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「はい、バーサーカーに選手登録が決まると、基本的に格闘家一人に、マネージャーが一人つくんっすよ。まぁ、バトルスケジュールとかファイトマネー的なことなんかを調整してくれるんすけど俺、始め何も、そーいう基準が分かんなくて言われるまま聞いてて『何か要望ないですか?』みたいなことを言ってきたんで『出来るだけ強い相手と戦いたい』って言いました。その結果が、あの2戦なんですけど2戦目終わってからマネージャーから連絡あって言われたんです。
『曲がった鼻を治して、髪を、また長髪にして、出来たら以前よりダークカラーにして今後、バトルしてくれたらファイトマネーを上げさせてもらいますよ』って」
「……そうなのか……それ、おまえ、どう思ってるんだ?」
「いやー、やっぱマネージャーさんも、バーサーカーバトルフェスを観ている人も俺が見た目もカッコよく、そしてバトルもカッコ良く勝つのを望んでたってことでしょ!?」
「……島田、僕が思うに君の言うことは前者は当たっているが後者は違うと思う」
「先輩、俺、アタマあんまよくないんで分かりやすく言ってくださいよ~!」
「君はハンサムだ。島田、世の人はね、特に、バーサーカーなんてバトルを観る男性は、そんな君が、またボコボコにやられ這いつくばる姿に快感を覚えるんだよ。現に僕は先日、中学の同級生に、たまたま会い、君が負けた戦いを観て気持ちよかったと言うのを聞いた。彼は君を元々よく思っていないということもあるが、マネージャーが出してきた要望の真意は君が派手に、また負けることにあると思う」
「……いやー、そうなんっすね……」




