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信一は、その後、何とか大学の講義や卒業論文はクリアして、ギリギリの状態で大学を卒業した。
しかし、回りと、上手くコミュニケーションが取れなかったり、何より無気力な状態になっていた。兼ねてから実家の教会を継ごうとは考えていたが、その前に色んなことを経験してみる、やってみる、というスタンスを取りたかったが、卒業後は、とにかく実家に戻った。
そして、祖父、正山の元で見習い神父として一歩を踏み出したわけだ。
いつしか、教会における神父としての役割は、それなりにこなせるようになり、教会は、信一の心の平穏を呼び戻し、ちゃんとした生活が、そこには、あった。




