前へ目次 次へ PR 61/70 61 その日、信一は営業本部に戻り、デスクワークをした。回りの皆が帰って行き、信一はカロリーメイトを食べながらパソコンをしていた。そして区切りのイイところで終えて帰宅した。 アパートに着くとネクタイを緩め、テキトーに何か食べる。 携帯を見る。ラインで「エミ」を表示させる。 信一は、中島エミと、いつしか付き合っていた。 もう敬語ではなく、普通にタメ語で、エミと呼ぶ。 時は、確かに流れていた。 無料電話でエミに掛けると、彼女が出た。