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しかし、奈美を病魔が襲った。
乳ガンだった。奈美から信一は、その事実を告げられ、戸惑いながらも彼女を支えていこうと決意した。
しかし、ガンの進行は早く、奈美は信一が在学中に、この世を去る。
悲しみと絶望に暮れる信一。彼女の葬儀の参列を終えて一人暮らしをしていた自宅に戻った彼は、彼女が天国に召されることを祈って眠りに就いた。
次の日、信一は布団から起き上がれなかった。
次の日も、起き上がれなかった。
やっと冷蔵庫に行き、何かを飲み、何かを口に入れる。
そして、また布団に。
こんな日が続いた。




