前へ目次 次へ 22/64 新たな仲間と勇者 ヴェーノの頭の中には、俺は仲間として登録してないようだ。 「あなたは一人で野宿してなさい。いや、いっそ海に帰りなさい」 どうやら人間としても登録されていないようだ。 「リリィは、今日もレイジさまと一緒に寝たいです!」 「リリスちゃん!?」 「ちょ、ちょっ、リリス!」 この女の前でそれは禁句だ。 ヴェーノを見ると、眼光が鋭く殺気を放ち始めていた。 「やっぱりあなたはここで始末しておくわ!」 「もう勘弁してくれよ……」 俺は新たな仲間から命を狙われることになった。