呪いの無い土地
「大丈夫、健之助君?」
「ちょっと酔っただけなんで、しばらく休めば大丈夫だと思います」
「だらしないな、兄上。その調子では大陸行きの船旅では地獄を見る事になるぞ?」
「今から憂鬱になるような事を言うなよ……」
馬車の旅で二日かけて陸奥の港へ到着した俺たちは、翌朝の船で蝦夷へと出発したのだが、俺は軽い船酔いでダウンしかけていた。
昼過ぎには蝦夷に着いたのだが、陸地に上がるや否や座り込んで休憩している。
「全く、仕方がないな。『命の炎』」
琥珀は呆れる様にため息を吐くと、俺に向かって右手をかざして炎魔法を発動した。
魔力によって燃え盛る炎が俺を包み込んだことで、俺と弥生さんは同時に驚きの声をあげた。
「なあっ!?」
「こ、琥珀ちゃん!?」
「慌てるな、二人とも。回復魔法だ」
琥珀の言葉が本当だったのか、俺の身体はそれほど熱さを感じないし、服も燃えていない。
少し暖かいくらいの炎に包まれていると、先ほどまでの船酔いが嘘のように消えていき、俺は何事もなかったかのように立ち上がることが出来た。
「……マジか。なんか頭がスッキリする」
「炎魔法に回復効果のある魔法なんてあったんだね」
「妾が作った魔法だからな。現代では広く知られているかも知れぬが、上級魔法なので使える者は限られるだろう」
琥珀は自慢げにふんぞり返ると、ニッコリと白い歯を見せて笑った。
石にされていた期間を除いても200年生きた妖魔族のはずなのだが、言動は外見通りに子供っぽさを感じさせてくる。
すると、少し離れた所にいたミレーヌさんが一直線に近付いて来た。
「……今の、炎魔法? 日ノ本の子なのに、どうして一般魔法が使えるの?」
俺と弥生さんは一瞬だけ表情を強張らせたが、琥珀は何とも思っていないのか子供らしい笑顔を絶やさずにミレーヌさんに向き直る。
「お婆様に習ったのだ。妾のお婆様は若い頃にリンドラム帝国の旅人に習ったと言っておった」
「ふうん。健之助君たちと同じという事か」
「兄上と同じ?」
「ララミアというリンドラム帝国からの旅人に一般魔法を習っていた」
「ミレーヌも習ったのか?」
「私は一般魔法が好きじゃないから」
「好き嫌いか……妾もゆで卵が苦手なので気持ちは分かるぞ」
「そ、そう……」
「おーい、ミレーヌ、健之助。軽く身体を動かしてみたいから付き合え!」
琥珀の子供らしい無秩序な回答にミレーヌさんがあっけに取られていると、蓮さんが遠くから大声で呼びかけてくる。
それをきっかけとして、ミレーヌさんは琥珀から興味を失ったように素早くその場を後にした。
琥珀は子供らしい笑顔から、子供らしくない怪しげな微笑みへと表情を変化させると、俺へと向き直る。
「兄上、上手く誤魔化せていたか?」
「ああ。さすが『演技LV3』、子供のふりも完璧だな」
ミレーヌさんは魔人族に関する情報を集めているので、琥珀が妖魔族だと知られると色々と面倒になる。琥珀には絶対に正体がバレないように気を付けろと言っておいたのだが、ここまで完璧に子供に擬態されると、さすがに魔法で人族に化けている妖魔族だとは誰も思わないだろう。
道中の馬車で聞いたが、琥珀は『演技LV3』のスキルを持っているらしく、演技をすると魔力によって人を騙したり魅了したりする力が強まるらしい。
俺の『料理LV2』のスキルもLV3になったら料理に魔力を込められるようになるらしく、様々な追加効果が期待できるとのことだ。
「ミレーヌは妾を少し警戒しているか?」
「いや、ただ不思議に思って声を掛けて来ただけだと思う。けど、くれぐれも種族に関しては話すなよ?」
「分かっておる。魔人族に恨みを持つ者が妾の事を知ったら、命を狙われかねないからな」
ミレーヌさんの場合は命を狙うというより、彼女を奴隷にしていた組織への復讐のために魔人族に関する情報を得ようとすると思う。
俺の個人的な感情で言えばミレーヌさんには協力してあげたいが、琥珀に対して彼女がどこまで配慮してくれるか分からないので、おいそれと種族に関して教えることは出来ない。
魔人族に関する質問程度で済むのなら良いが、拘束して尋問や拷問をされる可能性がないわけでもないからだ。
「健之助! 早く来い!」
「はい、今行きます!」
俺は痺れを切らせた蓮さんが大声で呼ぶのを聞いて、慌てて彼の方へと駆け寄った。
それからしばらく、蓮さんと木魔法で作った木刀を使って稽古をしたのだが、やはり呪いの影響下にあった蓮さんは経験値の入り方が違うらしく、大喜びで稽古に打ち込んでいた。
これは彼が俺より強くなるのも時間の問題かもしれない。
とはいえ俺よりもレベルの低い蓮さんは体力が尽きるのも早い。松葉組での稽古よりは休憩が多いので、その時間を使って蝦夷の港を軽く見て回ることも出来た。
蝦夷は唯一呪いの無い日ノ本の土地ということで、リンドラム帝国の人がかなり多く、既に外国に来たのではないかと思う程に雰囲気が違う。
帝国人はララミアさんのような白い肌に金髪の人ばかりかと思いきや、肌は薄い褐色で日焼けした日本人くらいの人がほとんどであり、髪の色も茶色や黒ばかりで明るい髪色の人は見当たらない。ただし顔立ちは完全に外国人であり、目鼻立ちがハッキリとした人が多い。
ララミアさんのような白い肌に金髪碧眼はエルフの特徴なのかもしれない。
しかし、そんな帝国の人族よりも俺の目を引いたのは、全身を毛に覆われた獣人族だった。
前々から獣人族はどのくらいのケモノ度合いなのか気になっていたのだが、獣耳や尻尾がある以外は人族と変わらなかった半獣人族とは違って、顔や手足も全て毛に覆われていて、更に耳の位置が顔の横ではなく斜め上辺りに付いている。思った以上にケモノ要素の強い種族だ。
獣族ではなく獣人族なので直立二足歩行ではあるし、衣服も着ているのだが、俺の目にはかなり人から離れている種族に見えた。
しばらく観察して分かったのは、人族は観光にやってきた女性ばかりで、獣人族や半獣人族はほとんどが男性だった。
おそらくあの男性たちは日ノ本に商売に来た人たちだろう。港を警備しているサムライの女性たちは鋭い目で男たちを見張っているように見えた。
俺は蓮さんとの稽古から解放されると、琥珀と一緒に港を見て回った後で、別行動をしていた弥生さんと合流した。
「弥生、リンドラム帝国行きの船は明日なのだろう? 泊まる場所は確保しておるのか?」
「あ、それはさっき私がエラちゃんと一緒に行ってきて、四部屋確保できているよ」
「四部屋? 足らぬではないか」
蓮さんたちも入れると、俺たちは総勢6名。琥珀の言う通り、四部屋では足りない計算になる。
すると弥生さんは「それは仕方ないよ」と苦笑いを浮かべつつ、状況を説明してくれた。
「元々は蓮さんとエラちゃんが二人部屋、ミレーヌさんが一人部屋、私と健之助君の二人部屋で合計三部屋予約していたのを、琥珀ちゃんが増えたら無理言って四部屋にしてもらったんだよ? 琥珀ちゃんは私と同じ二人部屋にしておいたから」
「いや、それなら妾は兄上と一緒の部屋――」
「それは絶対に駄目だから」
琥珀が俺と同部屋を希望した瞬間に、弥生さんが軽く睨むようにして琥珀の言葉を遮った。
「琥珀ちゃんって、子供に見えるけど人族換算で16歳くらいなんでしょ? じゃあ、健之助君と同部屋なんて絶対に駄目だから」
「元々は弥生と兄上が同部屋だったのなら、良いではないか」
「わ、私は良いんだよ。い、一応……親公認の関係だし……」
琥珀によって痛いところを突かれると、弥生さんは分かりやすく狼狽えながら視線を彷徨わせた。
俺と弥生さんが二人部屋になる予定だったなんて、今知ったぞ。
弥生さんとは両想いではあるのだが、伊吹さんのせいでお互いの気持ちを強制的に確認させられた形になっているので、現状の関係が恋人なのかと言われると即答は出来ない。
その辺りは時間がある時に二人で話し合いたかったし、何なら告白するタイミングを見計らっているところだったのだが、弥生さんは弥生さんで俺と二人部屋に泊まることで何かしらのアクションを起こすつもりだったようだ。
とはいえ、弥生さんの暗躍も琥珀の登場で予定が狂ってしまったようだ。
「なんだ、兄上とはもうそういう関係だったのか? であれば、妾が一人部屋に泊まるのが良いのでは?」
「……それも考えたけど、私はもう少し琥珀ちゃんの様子をみたいから、私と同じ部屋に泊まってもらうよ」
「監視という事か? 分かった、好きにするが良い。妾は恩人を裏切るような真似はせぬからな」
俺と弥生さんの関係は、かなり長期的に見ることが出来る状況にあるので、今はそれよりも琥珀を見極める方に弥生さんは注力したいらしい。
しかし、俺は俺で少し琥珀と話しておきたいことがあったので、その日の夜に弥生さんと琥珀が止まっている部屋を訪れた。
名前を名乗ると、俺を迎え入れてくれた琥珀が開口一番にからかうような顔で言い放つ。
「なんじゃ、兄上、夜這いか?」
「はあ? や、やめろよ、そういう冗談」
そう言われてしまうと、そうとしか見えなくなる状況なのだから本当に止めて欲しい。
俺は真面目な話をしに来たのだ。
「冗談で言ったわけではないぞ? 弥生との関係は聞いたからな、兄上がどうしてもと言うのなら部屋を代わるのはやぶさかではない」
「結婚前にそう言う事をするつもりはないよ」
「兄上、意外と硬いのだな」
琥珀は目を丸くして本当に意外そうな顔をした。
言われてみれば、事情を詳しく知らない琥珀からは硬派に見えるかもしれない。けれど弥生さんとは既に結婚を見据えた関係だ。気軽に夜這いをかけるほど俺は軽率ではない。
「冗談はそのくらいにして、本題に入らせてくれ、俺は琥珀に聞いておきたいことを思い出したんだ」
「妾に聞いておきたいこと? とりあえず、座って話すがよい」
琥珀に促され、俺は二人の部屋に入ると畳に腰を下ろす。
俺が真面目な話をしに来たのだと察したのか、琥珀と弥生さんも真剣な顔で俺の向かいに座った。
「去年の冬の初めに、江戸に半魔人族が現れたことがあったんだ」
「江戸?」
「あっ、そこからか」
琥珀は1000年前の日ノ本しか知らないので、江戸を知らないのだ。俺は日ノ本の江戸の歴史を知らないので弥生さんへと視線を向ける。
弥生さんは軽く頷くと、俺の代わりに江戸の説明を始めてくれた。
「江戸は今の日ノ本の首都だよ。だいたい200年前くらいに出来たの」
「ほう。京は無くなったのか?」
「あるにはあるけど、あそこを首都にしておくと、冬に鬼から猛攻撃を受けて大変だからって理由で国の主要都市を二つにしようって動きがあって、新しく出来たのが江戸だよ」
「場所はどの辺りだ?」
「武蔵って言えば分かる?」
俺は全然分からないが、琥珀は分かったのか「ああ」と声をあげた。
「分かるぞ。妾が石となった場所の南だ」
武蔵という言葉は人や戦艦の名前で聞いた事があったが、どうやら江戸がある辺りを武蔵というらしい。
「なるほど、西の京と東の江戸ということか」
琥珀が江戸について理解したところで、俺は話を本題へと戻す。
「それで、その江戸に半魔人族が現れて、コソコソと隠れながら調べものをしていたんだ」
「妾が言うのも何だが、日ノ本に半魔人族というだけで怪しいな……何について調べていたのだ?」
「捕らえた時に喋った限りだと、1000年前の歴史と妖魔族に関して調べていたらしい。目的は後天的に半魔人族が妖魔族になれる方法がないか探っていたと言っていたな」
半魔人族という境遇を考えると理解できなくもない言葉だったのだが、おそらくは本来の目的を喋ってはいないと思う。
ドロテーアという半魔人族は、ミレーヌさんを奴隷にしていた『飼い主』という魔人族の部下であるということが分かっているので、日ノ本での行動も魔人族に命じられた諜報活動だったのだと思う。
「後天的に? それは無理だろう。妾は生まれた時から妖魔族だったし、他の妖魔族も同じように産まれた時から妖魔族だ。後天的に妖魔族になった者など聞いた事が無い」
「やっぱりそうだよな」
「だいたい、捕らえた時に喋らせた内容など信用できるのか? 嘘を見抜くユニークスキルを持った人族でもいれば別だが」
「そんな便利なスキル持ちはいないよ。だから俺は、あの半魔人族は本当の狙いを喋っていないと思っている」
ドロテーアは妖魔族の情報を自分自身が欲していたように話していたが、本当は魔人族に命じられた任務を遂行していたのだとしたら、その情報はフランメギド魔王国にいる魔人族が欲している情報のはずだ。
もしかすると既に新しい妖魔族が生まれていて、そいつが使えるはずの種族魔法に関する知識が失われているので、日ノ本の歴史を探っているのではないだろうか?
そう考えると、色々と辻褄が合う。
「ふむ。確か陛下――汝らが言うところの『鬼王』は自らが創り出した『鬼穴』に頭を投げ込まれて死亡したのだったよな?」
「ええっ? そ、そうなんですか?」
俺なりの仮説を立てて推理していたら、琥珀が『鬼王』の最後についての詳細を口にした。
俺は驚いて弥生さんへ尋ねたが、彼女も同じように驚いた顔をしていた。
「私も初耳だよ。琥珀ちゃんはどうしてそんなことを知っているの?」
「石にされたすぐ後に、人族が報告に来たのだ。お前の王の首を跳ね、その首を穴へ投げ込んでやったと」
「弥生さんも知らないって事は、『鬼王』の倒され方だけ伝わらなかったってことなのか?」
長い時間が経ったことで失われてしまう情報というものはどうしてもあるものだ。この世界には写真もインターネットもない。しかも1000年前ともなると、紙に書き写すのを繰り返して伝わって来た歴史がほとんどのはず。細かなところが間違って伝わったり、情報自体が失われたりすることも不思議ではない。
「鬼王の骨に頭がないのは知っていたけど、そういう理由だったんだ。でも、どうして身体の骨は再生するんだろう?」
「待て……陛下の骨が再生するだと?」
「うん。江戸城に保管されていて、ある程度再生したら砕くという事を1000年間続けているんだよ。放っておいたら復活するんじゃないかって言われている」
俺は首のない骨が再生するたびにそれを粉々に砕いているサムライたちを思い浮かべ、少しだけ気分が悪くなった。
実物を見たことは無いが、再生する人骨を砕く作業など俺は絶対にやりたくない。
「信じ難い事だが、もしそうなら『鬼穴』が今も存在しているのと同じ理由かもしれん」
「どういうこと?」
「妖魔族の種族魔法は命がけの想いで発動させると思いもよらぬほど強力な魔法へと変質するのだ。陛下が死の危機に瀕した状態で身体を再生させる魔法を使用した結果、いまだにその魔法が効力を持っているという可能性はある」
「種族魔法は人族にとってのユニークスキルみたいなものなんだな」
無限にレベルが上がる俺の『レベルダウン無効』や耐性を無視して他人のステータスを見る事が出来る弥生さんの『絶対鑑定の魔眼』。そして琥珀を1000年間封じ込めていた『石化の魔眼』。どれも強力なスキルであり、人族ばかりがそんな強力なスキルを持っていて良いのかと思っていたのだが、妖魔族の種族魔法も大概強力なものばかりだ。
もしかしたら、他の種族にも俺が知らないだけで強力な能力が備わっているのかもしれない。
「しかし、陛下の骨がそのような状態という事は、その半魔人族は陛下の復活を目論んでいたのではないか?」
「それは俺も思った。けど、それなら江戸で歴史関係の資料を読み漁っていた理由が分からないんだよな」
目立つ前に江戸城に潜入して骨を盗もうとした方がよほど自然だ。
「半魔人族が日ノ本で暮らす汝らほど陛下の骨や鬼穴について詳しく知っているとは思えぬ。事を起こす前に、情報収集をするための諜報活動だったと考えれば普通ではないか?」
「そっか、琥珀だって骨の事は知らなかったし、フランメギドの連中は骨が江戸にあることを知らないかも知れないのか」
だとすると、日ノ本の歴史を調べて妖魔族復活の手掛かりを探していた可能性が高い。
「うむ。そう考えると、やはり単純に情報集めをしていただけかもしれんな」
「あれ? てことは不味くないか? フランメギド魔王国の連中は俺たちが思っていたよりも日ノ本の事を知らなかった。けど、あいつを送り返した事で情報が伝わった。もしその情報の中に骨の件とかがあれば、フランメギド魔王国は本格的に妖魔族復活を狙って動き出す可能性もあるんじゃ……」
「わ、私、旅立つ前に伊吹姉様に手紙を書くよ!」
弥生さんは慌てて立ち上がると、荷物から筆記具を取り出して手紙を書き始めた。
今すぐにフランメギド魔王国が攻めてくるとは思えないが、今から侵攻に備えて準備しておくのは大事だと思う。
「……妖魔族の復活か。それを言ってしまうと、妾が一番手になってしまうな」
「琥珀以外の妖魔族は復活しないで欲しいところだな。琥珀は俺を裏切らないでくれよ?」
「当たり前だ。例え陛下たちが復活しようとも、妾が兄上の敵になることは無いと誓おう」
『鬼王』の事を陛下と呼んでいるのが気にはなるが、琥珀は俺たちの味方でいようとしてくれている。彼女の信頼を裏切らずに、これからも良い関係を続けていくことが大事だろう。
「だが、リンドラム帝国で情報を集める際に、フランメギドの動向も調べておいた方が良いのではないか?」
「そうだな。リンドラム帝国の南にフランメギド魔王国があるらしいし、そっちの情報も探れるなら探った方が良さそうだ」
大陸で地続きになっている分、フランメギド魔王国の情報はリンドラム帝国の方がもっているはずだ。
国境付近へ赴くのは危険だが、場合によっては見に行ってみるのもありかもしれない。
リンドラム帝国へ渡って集める情報は、帝国の情報だけではない。交流を持っていないエリクトフ竜王国、敵国であるフランメギド魔王国。この二つの国の情報も出来る限り集めておきたい。
俺はこれからのやるべきことを頭の中でまとめながら、二人に就寝の挨拶をして部屋を後にした。
次回で日ノ本編が終わります。




