパートのごとき速度で橋の反対側へ向かって狂奔した。半分ほど走った時、レイラもすでに橋へ上がっていた。


 橋の向こうは上海理工大学のキャンパスだ。とにかくキャンパスに慣れていることを利用して、レイラとの距離を広げる。


 学校内の建物の間を敏捷に駆け抜けながら、季雨は素早く対策を考えた。


 レイラを完全に振り切って空城の中で隠れるか、使える武器を見つけて彼女を殺すか!


 武器……


 先ほど見つからなかった小銃とは違い、季雨は今、空城の中に絶対に存在する銃器を一つ知っていた。


 リズのレーザー銃だ!


 自分の家にある!


 幸い、自分は「空城に敵はいない」という誤った規則を盲信して持ち出さなかった、もし持ち出していたら、先ほど意識体が着ていた服のように消えてしまい、大変なことになっていた。


 人間万事塞翁が馬?


「くそ! 逃げるな!」

「逃げるなと言われて逃げないと思う? 逃げなければ死ぬんだぞ!」


 色欲の印持者の怒号が背後から伝わり、季雨は言葉で反撃した。


 ゲームのBOSSに追われる彼は、まるでホラーゲームをしている気分だった。だが「鬼」に追いつかれた罰はGAME OVERではなくLIFE OVERだ。


 レーザー銃は家にある……すぐに家へ向かって走るべきか?


 いや! まだ敗北につながる最後の要素がある。


 嫉妬の印の交換能力!


 目の前の逃走とレーザー銃を手に入れる計画に気を取られず、季雨はほとんど見落としかけた勝負の分岐点に気づいた。


 自分が空城で観戦していた時、レイラが五回、嫉妬の印の交換能力を使うのを観察した。


 四回の位置交換、一回のあの銃を奪った武器交換、さらに二人を空城へ引き込んだあの交換……


 合計六回。


 ゲーム中の七回交換の設定に従えば、あと一回残っている。


 もちろん、別の場所で使った可能性もある。だが季雨は今、楽観的な推測はできなかった。もし自分がレーザー銃を手に入れた時、武器をレイラに奪われたら、逆転の機会はなくなる。


 さらに悲観的な推測もある。武器交換と空城へ引き込んだ交換が嫉妬の印の使用回数に含まれない場合だ。何しろゲーム中にそんな状況はなかったので、彼には確定できない。


 このより悲観的な視点に立てば、そもそも逆転の機会など全くない。


 季雨は逆転の機会があり、かつ比較的最も慎重な推測を選んだ、つまりレイラには最後の交換機会が一回残っているというものだ。


 まず彼女の最後の交換機会を無駄にさせる方法を考えろ!


 即座に実行可能な計画を思いついた季雨は、留学生宿舎へ向かって逃げた。


「1107、1107……暗証番号式のドアを解錠して閉めるのに何秒かかる? 三……いや、五秒」全力で走る季雨は振り返り、自分とレイラの距離を判断した。「少なくとも五十メートルの距離を確保する必要がある」


 鉄製のロッカーを通り過ぎる時、季雨はついでにそのロッカーを倒し、レイラとの距離を少し広げた。


 彼の計画は、まずリズの部屋へ逃げ込むことだ。


 一見、死路へ逃げ込む愚かな計画に見える。だが留学生宿舎の頑丈な暗証番号式の防犯ドアを利用すれば、レイラがどう対応しようと、自分にとって有利になる。


 部屋へ入る前、もし外にいるレイラが嫉妬の印で位置交換を使えば、レイラの交換回数を一回浪費させられる。


 もしレイラが嫉妬の印を使わなければ、素早く破壊できない防犯ドアのおかげで、部屋に隠れた自分は多少体力を回復できる。それからシーツを結んだロープという火災避難方法で、宿舎のベランダから素早く階下へ降り、レイラとの距離を広げ、空城での隠匿計画の下準備ができる。


 もしレイラが防犯ドアを破壊しようとせず、直接階下へ行って待ち伏せするなら、自分は留学生宿舎のもう一つの出口から出られる。


 レイラがどちらを選んでも、自分は暗証ドアを開けるのに浪費する五十メートルの間隔よりも長い距離を広げられる。


 地の利を借り、季雨は何度もレイラの速度を遅らせたが、彼自身の体力もほとんど尽きかけていた。


 留学生宿舎の四階へ来た時、季雨はかろうじて予定していた五十メートルの間隔を確保した。


「404……1107……早く……早く!」


 指が暗証パネルに触れる時も震えていた。彼は最速で暗証ドアを解錠し、素早くドアを開けて中へ入った。


 レイラとの距離は、あと二人分の身体の幅しかない!


 季雨は素早く振り返ってドアを閉めた。ドアが閉まりかけたその瞬間、彼はレイラの目に突如として輝いた嫉妬の印を見た。


 成功した。


 部屋の外へ置換された季雨は微塵も躊躇せず、即座に留学生宿舎の階段口へ向かって逃げ続けた。


 レイラの最後の交換機会を浪費させた……だから次の目標はレーザー銃を取りに行くことだ!


「もう一度五十メートルの距離を広げる必要がある!」


 体力を限界まで搾り取られた季雨は、ほとんど思考力を失いかけていた。彼の脳裏にある唯一の考えは、走れ、もっと速く走れ、それだけだった!


 時運苑は上海理工キャンパスの外にある。校門の前には広い平地があり、利用できる障害物もない。そのため、走る速度で勝るレイラに追いつかれ、二人の距離は三十メートルほどまで縮まった。


 時運苑31号の防犯ドアが目の前にある。季雨は前もって親指を伸ばし、まるで長槍の突撃のように、その指をドアノブの指紋認証部へ押し当てた。


「頼むからトチるなよ、早く! 早くしろ!」


 スマートロックが解錠の電子音を発し、季雨は人生最速でドアを閉めた。


 半秒も経たず、外から巨大な衝突音が伝わり、続いて連続する衝撃の振動が響いた。


「くそ、まさか本当に拳で防犯ドアを破壊できるのか?」


 そんなことを気にしている場合ではない。まず予定通りレーザー銃を手に入れる!


 季雨は自分の二階の寝室へ駆け込み、出かける時にそこらへんに放り投げたレーザー銃を手に取った。


 外から、耳をつんざくような連続したドアへの打撃音が響いてくる。


「レイラの数値ってこんなに高いのか? ゲームで戦った時は、彼女の本体はかなり弱く感じたのに」


 どうやら「弱小」の戦闘系キャラでも、普通の人間にとっては依然として打ち勝ち難い相手らしい。


 だが、自分には今レーザー銃がある……


 だが、先に予測した最悪の事態に備え、季雨は自分のために退路を用意した。


 彼は寝室の窓を開け、レーザー銃で防犯網の接続部を撃ち壊し、防犯網を窓枠から外した。


 もし次の戦闘でレーザー銃を置換されたら、彼はこの窓から飛び出すつもりだ。


 退路の準備を終えると、季雨は深く息を吸い、窓辺に立って体力を回復しながら、レイラの侵入を待った。


 金属の断裂音がガラスの砕ける音と共に響いた。どうやら彼女はドアを叩き壊すのを諦め、窓から来ることを選んだらしい。


「パタン、パタン……」


 一歩また一歩と、家の木製階段を踏む足音が伝わってくる。


 全身血まみれで、表情を歪めた『罪印狩り』の第四のBOSSが、季雨の目の前に現れた。


 だが彼はすでに前もってレーザー銃を寝室の入り口へ向けていた。


「勘違いするな、挑戦者はそっちだ」


 左手で前髪を上へ払いのけ、右手のレーザー銃が突如として火を噴いた。


「ピュッ!ピュッ! ピュッ!」


 光速の攻撃は回避できない。レイラは直接命中した。


 首、頭、胸が、次々と直径約一センチの空洞を穿たれた。


 色欲の印持者はこれで倒れた。だが季雨は依然として警戒を緩めなかった。


「ピュッ!ピュッ!ピュッ!ピュッ!ピュッ! ピュッ!」


 射撃、射撃、射撃を続ける……


 レーザー銃のエネルギーが尽きるまでに、レイラの死体は無数の穴だらけになっていた。


「はあ、はあ……」


 危機は解除され、季雨は大きく息を吐いた。


「くそ、危うく死ぬところだった……」


 アドレナリンが急に引き、脱力した季雨はその場にへたり込んだ。


 もしレイラがまだ死んでいなかったら、自分は本当にもう走る力が残っていなかった。


 発砲前に自分が訳もなく口にした「挑戦者はそっちだ」という言葉を思い出し、季雨は自分に呆れて笑いそうになった。


 もし自分が勝てば、死体相手に格好をつける頭のおかしい奴だ。もしレイラが勝てば、死ぬ間際に格好をつける道化だ。


 まあいい……誰にでもおかしくなる時はある。


 五分後、少し力を取り戻した季雨は、レイラの死体のそばへ歩いて行き、試しに突いてみた。


 彼が死体に触れたその瞬間——


 言葉にできない情報が、彼の脳へ流れ込んできた。


「!」


 目の前に、レイラが色欲の印を使うさまざまな場面が次々と映し出された。


「これは? VR?」


 目の前の奇妙な光景を見て、季雨は即座に推測した。


「色欲の印のチュートリアル……」


 そう、ゲーム原作と同じだ。印持者を殺した後、その原罪の印は殺した者へ移る。原作ではプレイヤーが新しい原罪の印の使い方を学べるよう、短いチュートリアルが再生される。


 なるほど、このチュートリアルの現実での表現方法はこうなのか。


 下腹に温かい感覚が伝わったが、季雨にはそれを確認する時間はない。彼の注意は全て目の前のチュートリアルに向いていた。


「なるほど、有機素材を使った生物錬成……無機素材を使った装備錬成……超自然的特性を持つ「高級素材」を使えば、元の素材の特性を備えた生物や装備も錬成できるのか。これがゲームであの精鋭個体がいた理由か?」


 とても便利な能力だが、むしろ錬金術のように見える……


 色欲の印のチュートリアルが再生し終わる、続いて嫉妬の印のチュートリアルが再生された。


「交換、一日ごとに使用回数が一回分増え、最大七回分まで蓄積できる……位置を交換するだけでなく、武器も、さらには能力まで交換できるのか!?」


 嫉妬とは、簡単に言えば他人のものを欲し、他人の位置に立ちたいと思うことだ。


 もし自分が何も持っていなければ、武器交換を選ぶことで、他人の武器を奪うという形で現れる。


 だが嫉妬の印持者は、能力において決して何も持っていないわけではない。一度能力交換を選べば、嫉妬の印を含む自身の全ての超自然能力が、交換相手へ移る。それに対応して、交換相手の全ての超自然能力も、元の嫉妬の印持者へ移る。


 道理でゲームの主人公は一度も能力交換を使わなかったわけだ……主人公が嫉妬の印を手に入れた時、すでに他の四つの原罪の印を持っていた。誰が他人に交換してやるものか。


 ところで、もし新しい嫉妬の印持者が、自分の元の能力を取り戻そうとして、元の嫉妬の印持者に能力交換を行ったらどうなる?


 こうして君が僕と交換し、僕が君と交換し、無限に循環する……チェスや将棋のような「同一局面反復の禁止」のような規則があるのだろうか?


 右目に温かい感覚が伝わり、二つのチュートリアルはどちらも再生を終えた。


 二つの原罪の印の使用方法をしっかりと覚えた季雨は、もう口元の笑みを抑えられなかった。


「百万撤収、百万撤収……ああ、それより空城から出る方法を研究しないと」


 これから先、自分にも様々な事件へ自ら首を突っ込む底力がついた。


「えっと、まず逆に交換を試してみるか?」


 レイラは以前、肉体と自分の意識体を位置交換し、二人とも空城へ引き込まれた。ならば逆に、意識体と自分の肉体を位置交換すれば、空城から出られるのではないか?


 意識体……元々、一ヶ月の空城徘徊を経て、すでに「魂」の存在をかすかに感じ取れるようになっていた。そして二つの原罪の印を手に入れた後は、なおさら意識体と肉体の違いをはっきりと感じ取れる。


「自分で自分を殺さなければいいけど……」


 嫉妬の印を発動すると、軽い無重力感の後、目の前の鮮明な画面は即座に夜の暗闇へと変わった。


 現実へ戻った。


 だが、まだ解決すべきことがある。

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