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(今、じいちゃんに言ったことは確かに俺がホントに思ったことだけど……一つの情報に30万円は高すぎるよな( ̄▽ ̄;)
そもそも、俺は、やはり、じいちゃんが懺悔室での話を盗み聞きしていたことに納得がいかないんだ……でも、この教会の主は間違いなく、じいちゃんで、俺は、じいちゃんのおかげで、この教会で生計を立てて生活しているのも確かなことなんだ……だから、俺は……!)
信一は、再び口を開き正山に言った。
「じいちゃん、俺さ、今回、外で働いて稼いだ、この金を元手に、この教会を、ここを出ようと思うんだけど、いいかな?ホントに俺の勝手なんだけど、神父としての職は置いて、サラリーマンとして働こうと思うんだ。
今まで働いていたパート先から、正社員になってみないか、という話をいただいてね。なってみようと思うんだ。そんで、その会社の近くにアパート借りて一人暮らしして。
じいちゃん、自分の身の回りの世話とか、俺がいないと、やっぱ教会の運営、キツいかな?」
正山は、少し間をおき、言った。
「大丈夫だよ、信一。お前が、ここを出て行きたいなら、そうするがいい。
なぁ、でもな、信一。
それで、いいんだが、それは、お前が自分で決めて、そうしたことを忘れるんじゃないぞ!」
正山に信一は、そう言われて深く頷いた。




