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ミスター.ダラーランド  作者: みつ


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ボックス席に座る田原と島田。ママと若いタレントが一緒に座る。田原が、

「こいつ、格闘家でさ……」と、とにかく話すとママとタレントが

「わー、スゴい♪」と話に乗ってくる。田原は、ウーロン茶だが島田は、いいペースで酒がすすみ、いつしか笑顔になっていた。

しばし、四人で色々と談笑し、田原は、島田が眠そうになったのを見るとスマートに会計をしてスナックを出た。


帰りの車の中。

島田が呟く。

「ママ、綺麗だったすっね」

「だろ!あのスナック、今の俺の職場の同僚に連れて行ってもらい、俺も、年に数回だけど通ってんだよ。あのさ、島田、VIPルームでアイドル級のカワイイ女の子が両脇にとまでとはいかないけど、こんな俺でも毎日、ヒ~ヒ~言いながらも、それなりに働けば、これくらいは実現可能なんだぜ!」


「…そうなんすね」そう呟く島田は続けて言う。

「町田さんも、そんなかんじなんすか?」

「町田なんて大学出て新卒で今のけっこーデカイ会社ずっと勤務だろ。僕なんかより、ずっと、いい店、行ってんじゃないの?まぁ、アイツとは、あんま、そーいう話しないんで定かじゃないけど」


「ふーん、そうなんすね……」少し遠目で島田は呟く。車は、いつしか、島田の家に前に着いた。

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