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おとめの夜あけ  作者: 合川明日
♯3 おとめ達
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女学生A

ゲーテ「まる算段さんだんはついた?茶番ちゃばんはこのくらいにしよう――ハイネ。もとわれ々の目的もくてきは同じはずだ」


ハイネ「大統領だいとうりょう選挙せんきょ立候補りっこうほするなら、『OZ』の大統領にでもなるのね」


おとめ「これ以上、私が魔女まじょである事の証明しょうめいは出来ません。魔法まほうも使えないのだから――ただ、私が魔女である事を証明出来る人物なら一人います」


仮面の女「――誰です、それは?」


おとめ「彼女です――貴女あなた。ね、でしょう?」


ゲーテ「ぱくが!?何故なぜ彼女が――朴!一体どういうこと?」


おとめ『朴…』


朴(走馬灯で見た少女A)「おやくに立てたらいいのですが、私に出来る事は何もありません――私にたよ時点じてんてがはずれている」


おとめ「私は貴女きじょをよく知っているわ――夜音よねの親友で、目付役めつけやく


朴「貴女、学園の――いえ、その事を知らないのは夜音くらいなものよ」


おとめ「それだけじゃない。軍需ぐんじゅ工場こうじょうきた事の真相しんそうから、『乙女画報おとめがほう』のかくし場所まで。貴女の青春せいしゅんの一ページ、見させてもらったわ」


ゲーテ「――『乙女画報』は読むなと言ったでしょう」


朴「今はもう読んでいません――でたらめを言うな。この、自主規制!」


ハイネ「軍需工場?あれは事故だったのでしょう?――貴女きじょ、何か関係かんけいが?」


ゲーテ「あれは確か、バイロンが――」


仮面の女「いやっ、ちょっ――ゴホンッ。私は、ゲーテさんの指示しじと聞いております」


ゲーテ「待って下さい、それは今関係ない。論外ろんがい


ハイネ「しかし、彼女はそれを知っている。魔法の力で見たのよ、貴女達あなたたちしか知らない何かを」


おとめ『事故って何の事?』


ハイネ『えっ?知らないの?――少し前に、学徒がくと動員どういんに使われていた軍需工場で火事が起きたの。そこではある学園の女学生達がはたらいていたのだけれど、その学園の創始者そうししゃが『雷鳥らいちょう』だった。その所為せいで火事を起こしたのは女性じょせい解放かいほう運動うんどうだとうたがわれ、『雷鳥』は警察からわれる身に…。その後、事故という事で解決かいけつはしたけれど』


ゲーテ「貴女が何を知っているというの?あの工場で一体何をさせていたのか――貴女にわかる?」


ハイネ「たしか、銃弾じゅうだんや、爆弾ばくだんなどの兵器へいきを――」


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