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ミスター.ダラーランド  作者: みつ


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時は、流れる。時間は過ぎていく。



信一は、スーツで久しぶりに工場長に会って話をしていた。


工場サイトの要望を聞いて、まとめて本社に書類を提出する業務だった。


一連の話を工場長から聞いて席を立ち、去ろうとすると工場長に、

「柴崎、グレーのスーツ似合ってるぞ!しっかり、こっちの要望を伝えてくれよ」と言われ笑顔で分かりました!と応えた。


信一は、最近ではお得意様も一人で回る。理不尽なことや無理難題を一方的に言われ、初めは、

「あなたの言っていることは、神の教えに反しています……」みたいなこと、言ってやりたいな……!みたいなことを考えていたが、もちろん、そんなことは絶対に言わないし、いつしか、そんなことは考えなくなっていった。

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