表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ミスター.ダラーランド  作者: みつ


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
30/70

30

街の一角に、教会があり、一人の神父が庭掃除をしていた。

神父といっても、まだ青年。しかし、神父服を着て晴れた青空の下、黙々と掃除をする。神父は、今日は、いつもより念入りに掃除をしようと教会の裏手に回った。すると、木の影に一枚の紙を発見する。


拾い上げると、大分ボロボロになっているが、一人の男の似顔絵が描かれていた。

笑っているが、どこか寂しそうな表情をしている似顔絵。

神父は、そのまま捨てるのは、何かしのびないと思い、丁寧に泥をはらい、掃除を終えると、それを持って教会に入った。

似顔絵を自分の部屋にしまい、礼拝堂に入る。


これから、彼は礼拝堂の「懺悔室」にて待機する。


この教会は、この街では、かなり歴史のある教会でイタリア様式を真似て作られた。その名残で懺悔室がある。

懺悔室とは、簡単に言うと、罪を告白する場だ。信者でなくとも誰でも懺悔しに来れるというのが、この教会のスタンスだ。

しかし、懺悔室には滅多に人は来ない。神父は、懺悔室で待機の間、本を読んでいた。本来なら聖書なのだろうが、神父は、新聞と雑誌を読んでいた。


刻々と時間が過ぎ、神父は、(今日は誰も来ないな……)と懺悔室を出ようとした。


その時だ。教会に誰かが入ってきて懺悔室のドアをノックする。

「よろしいですか?」と男性の声が聞こえ、神父は、「どうぞ、お入りください」と応えた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ